奈良散策 第77弾
5月3日の朝の散歩のときに撮った写真の続きです。最近は鳥の種類が増えないので、何となく植物の方にシフトしています。
上は花弁に網目状の模様があるのでアヤメ。下はキショウブ。
スイバもギシギシもまっすぐ上に伸びるのに、これはぐにゃぐにゃしています。それで撮りました。でも、葉の基部が矢じり型で茎を抱いているので、スイバみたいです。
これはアゼナルコ。
そして、これがよく見るスイバです。
それからハハコグサ。
これはギシギシですが、ギシギシにもいろいろな種類があります。「帰化&外来植物 見分け方マニュアル 950種」を見ると、ギシギシは「①結実はヒラメ顔でとげ状突起はごく短いながらも明確に並ぶ、②葉はゆるやかに波打ち、基部は緩やかな心形」とあります。
結実を拡大して見ると、側面にとげ状突起らしいものがあるものもありますが、この写真のようにないものもあります。それで、それに該当する種として、外来種のナガバギシギシがあります。解説を見ると、「①結実はヒラメ顔でとげ状突起なし、②葉は細身で、基部はくさび形。全体が強く、細かく波を打つ」とあり、この写真と似ているようです。というので、これはナガバギシギシの方ではないかと思っています。
これはノビル。
それから、ヒエガエリ。
これは栽培種だと思います。ネットで探すと、セリ科のオルレア Orlaya grandifloraに似ている感じです。
これまで雑草で覆われていた畑が耕され、こんな布がかぶせてありました。これもネットで探すと、べたがけ栽培と言われているようです。種まきの後、保温、保湿、防虫などのために不織布や寒冷紗を敷くようです。