「はいからさんが通る」観てきました

すっごい楽しかった~
もう1回観たい



でもチケットは無い
んだなぁ
ネタバレあり、若干辛口かも
グチ多め、かな

全7巻、ものすご~く上手くまとめてますね、流石なおこ(小柳菜穂子)絶好調!マンガの舞台化はまかせろ!って感じで、劇団の信頼も厚い
だがしかし、時間が足り~ん
DCで2幕ものなら、1幕の終わりは少尉が死ぬとこか、お葬式のシーン。
そして2幕は紅緒さんの就活とミハイロフ侯爵とラリサの来日から、ってなるのは仕方ない。
だって主役は少尉だから
でもそれだと冬星さんが~
冬星さんの出番はほぼ2幕だけじゃん
観劇できることになって、急いで図書館から原作借りてきて読み直しました、ン十年ぶりに
大好きだった作品ですが、忘れてた部分も結構あって。そして少尉がシベリアで死んだことになるのは2巻だったんです
すると冬星さんの出番は5巻分もあるやん
と期待してしまったのですが
主役と舞台の構成上、やっぱりそれは無理だったんですね
つまり、「はいからさん」の舞台に対する不満の大部分は、ちなつちゃん(鳳月杏)をもっと出せ~
ってことですな

それにこれ、やっぱり大劇場一本物で演ってほしかったわ。かれーくん(柚香光)主演で往年の名作少女マンガの舞台化、
ってなると超チケ難になるのはわかりきってます。役も多いし、エピソードももう少し入れられるだろうし。
時間がないのでフィナーレも無く、それでもツメツメで、場面がバタバタして余裕がなかったのが残念。
セットの使い方も工夫して頑張ってましたが、見てるとやっぱり、ここで盆があればとか、ここはセリ上がりでとか、
考えてしまうんですよね
大劇場に比べて奥行きもないし、人も少ないし。
演目の内容からしたら、ホントは「ポーの一族」とハコの大きさは逆であるべきなんだと思います。無理な話ですが。
それでもホントに超
楽しかった
キャストはみんなハマってましたし。
これ、かれーくんがトップになったら是非
大劇場で再演してほしいです

ただね~、心配なことはあります。
それは、かれーくんがこの時点で、これ以上無いくらいピッタリな役に出会ってしまったこと。
そしてファンの間で熱狂的に盛り上がったことで、劇団が(もしかしたら、かれーくん本人も)勘違いしてしまうんじゃないか、ということ。
みりおちゃん(明日海りお)の窶れ方は、ファンでなくとも心配になるくらいです
そろそろ限界なんじゃないかと思ってしまいます…。
かれーくんファンは元々多いですが、「はいからさん」の成功で、劇団は自信を深めたんじゃないですかね。
なにしろチギ太くん(早霧せいな)という大成功事例がありますから

チギ太くんも類い稀なる美貌を持つ、でもお歌に難アリなトップでした。トップは無理なんじゃないかと思ってたくらいです
でも、だからか劇団は、というか雪Pか?売り方にチエを絞りました。そうだ2次元で攻めよう
と。
結果は大成功~



じゃ、かれーくんもこの手で攻められるやん、ってわけです
ただね、圧倒的に違うことが一つあります。それは演技力。
チギ太くんの相手役、みゆ(咲妃みゆ)は宝塚の北島マヤと称されるくらい、憑依型の素晴らしい役者でした。
でもチギ太くんも、シリアスなものからコメディーまで、幅広く出来る素晴らしい役者でした。
その片鱗は宙組の下級生時代からありましたね。
トップになってからの作品が、2次元原作物と、日本物、それもコメディタッチのものに偏ってしまったのは、ホントに残念でした。
かれーくんについては、音校の卒業式をニュースで見た周囲のヅカヲタたちが、大騒ぎしてたのを今でもよく覚えています
舞台上で、かれーくんを認識したのは「Victorian Jazz」で、正直椅子から転げ落ちそうになりました

