奈良散策 第455弾
5月18日に奈良市にある霊山寺に行ってみました。ちょうどバラ園が開いているので、様子を見に行ったのですが、ついでに境内も歩いてみました。昨日の続きです。



境内には放生池という小さな池がありました。


その脇にミズバショウが生えていました。霊山寺のHPによると、富山県の信者が1株植えたものが20株ほどに増えたそうです。もともと山地湿原で育つ植物なので奈良県では珍しいそうです。4月20日頃から咲くというので、来年は見に行こうかな。

ここから少し階段を登ると、ちょっとした広場があります。そこに行者堂がありました。


その横には重文の三重塔があります。鎌倉時代の創建だそうです。


木にこんなものが設置されていました。樹液でも取るのかなと思ったのですが、後日、春日山遊歩道を歩いた時にも見つけました。調べてみると、カシナガキクイムシのためのトラップで、カシナガトラップKMC型というそうです。被害木の近くにある健全木に仕掛けるようです。下にエタノールやフェロモンなどの誘引剤を入れて、飛んでくるカシナガを集めるという仕組みになっています。

これは境内の写真です。境内は木に覆われ、深い山の中の寺という感じでした。


バラ園は霊山寺の入り口付近にありました。200種2000株あるそうです。

これはプリンセス・ド・モナコというフランスで作られたバラです。

これは宴という日本作出のものです。



バラ園の中の様子です。見物客が写らないように撮るのが大変でした。

これはニューウェーブという日本産。

庭園風に造られています。


池で咲いていたスイレンです。




バラ園風景です。