今日は昨日にもまして植物園の冬めいた光景をお届けします。
今回一番楽しかったのが、いたるところに敷き詰められた落ち葉、落ち葉、落ち葉・・・
特に、落葉樹見本林の近くでは歩くたびにざっくざくと音がして、足が葉に埋もれます。
そういえば、前に来た時小さい子供連れのお父さん、まるで海辺の砂に埋もれるように、落ち葉に埋もれていました。
子供さんがその上に落ち葉をどんどんかけて、小山のように・・・
でもそうしたくなる気持ちがわかります。
あ、どんぐり!・・・の殻。クヌギですね!
中身は誰かがたべたのでしょうか?
何もなさげに見えた木の枝に実が・・・
綺麗に四方に実が付いているこの木は、コクサギ(ミカン科)です。
すこし色めがほしいですね~
あ、クチナシです。すごい実付きですね。
今年は気候のせいなのか、黒点の影響なのか(笑)、木の種類によらず実が沢山付いています。
マユミに実が一つと、赤くなった葉っぱ。ちょっと可愛いのでパチリ。
今回、植物園ではほとんど人に出会いませんでしたが、たまに出会う人はみな人懐こい大阪のおっちゃん。
私が一人で写真を撮っていると、皆話しかけてきます。
しかも、そろいもそろって、教え好き。
「桜山にフユザクラ咲いてるで。見はったか?」
とか、
「ここに綺麗なマンリョウあるで!」
と手招きしたりとか。
女性だから話しかけているわけではなく、近くに人がいたら男女問わず話がしたいようでした。
面白いなと思ったのは、男性は教え好き。女性は尋ね好き。
写真を撮っていて、「何とってはるの?」と声をかけてくるのは結構女性が多いです。
余談でした。
こちら、教えてもらったマンリョウです。
昼時になるとそんなおっちゃんの姿もなくなりました。
私はのんびり別のエリアに移動。
さて、これな~んだ?
これだけでは難しいでしょうか。
ではこれはどうでしょう。
黄土色の実に、薄赤い斑点が5つ見えます。
もう一枚。果肉が取れて、種になったところ。
もうお分かりでしょうか。
ずーッと前に根付になった種をご紹介したチャンチンモドキ(ウルシ科)です!
よく見ると地面には沢山の実が落ちていました。
幸運の根付、一つ持ってかえって作ろうかと思いましたが、ここは植物園。
どんぐり1個、葉っぱ1枚といえども持ち出せません。
ということで、写真で我慢です~
見上げてみました!
こちらの木は九州に自生しますが、今や絶滅危惧種になっています。
前に詳しく投稿してるので、興味ある人はこちらをご覧くださいね!
まだ続きがありますが、少し長くなったので今日はこの辺で・・・
【撮影:2022/1/22 大阪市大理学部附属植物園】
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この時期をあらわすいい景色~
それが、土に変わり、栄養になるんですよね。
コクサギ、
木にある、四つ葉のクローバーと言った感じでしょうか。
一輪のマユミ、
良く残ったものですよね(@_@)
人懐こい大阪のおっちゃんに話しかけられる、
なつみかんさん、会話が楽しそう~
ついつい、秘密のケンミンSHOWを
思い浮かべます^^;
おはようございます。
寒々とした植物園を、カメラをぶら下げた女性がたった一人で歩いていると、男としては声をかけたくなりますね。
それも美人と来ればなおさらです。
きっとなつみかんさんにここで出会っていれば、私も声をかけると思います。(笑)
チャンチンモドキは入口入って、右手にありますね。
そこではないのかな?
この実もいくつかいまだに持っています。
ムクロジの実なども集めましたね!
時効ですね!
ありがとうございます。
大阪のおっちゃんと、おばちゃんの特性については、著しく同意します(笑)
さて、落葉を踏んで歩くというより、落葉に埋もれて歩くことが多い初冬の山です。
足首まで埋もれるのは日常ですが、時にはひざ下まで埋もれることがあります。
そうなると、隠れている木の根や石につまずかないよう、細心の注意が要ります。
雪で埋もれてくれると安心です。
クチナシの実付きがよいのは黒点のせいなのですか?
へぇ~でした。11年周期とかいうあれですか?