まず発声が悪すぎましたし
しかもかなりな大根


出てくる度に場面を壊す、いわゆるクラッシャー
オイオイ、と思いましたよ~
ちょっとヘタレでおバカな皇太子、という笑いで誤魔化せる役だったのが幸いでしたけどね
でもそれからの役作りが、笑える方に流れがちなのが気になります。
その頃に比べたら、格段に発声が良くなって、歌も安定してきたと思います
上手いとは言いませんよ
お芝居も良くなったといえば、良くなったんだけど。正直まだまだだな、と思います。
なんだか硬いんですよね。台詞もですが、身体も。抑揚というか、メリハリに欠けるのかな
劇団内でも、トップクラスのダンサーなので、身体能力はかなりのものだと思うんですが
役者って二通りいる、ってよく言われます。役に自分を近付ける役者と、役を自分に近付ける役者。
かれーくんは後者だと思います。それはそれで、悪いことではないです。役者本人に華と魅力があれば。
ただ何を演っても、かれーくんにしか見えない、ってことになりがちだし、どうしてもキャラじゃない、って役が来た時。
キャラは合ってても、繊細で複雑な演技が必要な役が来たら、どうするの?って思ってしまいます。
演出家も、なおこやイケコ氏みたいに、宛て書きが上手い演出家ばかりじゃないですからね~
もう少し引き出しを増やさないと、どうにもならないんじゃないでしょうかね
まぁそこは、劇団と花Pの腕の見せ所、ってことになるんでしょうが。
はいからさんはキャストがみんなハマってて、しかも上手い子ばかりでした(モブの下級生は除きます
)
それだけに、ビジュアルのハマリっぷりがすごかった、かれーくんと、はなちゃん(華優希)の拙さが目につきました
周りの上手さで、真ん中の下級生二人をガッチリ支えて成立してる作品だなと思います。
脚本と演出でもカバーしてたので、そう言う意味でも、なおこGJ
でした
はなちゃん。宝塚において、可愛いは正義


舞台上の共演者も、客席も、メロメロにしてしまう、その可愛さは素晴らしいです
お芝居も下手ではない。上手いとも言いませんが
その一生懸命さと、いっぱいいっぱい感が紅緒役に合ってたと思います
けれど、お歌は発声の基礎から頑張らないとね
声は良いと思うので。
新公ヒロからの、急な抜擢だったので、大変だったと思いますが。
可愛くてヒロイン力はあるのだから、上に上がる為には、もう少しなんとかしないと、勿体ないことになってしまうかも
頑張って


すっごい楽しかった~






でもチケットは無い


ネタバレあり、若干辛口かも



全7巻、ものすご~く上手くまとめてますね、流石なおこ(小柳菜穂子)絶好調!マンガの舞台化はまかせろ!って感じで、劇団の信頼も厚い

だがしかし、時間が足り~ん

そして2幕は紅緒さんの就活とミハイロフ侯爵とラリサの来日から、ってなるのは仕方ない。
だって主役は少尉だから

でもそれだと冬星さんが~


観劇できることになって、急いで図書館から原作借りてきて読み直しました、ン十年ぶりに

大好きだった作品ですが、忘れてた部分も結構あって。そして少尉がシベリアで死んだことになるのは2巻だったんです

すると冬星さんの出番は5巻分もあるやん



主役と舞台の構成上、やっぱりそれは無理だったんですね

つまり、「はいからさん」の舞台に対する不満の大部分は、ちなつちゃん(鳳月杏)をもっと出せ~




それにこれ、やっぱり大劇場一本物で演ってほしかったわ。かれーくん(柚香光)主演で往年の名作少女マンガの舞台化、
ってなると超チケ難になるのはわかりきってます。役も多いし、エピソードももう少し入れられるだろうし。
時間がないのでフィナーレも無く、それでもツメツメで、場面がバタバタして余裕がなかったのが残念。
セットの使い方も工夫して頑張ってましたが、見てるとやっぱり、ここで盆があればとか、ここはセリ上がりでとか、
考えてしまうんですよね

