今市日記 ( 納豆有時心和 )

いまいちすっきりしない納豆関連情報をメインにして日々の状況を書いています。

府中の納豆屋さん「登喜和食品」へ行ってきました。

2020年08月04日 | 納豆屋さん
最近は私の住んでいる多摩地区から東の方、いわゆる東京23区方面にはほとんど行かなくなってしまいました。
向かうのはもっぱら住んでいるところよりさらに西の方になっています。
そんな状況で先日、府中市にある納豆屋さん、「登喜和食品」へ行ってきました。
覚えているでしょうか、昔、3億円事件があった府中刑務所の高い壁の見える通りを車を走らせてそれを過ぎて
ちょっと行ったところにこのお店はあります。
近くにはラグビ-が強い東芝府中の工場もあります。


このお店の1階に直営店の「大豆の里」があります。




今回は残念ながら品数がそんなに多くなく成果は1つだけでしたが、それ以上に納豆屋さんに行ってきたという
ことが私の心を和ませてくれました。




「水戸納豆」の レジェンド・・・笹沼五郎商店

2020年05月02日 | 納豆屋さん
かれこれ10年前くらいになりますが、水戸の納豆屋さん「笹沼五郎商店」に行ったことがあります。
納豆資料館があるし、もちろん納豆も直売されていて結構楽しめます。




水戸周辺はもともと小粒の大豆を作って食べていたり、自家製の納豆を作っていたそうです。
そんな中、こちらのカップ納豆にも書かれているように明治22年(1889年)にこのお店の創業しました。


創業者はこちらの笹沼清左衛門さんで水戸市柵町(現在地・三の丸3丁目)で納豆製造の事業を開始しました。


さて、この明治22年(1889年)というのは水戸にとってエポックメ-キングな年で、4月に市制施行により水戸市
となり、それに先んじて1月には水戸鉄道が開業して水戸にも鉄道の駅ができました。

そしてこの水戸駅前に開業していたいくつかの旅館が納豆を土産にすることはできないかと創業間もない笹沼五郎商店
に持ちかけ、「それならば」と藁苞に入れて売出したのが「天狗納豆」でこれが意外な好評を博し鉄道に乗って広く全
国に広がっていったそうです。

さらに、「水戸納豆」というのは特に商標登録をしていなかったので、日本全国各地の色々なメ-カ-が場所に関係な
く「水戸納豆」を名乗って販売するようになり、逆に「納豆は水戸」というイメ-ジを全国に定着させたそうです。
水戸ブランドをあまりきびしく保護・管理しなかったことが功を奏したということですね。

三鷹市にできた新しい納豆屋さん「天草納豆」へ行ってきました

2019年09月05日 | 納豆屋さん

今日、令和になってからの新しくできた納豆屋さんである、東京・三鷹市の「天草納豆」さんへ行ってきました。

三鷹の街は勤めていた会社を退職してからの一年間、月一回ではありますが毎月通っていたのである程度土地感

もあり、そんなに苦労せず見つけることができました。

今、作られている納豆はこちらの6種類。

「金」、「水」、「木」、「火」、「土」となっているので「1週間の曜日の名をつけているのですか?」と聞いて

みたら「陰陽五行思想」から取っているとのお答えでした。

私の質問がちょっと短絡的で恥ずかしかったです、確かに「日」と「月」はありません。

また、「何故、天草納豆という名前なんですか?」と聞いてみると「店主は東京出身なのですがル―ツをたどっていくと

天草にたどり着いたので天草納豆にした」とのこと。

さらに納豆製造の修行は群馬の納豆屋さんで行っていたそうです。

いずれにせよ、令和元年の5月3日に新しくできた納豆屋さんで多分今現在最も新しい納豆メ―カ-ではないかと思います。

ぜひとも頑張ってほしいと思います。

以上、お話は奥様に伺ってきました。

 


高萩市高萩1丁目1番地の納豆屋さんへいざ!

2018年04月13日 | 納豆屋さん
北茨城への飲み会旅行からの帰り茨城県の高萩で他の3人と別れ途中下車しました。
折角なのでちょっと高萩の納豆屋さんへ寄ってこようと思ったわけです。


高萩駅前にはこの町の出身で江戸時代中期の地理学者、長久保赤水の銅像が建っています。


さて、ここから高萩市高萩1丁目1番地を目指して出発です。
住所からいうと高萩駅のすぐ近くかと思っていたのですが駅から結構歩きました。

しばらく歩いてやっと案内の看板が見えてきてほっとしました。


やっと着きました。
高萩市高萩1丁目1番地にある宝来森田利雄商店です。
そしてこのお店のブランド名が『宝来納豆』です。
この日は日曜日だったのですが納豆屋さんの場合、日曜日はお休みのケ-スが多いと思って
いたのですがこちらのお店はやっていました、よかったです。


昭和6年創業ですから90年近い歴史を持つ老舗です。


納豆は4種類あってお土産セットも用意されていました。
500円、1000円、2000円の3種類あるようですが私はしょぼく500円のセットを
買ってきちゃいました。




