水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

映画「刀剣乱舞-継承」

2020-07-19 | 鈴木拡樹

花組のmy初日はもう少し先なので、その前に映画「刀剣乱舞」の感想を。

来週日テレプラスさんで放送あるんですが、映画館でリバイバル上映してたので行ってきました

生の舞台はご贔屓様と同じ空間を共有出来て、なんならご贔屓様だけを見続けることもできちゃうのが楽しいのですが

映画もいいですよね~

折角映画館の大スクリーンで見れるチャンスがあるんですから、見ない手は無い!っというわけで

 

 

すごく面白かったですいいホンだったなぁ宝塚の脚本家にスカウトしたいくらい丁度100分でしたし。

舞台の刀剣乱舞と基本同じ世界観ですが、違う本丸が舞台っていうことのようでした。

まあ元がゲームだからってのもありますが、本丸の数だけ審神者がいて、刀剣男士もそれぞれいることになるのかな

歴史を修正しようとする敵を倒すのが目的ですが、そのために時代を自由に行き来できちゃうわけで

そうなるとパラレルワールドが無限に存在することになっちゃう?って考え出すと頭が混乱するので深くは考えないようにします

 

 

本能寺の変の改変を阻止しようとする話ですけど、一番感心したのは信長が本能寺を脱出して安土城へ行くくだり。

エ、これどうなるの?こんなことしたら歴史変わっちゃうやんと思ってたら、見事にやられました

いいなぁ~、こういうの大好き

 

 

そうですね、現在わかってることが史実の全てでは無いし、間違いもありますし、

勝てば官軍ですからその時々の支配者に忖度して歴史を歪めることは、現代でもありますからね

大河ドラマとかで「そんなことは史実に無い」「史実では無い」とよく史実厨のオッサンたちが文句言うのにイライラするんですよ

「うるさい史実なんてわかってることの方が少ないわウソも間違いもあるんやからエエやん」ってなります

 

 

歴史にロマンが無かったらつまらないじゃないですか

年表みたいな授業しかやらないから歴史嫌いが生まれるのよ。

歴史はファンタジーだ~と昔から思ってる人間なので(一応大学は史学科だったんですけどね

 

 

その、実は正しい歴史を体現する信長の山本耕史さんと、秀吉の八嶋智人さんがさすがでした締まるなぁ。

 

 

でもラストは反則でしょう。

新しい主に刀剣男士たちメロッメロだし

三日月様のところにトコトコきて後ろから首に抱きつくとか、アカンやろ~

その瞬間の三日月様の表情にやられました

 

 

来年新作が制作されるそうですが、この本丸の続きの話になるのか、また別の本丸の話になるのか、どうなるんでしょうね。

楽しみではありますが。

 

 

映画の方が特撮ヒーロー物感が増すのがちょっと面白かったです。

傷ついてボロボロになった三日月様が、主から貰った薬を飲んで一瞬で元気になっちゃったからっていうのもあるかな

CGとか映像の技術が凄く進歩してて、違和感無く綺麗で凄いな、とも思いましたけど。

 

 

そう言えば映画が始まる前の、映画泥棒も刀剣男士とコラボしてて楽しかったです。

と思ってたら監督が同じ方だったんですね。知りませんでした。

映画泥棒の新作も公開されてるそうで、次に行くときに見るのが楽しみだわ

コメント
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