水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

A-EN(暁ver.)

2015-09-22 | 月組
行ってきました。
なんか客席が妙にオジサマ率が高かったのは、ありちゃん(暁千星)のお父さんつながり?ですかね

ちょっと辛口ですそれでもよろしければ、どうぞ




感想は一言でいうと、「ワークショップだった」です
勿論、お客からお金を取れるクォリティには、ちゃんとなってましたけどね
そういう意味では、よく頑張ったな、と思います(何様
本公演と同じく、お芝居とショーの二本立て。それを研7の95期以上は5人しかいない、
全員数えても20人しかいない中で、ここまでやるのはさぞかし大変だったろうな、と思います。

お芝居もショーも、若さで押し切ってるって感じですね
とんでもなく大根とか、とんでもなく音痴、とかはいなかったようです
若い才能が、キラキラしてるのを見るのは楽しかったです
でも歌もダンスも、あーさver.に比べればまだまだパワー、というかオーラが足りてない気が。
宝塚オーラが足りてない???男役度、女役度が足りてないってことかな
なんというか、外部の公演を観てる気がしました。上手いし、ほぼプロなんだけどプロじゃない、みたいな

それが一番現れてたのが、ありちゃんで
ダンスはホントに、ちえちゃん(柚希礼音)の再来か、ってくらい素晴らしい
あれだけ踊れたら、そりゃあ振り付けの先生も楽しかろう
歌も椅子から転げ落ちるようなことは、ほぼ無かったし、お芝居も大根、ってほどじゃない。
でも、まだ男役じゃない
丸顔童顔だから、損してるところもあるでしょうね。
(雪組の、さきちゃん(彩風咲奈)や、星組の、まこっちゃん(礼真琴)を思い出しました
男役としての振りが付いているところは、まぁいいけど、そうでないところでは、
女の子な地がポロッと出てました

野口先生は研4の、まだまだ男役としては未熟な、ありちゃんだからアリエルのような役を振ったんだとは思います。
でもそれって結果的に、ありちゃんの為になったんだろうか?と疑問に思いました。
舞台の真ん中に立ったからこそ、得られたことは沢山あったと思いますが、
普通の若者の役を宛てた方が、男役として学べたことが、もっとあったんじゃないのかな

ショーで、茶系の衣装の男女が椅子を使って踊る、アダルトな場面。
みんな相当背伸びして頑張ってましたそこへ白のスーツに白の帽子の、ありちゃん登場
爽やかすぎるというか、お子ちゃまっぽいというか…幼稚園児が大人の真似をしているように見えた(ヒドッ
丸顔童顔の男役が、爽やかな若い男性の役を演ると(ロミオとかね)、意図する以上に若くなりすぎる。
つまりお子ちゃまになるか、女の子が出ちゃうかしがちなので、注意しないとね

ありちゃんには、目標とする男役はいるんだろうか?とちょっと聞いてみたくなりました
(パッと見た感じ、マリコさん(麻路さき)に似てるなって思うところがありましたが。)
まだ色が付いてない真っ白な、ありちゃん。色気無し、目線の鋭さも無く、あいまい。
男役度はかなり低いので、どんな男役が自分に向いているのか、常に意識して頑張ってほしいです

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