電脳くおりあ

Anyone can say anything about anything...by Tim Berners-Lee

幼稚園から続けているサッカー教室

2004-11-23 22:20:18 | 子ども・教育
 午後1時から、日高市の総合体育場で息子が通っているスポーツクラブのサッカーの試合があった。3年生だけのチームで4チームあり、惜しくも決勝戦で、破れて2位だった。2位はこれで2回目だ。3年生になるまで、いつも最下位だった。それだけでなく、勝ったところを見たことがなかった。不思議なことに、今年から、勝てるようになったのだ。その秘密は、笑ってしまうのだが、さらに別のスポーツクラブに通っていて、毎週サッカーの試合を経験している子どもが二人ほどいるからだ。彼らが自信を持ち、他の子ども引っ張っている。勝つと親も応援に熱が入り、また子どももやる気を出す。
 私の子どもが通っているスポーツ教室では、サッカーは毎週木曜日に2時間ほど練習するだけだ。これは、幼稚園の時から始めたもので、まあ、小学校で離ればなれになっていても友だちとして止めずに頑張っている。指導員の先生を気に入り、そのために止めないようだ。私の子どもは、他のことも忙しく、サッカーはこの練習の時以外はやっていない。体は大きくいのだが、何となくゆったりとしていて、私から見るとあまり上手くないし、これからも上達しそうにない。とてもサッカー選手になれるような素質はないように思う。

 それでも、体が大きいせいか、他のことで優位に立てるものがあるせいか、いじめられもせず、それなりに頑張っている。しかし、試合を見に行く親としては、上手でないと見ていられない。私達夫婦はたいてい二人で応援に行くのだが、ほとんど声を出して応援しない。どちらかというと、冷や冷やしながら、静かに子どもの動きを追い、自分でも試合をやっているような気持ちになり、体が自然と動いてしまったりする。他のお母さんたちが、大きな声で、息子の名前を呼び、しかったり、ほめたり、指示を出したりする。時々それでとまどう子どもたちもいたりする。

 表彰式が終わると5時頃になる。既に、暗くなり、寒くなってきた。子どもにコートを渡し、車の方に向かうとき、「よく頑張ったね」と子どもをほめたら、自慢そうだった。息子は、バックを守っていたが、そして、「もう少し、ボールの方につっこんだ方がいいのではないか」と言うと、「そんなことして、抜けられたどうするの?」と反撃された。それなりに、考えてはいるのだ。私は、それ以上何も言えなくなった。代わりに、親子3人でレストランに入った。

 本当は、幼稚園でサッカー教室は終わる予定だったが、やる気のあるの子どもたちの人数が多く、それが自然と延長し、3年生になった。この調子だと、まだまだ続きそうだ。今日集まった3年生は、10人。人数的にも今後も続きそうだ。同じ幼稚園出身だが、同じ小学校に通う子どもは二人だけだ。子どもたちは、3つの小学校に通っている。親たちも、幼稚園の時が子育てでいちばん苦労したのか、友だち付き合いができていて、不思議なことに、同じ小学校に通っている親より、交流があるような気がした。考えてみたら、スポーツ教室の場合は、3年生になっても、親が子どもを迎えに行っている。そこで、彼女たちは交流を深めているらしい。

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