奇跡的に金曜日に有休が取れたので、久しぶりに一泊旅行に行こうと計画したのは1か月くらい前。
今回ものんびり一人旅です。
温泉あって~食事も付いてて~それほど遠くなくて・・・
お宿を探しましたが、全然ない!
そもそも、このインバウンド復活の時期、一人旅を泊める余裕なんてないのでしょう。
かといって、ビジネスホテルには泊まりたくありません。
頑張って探して、ようやく見つけたのが宮津のリゾートホテル。
また天橋立か~と思わないでもありませんでしたが、日ごろ海のないところに住んでるのでまあいっか。
その代わり、今回は車で湖西・若狭経由でのんびり行くことに。
前置きが長くなりましたが、今回の丹後の旅の第一回は、全く丹後が出てきません(笑)
お天気が微妙な感じだったのですが、とりあえずラッシュアワーを避けて9時過ぎに出発です。
山科から国道161号線(湖西道路)に入り、ひたすら北上します。
車の流れも良く、10時半に一つ目の立ち寄り地に着きました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらは琵琶湖に立つ鳥居が有名な白髭神社です。
社伝では、垂仁天皇25年に創建されたとのことで、少なくとも3,4世紀には社殿が作られていたようです。
近江最古の神社で、ご祭神は猿田彦命。
国道161号線が湖のすぐ際を走っている場所にあり、以前から気になっていました。
昔は駐車場がなかったのですが今は完備され、小さい展望所まで作られて至れり尽くせりです。
社殿(右)は重文に指定されています。
さらに湖西を北上し、木好きのなつみかんがぜひ再訪したいと思っていた場所へ。
それは有名なマキノ高原メタセコイア並木。
ところが、駐車場に車を停めるやいなや、突然の雨・・・
え~うそ~!白髭神社はあんなに晴れていたのに!
少し待っていると雨が小降りになったので、撮影開始。
やっぱり素敵ですね~
車が来ない隙に、横断歩道上からパチリ。
今の時期、蕾が付いているようです(左)。
ところがさっきまで晴れていたのにまたもや雨がザーッと降ってきました。
急いでカフェに移動して、名物のとんちゃんサンド(右)を注文。
のんびりお昼を食べながら外を眺めるひとときも悪くないです。
そう、窓の外にはメタセコイア並木がバッチリ。
また晴れてきたので、カフェ窓から見える景色をパチリして次の場所に向かいました。
国道161号線を少し戻り、国道303号線に入ります。
しばらく走ると、いつも若狭に行くとき通る367号線との合流点に到達。
そのあとは勝手知ったる道、またまた瓜割の滝に寄ってしまいました。
実は到着する頃からまた雨が降り出し、しばらく駐車場で待機していました。
どうも雨にたたられる旅のようで心配です。
まあ、気を取り直して出発。何度もご紹介しているので、花を中心に並べますね~
ユキミバナは満開かと思いましたが、やはりぽつぽつ。そういう咲き方なのかもしれませんね。
雨に洗われ綺麗です。
こんなに沢山生えてるのにね~全部ユキミバナ。
滝の神様に手を合わせて
後は植物を探しながら戻り道へ。
アザミの仲間ですが、何アザミかは分かりません。クマバチ?がいました。
ヨメナでしょうか。ヒラタアブがいますね。
戦没者の慰霊のための平和の塔の近くにはヒガンバナがまだ満開。
ツリガネニンジン、半ば花は終わっていましたが、まだ咲いていました。
おや、この黄色い花はオグルマの仲間のように見えます。
ザ・オグルマでしょうか。それともカセンソウ?
調べてみたら、総苞片がこんな風に細く尖っているのはオグルマのようです。
初見かも・・・
びっしりと生えていました。
ちなみに、京都ではレッドデータブックに載っている花です。
ユキミバナもそうですが、ここに咲いている花は幸せですね。
今回は、ここからさらに四国八十八か所の巡礼ができる、大師堂まで登ってみることにしました。
大師堂です。
お堂の周りをぐるっと四国八十八か所の石仏が取り囲んでいて、回りながら手を合わせるだけで巡礼効果!
