水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

今年の観劇納めは最高の終わり方、舞音/GOLDEN JAZZ

2015-12-13 | 月組
月担の方に誘っていただき、「舞音/GOLDEN JAZZ」やっと観ることが出来ました
my初日&my楽です
そして、ぬあんと!ヅカ堕ちして以来、初の、夢のような体験をさせて頂きました~

最前列センター

ホンットに有難うございます
こんな日が来るとは思わなかった~(1列は5年ほど前に、サブセンに一度だけ座ったことがあります)
嬉しすぎて頭の中、吹っ飛びました
ほぼ内容無い感想ですが、ネタバレあると思います









お芝居の舞音。原作を読んだことも、あさこさん(瀬奈じゅん)のバウも見てなかったのですが、
マノンがファム・フアタールというのは聞いたことがあって、苦手かもと思ってました
でも、ちゃぴ(愛希れいか)のマノンは、確かにシャルルに身の破滅をもたらすんですが、
“悪女”とは違うかなぁ。ピュアな心を持ってました。
宝石や美しいドレスや贅沢なくらしが好きで、男達にチヤホヤされて賑やかにすごすのが好きだけど
ただ彼女は貧困や飢えに対する恐怖と、常に真実の愛を探し求めていただけなんだよな、って思いました。

そしてシャルルは彼女に振り回されて怒ったりもするんだけど、彼女をあきらめることが出来ずに堕ちていく。
葛藤の中でマノンに対する理解や、母国フランスにいる時は知る由もなかった、当時のベトナム社会の現実。
支配するフランス人と、搾取されるベトナム人を知って、彼は母国に銃を向ける。
もしかしたらシャルルは、マノンを愛さなくても最終的に同じ行動を取ったんじゃないかと思いました。
シャルルってニュートラルな人なんでしょうね。だから現地人とのハーフであるマノンに恋をした。

景子先生の大劇場作品としては、久々に好きな作品じゃなかろうか
終わり方は悲劇だし、その後シャルルはどうなるの?っていうか、大変な人生が待ち受けていそうだけど
世間知らずのエリートのぼんぼんが、自分で選び取った結果を後悔してないところがイイと思いました。

あさこさんのバウを見たことのある人によると、舞台がベトナムになってるだけでなく
お話自体かなり変わっていて、マノン・レスコーとは別物、だそうです。
まさおくん(龍真咲)の台詞回しや歌は、クセが強くてチョッと苦手だけれど、
それもあんまり気になりませんでした


ショーはですね、楽しすぎて記憶がないです目の前がキラキラで
まさちゃぴと、としちゃん(宇月颯)あーさ(朝美絢)ゆりやん(紫門ゆりや)を見るのに大忙しで
マジで、1回観とけば良かったと後悔しました


お芝居は好き嫌いがあるかもしれませんが、ショーはホンットに楽しいのでお薦めです
東京公演、まだチケットあるみたいなので、今のうちですよ(劇団の回し者じゃありません
コメント
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