このお店の代表は女性の森田恭代さん、お話を聞くと娘さんとお二人でやられているそうです
が娘さんは主に配送の方を担当されているそうですから製造全般は一人でやられていることに
なります。


納豆工房せんだい屋池尻大橋店へ行ってきました

2018年01月12日 | 納豆屋さん
先日、ちょっと行きたくなって山梨県笛吹市石和町の納豆屋さん納豆工房せんだい屋の
池尻大橋店へふらっと行ってきました。
東京にある納豆の販売店ですね、あと下北沢と高円寺にもあるようです。


このお店の売りは何といっても納豆の自動販売機、これも健在です。


さて、こちらの納豆屋さんは過去何度もいくつかの納豆で全国納豆鑑評会で受賞されてい
る優秀な納豆屋さんで、このお店にもその受賞盾が置かれています。




このお店の納豆棚はこちらです。




今回は私の見た限りでは「これは!」というような新商品はなかったように思いますが
いつも十分に目の保養をさせてくれます。

いくつか納豆を買ってきました。
また楽しからずや、でございます。

府中の納豆屋さん、登喜和食品へ行ってきました

2017年08月21日 | 納豆屋さん
先日府中の納豆屋さん、登喜和食品へ行ってきました。
あの三億円事件のあった府中刑務所や東芝府中のすぐ近くです。


こちらが納豆直売所の「大豆の里」です。
以前は2階で「厨(くりや)」という蕎麦屋をやっていましたが今は府中駅の
近くに移転したようです。


さて、こちらが全体像です。
あまり多くは入っていませんが、なにしろここは納豆製造所ですから頼めばど
うにでもなります。


もう少し細かく見てみましょう。
これが右側です。
ス-パ-やデパ地下でよく見るこのお店の主力商品が並んでいます。


次は中央部。
「登」と「喜」と「和」の三角納豆やカップ納豆があります。


こちらが左側です。
テンペやふだんス-パ-やデパ地下では見かけないような納豆もありました。


いくつか買ってきてしまいました。

iyの納豆棚から思ったこと

2017年05月31日 | 納豆屋さん
こちらは近所にあるiyの本日の納豆棚の様子です。
少し品揃えが変わりました。
今までなかった神奈川のカジノヤや栃木のこいしやの新商品そして秋田のヤマ
ダフ-ズの最近の納豆が新たに並びました。


しかし新たに並ぶ納豆があれば逆に姿を消していく納豆も当然あります。
こちらは2016年10月の同じ近所のiyの納豆棚です。

麦トロ納豆が2種類並んでいますがちょうど納豆ラベルがリニュ-アルの時期で
たまたま変更前後のものが2種類並んでいました。

こちらがリニュ-アル後のものです。
神奈川伊勢原市の納豆屋さん大山豆腐の「むぎとろ納豆」ですね。


この納豆は近所のiyにはずっと並んでいた納豆でしたが年明けくらいからでしょ
うか、iyの納豆棚から姿を消してしまいました。
漠然と「おかしいな?」とは思っていましたがようやく理由がわかりました。

残念ながら大山豆腐は今年3月で破産がほぼ確定したようです。
設立は昭和60年11月でした。


残念です・・・。

北海道音更町・渡部食品

2017年04月25日 | 納豆屋さん
私が廻った音更の納豆屋さんの最後、3軒目は渡部食品です。




お店の中に入ってみました。




こちらが納豆です。


ご主人がおられました。
日向発酵食品さんや更葉園、あと途中に寄ったス-パ-で買った納豆の入ったレジ
袋を持っていたせいもあるでしょうがお店に入っていくなりご主人に私が納豆ラベ
ルコレクタ-であることを見破られました。






実に魅力的なご主人です。
(横におられるのは娘さんです)


息子さんから今時こんなラベルではだめだ、と言われているそうです。
(私は息子さんに反発したいですが・・・)
納豆はこちらの5種類です。


こちら渡部食品さんはもともとは醤油や味噌の醸造からスタ-トしたお店だと言わ
れていました。
で、こちらも買ってきました、食べるのが楽しみです。




北海道音更町・更葉園

2017年04月24日 | 納豆屋さん
音更の納豆屋さんの2軒目は更葉園です。






こちらが作業所ですね、納豆を作っているのもこちらでしょう。




私が行ったのは同じ敷地内にあって納豆などの販売や軽食などをだしてくれる
こちらのお店「おとぷけ通り」です。




もちろん納豆もありました。


ここのカップ納豆は2011年2月の第16回全国納豆鑑評会で特別賞の「北
海道知事賞」を受賞しています。


ちょうどお昼ころでここでは軽食も作ってくれるので昼食を食べてきました。
こちらがメニュ-です。


もちろん納豆パスタセットを頼みました。
おいしかったです。



北海道音更町・日向醗酵食品

2017年04月23日 | 納豆屋さん
今回帯広に法事で行きましたが法事が行われる2日前に行って音更の納豆屋
を数件回ってみました。
まず行ったのが日向醗酵食品さんです。
帯広駅前のバスタ-ミナルからバスに乗って木野大通14丁目で下車。
音更町工業団地入口です、下から3番目に書かれていました。