有難いことです。
石段を下りたお隣にある馬頭観音にもお参りをします。
こちらには大きなイチョウの木が何本か。
まだ葉は緑色でしたが・・・
下には銀杏が沢山落ちていました。
まだ十分熟していないのか、特有の匂いはあまり気になりませんでした。
この時点で時刻は14時頃。
ホテルには17時チェックインの予定なので、そろそろ向かいましょうか。
よく考えたら結構な距離があります。
なんと車で移動し始めたころから、青空に。
若狭湾沿いの国道27号線を走り、舞鶴から国道178号線に入ります。
こちら、由良川沿いの居眠りパーキングに車を停めて撮った一枚。
もう海への出口に近いので、ゆったり湖のような感じ。
出発してほどなく海に突き当たります。
そしてさらに178号線をひた走ると、海の展望が美しい場所に出ました。
ちょうど休憩所があったので、車を停めてパチリ。
おや、意外と波が荒いです。
ちなみに、丹後由良は有名な山椒大夫(安寿と厨子王)の伝説の地。
この道は安寿ロマン街道と名付けられていました。
遠くに2つ島が見えました。右が冠島、左が沓島というそうです。
日ごろ海をみることがほぼないので、ちょっとテンションアップ!
あちこちで景色を見ながら走ること2時間半、ようやく高台にある今回のお宿に到着です。
ホテルの窓から夕暮れの宮津湾の光景を見ることができました。
海沿いに見える道路が走ってきた道、海の向こう右側に見える細い部分が天橋立です。
(この時は気づかず、朝になって分かりました。)
ホテルは綺麗で快適、温泉に夜2回、朝1回入って大満足。
食事はバイキングで、地元の海の幸を始めバラエティに富んだ食事が沢山。
昔ほど食べられないのが悔しくて(笑)
ということで、長々見ていただいた1日目はこれにて終了。
明日は今回の旅のハイライト、丹後半島をご紹介する予定です。
【撮影:2023/10/6 滋賀県高島市、福井県若狭町、京都府宮津市】
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これはまた見事な場所がたくさんの旅、
なつみかんさんのテンションアップが伝わってきます。
白髭神社の鳥居、絵になりますねぇ~
近江最古の神社とは、歴史を感じます。
マキノ高原メタセコイア並木、
こんな景色があるんですね😵、日本でもまだまだ
知らない素敵ば場所があるのを教えていただきました。
湖、渓流、滝と続き、締めは、綺麗な海岸、
夕方の天橋立を見ながらの景色なんて、
癒やされるでしょうね!!
ただ、知らなかった山椒大夫(安寿と厨子王)
これはまた可哀想な話(T_T)
安寿姫たち、今は天国で楽しく暮らしているんでしょうね
後編も楽しみにしています^^
おはようございます。
また天橋立かと思いませんよ!
行き先が若狭であっても、道中が違いますものね。
女性の傷心の一人旅は北へ、青函連絡船に乗ってと言うのが演歌の定番ですが、なつみかんさんの一人旅は海へ、若狭へですね。(笑)
白髭神社の鳥居は琵琶湖一周の時に初めて見ました。
何で、こんな場所にと思いました。
ニュースで以前やっていました。
信号がないのですぐそばの道路を無理やり渡る観光客が多いので、事故が絶えないと。
信号機できているのでしょうか?!
旧マキノ町は国道から離れているので、行っていません。今は高島市の一部になっているようですね。
国道303号は、京都から高島市(当時は高島町)まで(国道367号を)走っているので、通ったように思います。小浜までは行っていません。
メタセコイアの並木道は有名ですね。落葉すると道路は大変なことになりそうです。
ユキミバナは府立植物園で観たように思います。自生地ではこんな大群落を作るのですか。すごいですね。
ツリガネニンジンは夏から早秋の花。まだ夏の名残が感じられます。
オグルマは多分観ていないと思います。キク科の花は園芸種を含めてたくさんあって、見分けが難しいですね。
宿泊は宮津市のリゾートホテルだとか。ずいぶん走りましたね。
夕陽は観られましたか? 温泉で長湯をしたら観られなかったかもしれませんね。
明日は丹後半島。どんな風景、そしてどんな植物が待っているのでしょう?
マキノのメタセコイアは有名ですよね。
実際に見られたなんて素晴らしいです。
紅葉の季節になるとすごい人出のようですね。
今は誰もいなくて、美しい写真が撮れて良かったです。
色んな所を見学しながらの一人旅、自由を満喫されましたか?