演目の内容からしたら、ホントは「ポーの一族」とハコの大きさは逆であるべきなんだと思います。無理な話ですが。
それでもホントに超



これ、かれーくんがトップになったら是非



ただね~、心配なことはあります。
それは、かれーくんがこの時点で、これ以上無いくらいピッタリな役に出会ってしまったこと。
そしてファンの間で熱狂的に盛り上がったことで、劇団が(もしかしたら、かれーくん本人も)勘違いしてしまうんじゃないか、ということ。
みりおちゃん(明日海りお)の窶れ方は、ファンでなくとも心配になるくらいです

そろそろ限界なんじゃないかと思ってしまいます…。
かれーくんファンは元々多いですが、「はいからさん」の成功で、劇団は自信を深めたんじゃないですかね。
なにしろチギ太くん(早霧せいな)という大成功事例がありますから


チギ太くんも類い稀なる美貌を持つ、でもお歌に難アリなトップでした。トップは無理なんじゃないかと思ってたくらいです

でも、だからか劇団は、というか雪Pか?売り方にチエを絞りました。そうだ2次元で攻めよう

結果は大成功~




じゃ、かれーくんもこの手で攻められるやん、ってわけです

ただね、圧倒的に違うことが一つあります。それは演技力。
チギ太くんの相手役、みゆ(咲妃みゆ)は宝塚の北島マヤと称されるくらい、憑依型の素晴らしい役者でした。
でもチギ太くんも、シリアスなものからコメディーまで、幅広く出来る素晴らしい役者でした。
その片鱗は宙組の下級生時代からありましたね。
トップになってからの作品が、2次元原作物と、日本物、それもコメディタッチのものに偏ってしまったのは、ホントに残念でした。
かれーくんについては、音校の卒業式をニュースで見た周囲のヅカヲタたちが、大騒ぎしてたのを今でもよく覚えています

舞台上で、かれーくんを認識したのは「Victorian Jazz」で、正直椅子から転げ落ちそうになりました


まず発声が悪すぎましたし




出てくる度に場面を壊す、いわゆるクラッシャー


ちょっとヘタレでおバカな皇太子、という笑いで誤魔化せる役だったのが幸いでしたけどね

でもそれからの役作りが、笑える方に流れがちなのが気になります。
その頃に比べたら、格段に発声が良くなって、歌も安定してきたと思います


お芝居も良くなったといえば、良くなったんだけど。正直まだまだだな、と思います。
なんだか硬いんですよね。台詞もですが、身体も。抑揚というか、メリハリに欠けるのかな

劇団内でも、トップクラスのダンサーなので、身体能力はかなりのものだと思うんですが

役者って二通りいる、ってよく言われます。役に自分を近付ける役者と、役を自分に近付ける役者。
かれーくんは後者だと思います。それはそれで、悪いことではないです。役者本人に華と魅力があれば。
ただ何を演っても、かれーくんにしか見えない、ってことになりがちだし、どうしてもキャラじゃない、って役が来た時。
キャラは合ってても、繊細で複雑な演技が必要な役が来たら、どうするの?って思ってしまいます。
演出家も、なおこやイケコ氏みたいに、宛て書きが上手い演出家ばかりじゃないですからね~

もう少し引き出しを増やさないと、どうにもならないんじゃないでしょうかね

まぁそこは、劇団と花Pの腕の見せ所、ってことになるんでしょうが。
はいからさんはキャストがみんなハマってて、しかも上手い子ばかりでした(モブの下級生は除きます

それだけに、ビジュアルのハマリっぷりがすごかった、かれーくんと、はなちゃん(華優希)の拙さが目につきました

周りの上手さで、真ん中の下級生二人をガッチリ支えて成立してる作品だなと思います。
脚本と演出でもカバーしてたので、そう言う意味でも、なおこGJ


はなちゃん。宝塚において、可愛いは正義



舞台上の共演者も、客席も、メロメロにしてしまう、その可愛さは素晴らしいです

お芝居も下手ではない。上手いとも言いませんが

その一生懸命さと、いっぱいいっぱい感が紅緒役に合ってたと思います

けれど、お歌は発声の基礎から頑張らないとね

新公ヒロからの、急な抜擢だったので、大変だったと思いますが。
可愛くてヒロイン力はあるのだから、上に上がる為には、もう少しなんとかしないと、勿体ないことになってしまうかも

頑張って