中に入っていくと残雪がまだ残っています。


もう少し歩いていくとついに見えてきました。
かなり広い敷地です。






こちらが日向醗酵食品さんの事務所です。


中には3人の女性の方が執務中で一番近くにおられた方に「納豆下さい」とお
願いしてわけてもらってきました。

納豆は改めて紹介したいと思います。

帯広に来ました

2017年04月21日 | 納豆屋さん
親戚の法事があり北海道の帯広に来ました。

めったに行けるところではないので少し早めに帯広に向かい今日は一日フリ-
タイムにしました。


どうしようかな、と色々考えてみましたが結局今回は音更に遠征してみること
にしました。
何か私の古い頭の中では帯広と音更はJRの鉄道でつなががっているような感
覚があったのですが現実にはとっくの昔に鉄道はなくなっていたのですね。

音更駅の跡地は今こんなのが立てられていて公園のようになっていました。




そしてこんなのも飾られていました。




さて、今回私が音更の町に行って回ってきたの以下の3つの納豆屋さんでした。
当初4つの納豆屋さんを予定していましたが3つの納豆屋さんを回ってる中で一
つの納豆屋さんが廃業していることが判明し残念ながら3つになってしまいまし
た。









タカノフ-ズ納豆博物館

2017年03月15日 | 納豆屋さん
茨城県・小美玉のおかめ納豆の工場内にある直売所の奥にはタカノフ-ズの
納豆博物館があります。




納豆の起源。


納豆の秘密。




世界の大豆発酵食品、ネパ-ル、日本、インドネシアを結んだ納豆トライアン
グルなんていう言葉もありますね。


納豆の容器の変遷もわかります。


ほかにも色々な情報がありましたが私が最も反応を示したのがこちらのおかめ
納豆のラベルの変遷です。

1970年代


1980年代


1990年代前半


1990年代後半


2000年代


もう、よだれがしたり落ちてしまいました。

茨城県・小美玉のおかめ納豆の直売所へ行ってきました

2017年03月14日 | 納豆屋さん
先日、あるス-パ-の雑誌コ-ナ-でなにげなく「日帰りで行ける関東のドラ
イブコ-ス」というような雑誌をぺらぺらとめくっていたら偶然ですがおかめ
納豆の工場見学コ-スが掲載されていました。

工場見学は事前予約が必要とか所要時間90分かかるとか、写真撮影禁止とか
であまり魅力は感じなかったのですがここの納豆直売所でのみ販売されている
定番納豆の変わり種にすっかり反応してしまって「思い立ったら吉日」という
ことで今日行ってきました。






納豆博物館や直売所はこちらです。


もうちょっとカメラを近づけてみましょう。


そしてこれがおかめ納豆の直売所の納豆棚です。


みなおかめ納豆の定番納豆のようですが実はこの直売所でしか販売されていない
定番納豆の変わり種納豆が一つありました。



池尻大橋・せんだい屋の納豆棚

2017年01月20日 | 納豆屋さん
今日は池尻大橋にある山梨の納豆屋さん、せんだい屋の納豆棚です。

右側に納豆棚があって、左側の奥が食堂になっています。

さて、このお店の納豆棚はこちらです。



たくさんの種類の納豆が並んでいます。
トレ-とか、紙パックとか、カップとかわら納豆とか三角納豆とかすごい数
です。
一つの納豆メ-カ-でこれだけの種類の納豆を出しているのはなかなかない
ですね。

こんな中で今回は私が確実に持っていない、と思った下の納豆を買ってきて
みました。
まずは「わらつと納豆」の大粒と小粒、俵納豆ですね。


もうひとつは「あけぼの大豆納豆」、これは全く初めて見る納豆です。
あけぼの大豆というのもあまり聞きなれない品種の大豆です。



浜松の街は盛り上がっていましたが・・・

2016年12月30日 | 納豆屋さん
今日も富士山はよく見えました。
下のほうにちょっと雲がかかってはいましたがなかなかの見栄えです。


さて、先日ふと思いたってで浜松へ行ってきました。


浜松の街は盛り上がっていました。
来年、平成29年NHKの大河ドラマで柴咲コウ主演の「おんな城主 直虎」
の井伊直虎のゆかりの地なんですね。


タクシ-もこんなラッピングがついちゃってます。


ビ-ルもすでにこんなのが出ています。


私も帰りの電車の中で一人で乾杯してきました。


ところで、浜松の街は井伊直虎で大変盛り上がっていましたが私は浜松の街で
大変落ち込んでしまいました。
原因はこのシャッタ-の降りている建物にあります。


郵便受けにはこんな社名が書かれています。


そう、あの浜松の納豆屋さん丸紅食品の工場です。
この日は月曜日でしたがシャッタ-が降りていてピンポ-ンを何度鳴らしても
全く反応なし。

今年11月に行われた「実りのフェスティバル」には「健康納豆」を出品して
いたので店じまいしているとは思いづらいのですが・・・。

残念ながら今回の浜松遠征で丸紅食品の納豆は入手できませんでした。