少し前になりますが、新源氏行ってきました
平日も毎日立ち見が出てるみたいで、凄いですね
観光シーズンで、団体さんや修学旅行生も多いみたい。
だけどいいのかね?って、ちょっと思いましたよ
大昔、高校の国語の先生が、源氏物語について「平安時代のエロ本です」って言ってたのを思い出しました
そうだよね~
雨夜の品定めの後、いきなり義母に関係を迫る光君の場面だもんな。
って書くと身も蓋もないかんじ
更に若紫をかっさらっちゃうし
現代だったら、完全に犯罪やん
みりおくん(明日海りお)が「(源氏を)ただの女たらしにしないようにしないと」って言ってましたが、
ただの女たらしではないと思うし
悪い人じゃないのもわかる。
一度関わった女は最後まで面倒みるところ、は誠実と言えばいえるかもだし
(色男なのに、金も力もあるなんて、ずるいでしょ
)
でも、やっぱり女たらしだよね
みりおくんだったら許せる、って思ってしまうので、
当時、本当に光君みたいな人がいたら、許せたのかな
う~ん、それでも私は宇治十帖の薫君派だな
与謝野晶子訳の源氏物語を読んだのは、中学生くらいで、自分じゃ結構大人のつもりだったんだろうけど
当たり前だけどガキだったから、余計に源氏君が好きになれなくて
今読み直したら、もっと違った見方が出来るんじゃないかと思うけど、
昔貼ったレッテルが、今もいきてて読む気になれないんですよね
長いし
なんだか源氏君に対する解釈、というか感情が、中学生当時と大して変わってないのが
微妙に残念な気もするんだけど
どうしようもないです。
チョンパで始まる平安絵巻はは本当に美しくて、あの長大な話をコンパクトにドラマチックに
上手くまとめてて、柴田先生さすがです
ちょっと曲とかが古くさい感じはしたけど

でも田辺さんの新源氏、って原作とどのくらい違うんだろう?
舞台では桐壺帝は、藤壺が産んだ子どもが光君の子だと知っていて、
そして許してもいなかった、と源氏君が恐れ戦いてましたが。
原作では単純に因果応報的巡り合わせに、打ちのめされてたような気がするんだけど
娘役にも沢山役があって、しかもドンピシャなキャスティングは、たっくん(大野拓史)さすがです
その中でも一番は、かれーくん(柚香光)かな
人外の役が超似合う、かれーくんですが
それは日本物でも女役でも関係なかったですね
生き霊になった六条御息所は、言うまでもなく素晴らしかったです
でも、そうなる前の、源氏に恋いこがれる御息所も素敵でした
かれーくんは、歌も良くなってる気がしました
発声が安定してきたのか、無理に張り上げようとしなくなったせいなのかはわかりませんが。
まぁ上手いとは、到底言えないレベルですが、聴けるようになってきたのは、喜ばしいことです

このお芝居は役が多いので、みんな出番がすごくある、ってわけじゃないですが、
それぞれ印象に残るので、わりと満足感があるのがイイですね

平日も毎日立ち見が出てるみたいで、凄いですね

観光シーズンで、団体さんや修学旅行生も多いみたい。
だけどいいのかね?って、ちょっと思いましたよ

大昔、高校の国語の先生が、源氏物語について「平安時代のエロ本です」って言ってたのを思い出しました

そうだよね~

って書くと身も蓋もないかんじ



現代だったら、完全に犯罪やん

みりおくん(明日海りお)が「(源氏を)ただの女たらしにしないようにしないと」って言ってましたが、
ただの女たらしではないと思うし


一度関わった女は最後まで面倒みるところ、は誠実と言えばいえるかもだし

(色男なのに、金も力もあるなんて、ずるいでしょ

でも、やっぱり女たらしだよね

当時、本当に光君みたいな人がいたら、許せたのかな

う~ん、それでも私は宇治十帖の薫君派だな

与謝野晶子訳の源氏物語を読んだのは、中学生くらいで、自分じゃ結構大人のつもりだったんだろうけど

当たり前だけどガキだったから、余計に源氏君が好きになれなくて

今読み直したら、もっと違った見方が出来るんじゃないかと思うけど、
昔貼ったレッテルが、今もいきてて読む気になれないんですよね


なんだか源氏君に対する解釈、というか感情が、中学生当時と大して変わってないのが
微妙に残念な気もするんだけど

チョンパで始まる平安絵巻はは本当に美しくて、あの長大な話をコンパクトにドラマチックに
上手くまとめてて、柴田先生さすがです



でも田辺さんの新源氏、って原作とどのくらい違うんだろう?

舞台では桐壺帝は、藤壺が産んだ子どもが光君の子だと知っていて、
そして許してもいなかった、と源氏君が恐れ戦いてましたが。
原作では単純に因果応報的巡り合わせに、打ちのめされてたような気がするんだけど

娘役にも沢山役があって、しかもドンピシャなキャスティングは、たっくん(大野拓史)さすがです

その中でも一番は、かれーくん(柚香光)かな

人外の役が超似合う、かれーくんですが


生き霊になった六条御息所は、言うまでもなく素晴らしかったです

でも、そうなる前の、源氏に恋いこがれる御息所も素敵でした

かれーくんは、歌も良くなってる気がしました

発声が安定してきたのか、無理に張り上げようとしなくなったせいなのかはわかりませんが。
まぁ上手いとは、到底言えないレベルですが、聴けるようになってきたのは、喜ばしいことです


このお芝居は役が多いので、みんな出番がすごくある、ってわけじゃないですが、
それぞれ印象に残るので、わりと満足感があるのがイイですね
