奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

朝の散歩 梅雨の合間の鳥・トンボ撮り

2021-05-22 20:33:46 | 奈良散策
奈良散策 第96弾


雨が上がったので、5月18日の朝、散歩に出てみました。空は曇っていたのですが、雨が上がって鳥たちも嬉しかったのでしょう。あちこちで鳴き声がしていました。





普段はヨシ原の中で鳴いているオオヨシキリが電柱のてっぺんで鳴いていました。





電柱に斜めに張っているワイヤの上でも鳴いています。







最近、まったく姿を見せなくなったヒバリもこの日は姿を見せました。





稚魚を入れている養魚池では相変わらず何か植物が生えてきていました。その間でイトトンボが飛んでいました。止まったときに撮ってみると、アオモンイトトンボでした。







電線にはツバメが止まっていました。











いつものヨシ原に行くと、枝の先端でオオヨシキリが止まっていました。オオヨシキリはやはり鳴いているときに撮りたくなりますね。



いつものヨシ原の横に座って、ヨシ原やその向こうにある木に止まる鳥がいないか待っていました。この日はモズが止まりました。





こちらはヨシ原の中にいたオオヨシキリです。



それからまた、モズです。







最後は養魚池で撮った写真ですが、どうやらアオモンイトトンボではなさそうです。初め、セスジイトトンボかなと思ったのですが、どうも違うようです。セスジイトトンボと同属のクロイトトンボ、ムスジイトトンボ、オオイトトンボとの違いは青木典司著、「神戸のトンボ」に詳しく載っています。それによると、この写真の個体は、肩縫線上にわずかに淡色部があり、眼後紋が小さい、それに、顔面の模様が「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」に載っているパターンに似ているというところから、ムスジイトトンボではないかと思っています。ただ、後方から撮った写真がなく、眼後紋も後頭条もはっきりとは写っていません。確認のためにもう一度撮る必要があります。そこで、ムスジイトトンボかどうかを確かめるために、今朝、もう一度同じ場所に行ってみました。残念ながら今日は見つかりませんでした。明日の昼、もう一度行ってみたいと思います。