宮津と言えば伊根の南ですね。
伊根の舟屋は海から遊覧船で見たことがあります。
明日も見せて下さいね。
マキノのメタセコイア、人が居なくてよかったですね
白髭神社 鳥居の中に朝日が何回か行きました。
久しぶりに懐かしく見せて貰いました。
京都の女が一人旅、いいですね~。読み手のテンションがあがります。(笑)
私も一人旅は憧れですが、ここ20~30年間プライベートでの一人旅は経験が
ないんです。
土地勘がないので天橋立までのルートを、Google Mapで調べてみました。琵琶
湖から若狭経由なのでかなりの距離がありそうですね。10年ほど前、私も京都
から天橋立へ行こうと計画しましたが、遠すぎて諦めたことを思い出しました。
なつみかんさんが言われる通り、海のない県に住んでいる人は、とても海に憧
れが強いようです。3年ほど山梨県甲府市に住んだことがありますが、その時
の経験でよくわかりました。
25年ほど前のことですが、現地赴任してまず驚いたのが、回転寿司店が凄く多
いことです。甲府駅からわずか5~6kmの間に8軒もの回転寿司があり、昼時
はどの店も人がいっぱいなのです。山梨の人は魚大好き人間ばかりです。
もう一つ驚いたのが、山梨名物が「煮貝」なんです。海のない山梨でアワビの
煮貝がなぜ名物なのか不思議でした。詳しい由来は割愛しますが、山梨人が新鮮
な海の幸に憧れる気持ちがよくわかるエピソードです。
またまた、なつみかんさんのブログの本題から脱線してしまいまいました。今
日のブログで私のハイライトはメタセコイアの並木道です。この並木道、どの
くらいの距離があるかわかりませんが、できることなら歩いてじっくり堪能し
たくなるほど素敵な並木道です。(^.^)
前にのんびり一人旅をしたのは伊勢志摩だったでしょうか。
あのときは電車の旅でしたが、今回は珍しく車。
電車の時間や駅からの距離を気にせず移動できたので、とても気が楽でした。
白髭神社の鳥居は、161号線を車で通る人ならだれでも知っています。
風情がありますよね~
メタセコイアはとても有名になって、季節によっては押すな押すなになるそうです。
そうそう、セコイアチョコのマキノバージョンが売っていましたよ。
湖は琵琶湖で慣れていますが、海をほとんど見ないで生活しているので、海をみるだけでときめきます。
でもそれと同時に結構吸い込まれそうで怖いです。
ちょうどこの時に海に落ちた人がいたかなにかで、パトカーが走り回っていました。
安寿と厨子王のお話は子供向けのお話で読みましたが、改めて調べてみると相当気の毒な話ですね。
特に安寿が・・・
ロマンチックとはちょっと違うといいたくなります。
わ~たしは~ひとり~れんらく~せんにのり~
ですね。
そんな旅情はなく、車飛ばして気になる風景や植物を見に行きました。
以前は琵琶湖の湖周道路などよく走っていましたが、最近はとんとご無沙汰です。
ぱっと見には海のように見える琵琶湖ですが、本物の海に比べるとやっぱり湖ですね。
(当たり前ですが)
白髭神社の現状ですが、道路を渡るのは禁止という看板がどかどか立っていました。
そして、境内の隅に櫓のような展望台を作り、そこから見学できるようになっていました。
これがまあまあ優れもので、トップの写真はそこから撮ったものです。
実際には、道路わきにサイクリストたちが10人ほどたむろして写真を撮っていました。
外国人も沢山いて、本当によく調べておられるな~と感じた次第・・・
前にもどこかで書きましたが、子供が小さい頃は毎月のように朽木村(今は高島市の一部)に出かけて、いろいろな自然観察イベントに参加していました。
指導員が元々植物専攻の方だったので、私の植物好きはその影響もあるかもしれません。
そこに行くために、国道161号線や367号線をしょっちゅう通っていたので、私にとってはとても懐かしい道です。
メタセコイアの並木道、落葉したときの道を気にされるのはshuさんらしいですね(笑)
こんな感じになるみたいですよ。
https://www.biwakokisen.co.jp/tourist_info/594/
見てみたいです!
ユキミバナは条件さえあえばどんどん増えるようですね。
京都府立植物園でも多少小規模ですが、一面生えている場所ができています。
それなのに絶滅危惧なんですから、ちょっとしたきっかけで消えるのでしょうね・・・
オグルマはそんなに珍しい花とは思っていませんでした。
はい、走りましたね~
あほなので、あまり考えずに立ち寄り先を選んでしまいました。
でも海沿いの道が多かったので、気持ち良かったです!
車で一泊旅行に行くのは、よく考えたら初めてでした。
(ついてからレンタカーを借りるのはよくありましたが)
でも今回は昔から走り慣れた場所が多かったので気分的には楽勝でしたよ~
メタセコイア、ご存じでしたか?
かなり有名なんですね。
紅葉のシーズンの写真を改めて見てみると、すごく素敵です。
でも人が多いんでしょうね・・・
伊根に行かれたことがあったのですね!
私も前にちょこっとだけ行ったことがありましたが、あいにくのお天気だったので、ろくに見ることができませんでした。
さて今回はどうだったでしょうか~
明日も見てくださいね!