京都府立植物園の植物生態園で色々花を見た勢いで、深泥池に行ってみることにしました。
天気は快晴、そこそこ暑い日でしたが、帰りにかき氷食べるのを楽しみに・・・
植物園から深泥池までは約1km、のんびり歩いて15分ほどで到着です。
空が青くて気持ちいい~
深泥池ってどんなとこ?
京都市のHPから説明をお借りしましょう~
「深泥池(みぞろがいけ)は,京都盆地の北にある周囲1.5km,面積9haの小さな池です。
この池には,西日本の平坦地では珍しい浮島があります。
また,氷河期以来の動植物が今も生き続けるとともに多くの水生植物,昆虫,魚類,野鳥等がいます。
この池の水生植物群落を保護するため,昭和2年に国の天然記念物に指定されました。
昭和63年には生物群集全体が対象になりました。」
氷河期の植物が残るすごい場所なんですって!
特に、寒冷地に生えるミツガシワや食虫植物のタヌキモが多く生息することでも有名です。
(いずれもレッドデータブック収載)
こちら、ミツガシワです。
こちらタヌキモかオオバナイトタヌキモかどちらか分かりませんが、水中にびっしり。
ちなみに、オオバナイトタヌキモは外来種で、タヌキモ生息の脅威となっており、駆除対象。
(昔の記事はこちらやこちらをご覧ください。)
さすが天然記念物に指定されるだけはありますね!
冬の間は色々な水鳥がここで羽を休めます。
でも今は・・・あ、カルガモが子供連れてます!
可愛い~♡
でもこれせっせとタヌキモ食べているのでは・・・
鹿よけの柵を開け、遊歩道を通って池の奥まで行ってみることにしました。
最初はこんな感じで、結構広い道です。
カナメモチに蕾。赤い葉がアクセントになっていいですね!
シダの芽生えは可愛いです。
池の方を見たところです。
白い花が沢山。ミツガシワではないようです。
浮島にはまだあまり緑はなく、茶色くすがれています。
浮島の縁に生えているミツガシワ。望遠で覗いたら、花が残っていました!
でも花を見たのは、後にも先にもこれだけ。
遊歩道がどんどん狭くなって、落ちそうです。
下に落ち葉が沢山落ちているので、ちょっと滑るんですよね~
前を行く方が写真を撮っていたので、私も見てみると・・・
オモダカでした。団子鼻の雌花ばかり。
結構アートな感じも。全部オモダカ。
ちょっと道が広くなってホッ。
この辺りはミツバツツジが沢山自生しています。
以前行った時はとても綺麗でしたが、今年は遅かりし・・・でした。
コケです。オオシラガゴケかしら。
アセビの新葉ですね。赤くて綺麗です。
それにしても花が何もありません。
景色が綺麗なのが救いです。
何だかちょっと不自然だと思われたでしょうか。実は・・・
こちらが本当の写真。水鏡が綺麗だったので、180度ひっくり返してみました。
続いてもう一枚。
こういう画像が作れるソフトかアプリがあったような・・・
元の画像はこんな感じ。ジグソーパズルにはしたくないですね。
そんなこんな撮っているうちに、ほどなく池の対岸に到着です。
前を歩いていた方は鳥さん狙いだったようで、さらに奥に行ってしまわれました。
前に来たときはコバノミツバツツジやミツガシワが満開。遅いサクラも咲いていました。
やはり今年は遅すぎたんでしょうね・・・
つーか、花が早すぎ!以前はGWに見た花が4月中旬に咲き終わるなんて・・・
鳥さんはと言うと、キビタキの声がひっきりなしに聞こえていましたが、姿は全く見えません。
可愛いコケの上の芽を発見したので、もういいです。帰ります。
行きには気づかなかったリョウブの新葉を見つけました。
幹はまだら模様ですね。
ネジキも咲いているかと思ったのに、まだ咲いていませんでした。
ということで、こんな感じでした~の深泥池、次回はタヌキモが沢山見られる時期に行ってきます!
あれ~カルガモ親子がまだいましたよ!
・・・あれ?よく見ると、くちばしの先が黄色ではありません。
ひょっとして、マガモの子連れでしょうか。
もしそうなら、初めて見ました~
可愛いですね。4羽の子ガモちゃんたち、みんな無事に大きくなりますように。
<追記>
いつも参考にさせていただいている、深泥池の月次レポートブログ。
ちょうどお知らせが来たので見てみると、
「マガモの雛が大きくなって、お母さんと大きさが変わらなくなってきた」とありました。
やはり、マガモだったようです。
そして、全員元気に育っているようですね!
【撮影:2024/4/19 京都市深泥池】