11年前のこと、よくないことばかり、色々覚えています。
繰り返してほしくないですね。
マユミは何となく分かります。マンリョウは家にあるので分かります。
チャンチンモドキは、まったく分かりませんでした。
ウルシ科と聞くと、とても肌が弱いので、避けたくなります。
沢山積もった落ち葉、こんな風景を見るのは久しぶりです。この中で寝転がってみたいです。
クチナシもマンリョウも実付きが良いですね。
黒点って太陽の?
今多いの?少ないの?
実付きと関係あるんでしょうか?
チャンチンモドキ、2018年のブログを拝見しました。
私もコメント入れてあるのに、全然覚えていません。
物覚えが悪くて困ります。^^;
先生の講義を理解出来ない生徒のようです。
落ち葉の上をざっくざくと歩く光景、本当に気持ちよさそうで私も大好きです。
今年は実がたくさん付く年、確かにブログの投稿を見ていても実が多いですね。
私が12月に行ったアンデルセン公園でも、実がたわわに垂れたピラカンサを見ました。
大坂のおっちゃんの話、納得です。確かに関西の人は気さくに話しかけてきますね。
おっちゃんに限らず、若い男性やおばちゃんや若い女性も含めてそのように感じます。
よく言えば、「人懐っこく陽気」、「悪く言えば、騒がしく、せっかち」、でしょうか。
チャンチキモドキ、名前を見て思わず笑ってしまいました。
私はてっきり、三波春夫のチャンチキおけさに関係していると思いました。(^-^;
でも、なつみかんさんの2018年のブログを見たら、しっかりとした名前の由来が書いて
あり、真面目に納得しました。(^.^)
花などカラフルな色が少ないこの時期、勿論梅やロウバイ等々は咲いておりますが、
絶対的には絵になる花が少ないこの時期、落葉を巻頭に持ってくるセンスの良さ、
面白い視点を見つけるなつみかんさん、さすがです!
クヌギのの殻も面白いですね(^o^)
因みにマンリョウの実、実家の庭にも有りますが、こちらはショボくて・・・
それに写真に付けるコメント、さすが関西人、何時も楽しく拝読させて頂いております(^^)
そして前回、こちらも鳥の大家、なつみかんさんらしく、しっかりシロハラを入れておりますね♪
今日は久々、日中から拝読させて頂きました(^-^)/
大阪の方ってそうなんですね。
人懐っこいって事にもつながる・・・楽しいわ。
教えて貰ったマンリョウ いい感じね。
枯れ葉のふかふかのジュータン 歩くとカサカサと音がして遊びたくなるのがわかるわ。
チャンチンモドキは知りませんでした。
わたしに詩心があれば、ザクザク落ち葉を踏みしめ、名残の実を愛でる姿をポエムにできるのですが・・・
生憎、元々大阪の姉ちゃんだったもので、ついお笑いにしてしまいます。
コクサギの実を四葉のクローバーに例えるなんて素敵ですね!
一輪だけのマユミ、葉っぱがもう少しハート型だったらよかったんですけど。
大阪のおっちゃん、ほんまにそうゆう感じやで~(笑)
そういえば、fukurouさんも大阪のおっちゃんでした(笑)
ブルータス、もとい、fukurouさん、お前もか・・・ですね。
チャンチンモドキの木は、少々分かりにくい所にあります。
ちょうど常緑広葉樹の見本林と、落葉広葉樹の見本林の間くらいから、桜山方面に抜ける道の途中です。
今は場所を覚えたのでが分かりますが、最初の頃は探すのに苦労しました。
そうそう、この木は自然観察会に参加したときに、教えていただいたのですよ。
何度か参加したことがあります。
ムクロジもありますね!
そう、時効です(笑)
大阪のおっちゃん、おばちゃんの習性に同意いただき、ありがとうございました。
でも、「何とってはるの?」は大阪だけではなく、京都でもよく言われます。
共通なんでしょうね~
落ち葉をザクザク踏みしめるのはいいですが、ひざ下まで埋もれるのはちょっと行き過ぎですね^^;
確かに下に岩などあったら危なそうです。
かといって、雪道を歩くのも私はいやですが・・笑
チャンチンモドキはウルシ科なのに化粧水にも使うと聞きました。
絶対に使いたくないです。