ガールズ&パンツァー 劇場版を見てきた。
そう、大洗町の町おこしで有名な、あの「ガルパン」の劇場版である。
まあ、設定がかなりぶっ飛んでいるんだが、そこは突っ込んじゃいけない。
要は内容が面白ければ良いのだ。
実は本編放送時から見ており、結構面白くて劇場公開を楽しみにしていた作品である。
とは言っても、同じく楽しみにしていた「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza」があれだったからなぁ。
と思いながらも朝早くから見に行ったのだが・・・、掛け値なしに面白かった。
前売りを買っており、ネットでの座席予約ができなかった為、朝早くから座席の確保に行ったのだが、そのおかげで後ろから二列目とはいえ真ん中の席をゲット。
劇場内は一回目の上映のせいかほぼ満席で、朝早く行って良かったと胸をなでおろした。
満席状態は、この田舎のアニメ映画の公開にしては珍しく、「ガルパン」人気がうかがえる。
上映時間は120分。
普通、アニメーション作品は客の集中力が持たないからとの理由で90分物が多いのだが、それより30分も長い。
でも、その長さを感じさせない面白さがあった。
まあ、この手の話の王道を行くストーリー展開だし、予定調和って言えばその通りなんだけど、初っ端のエキシビジョンマッチのシーンから引き込まれ、次々と展開していくストーリー。
終盤の展開も引き付ける物が有ってめちゃくちゃ楽しめた。
TV シリーズも最後の黒森峰戦でなかなか盛り上がって面白かったもんなぁ。
事情で放送が遅れた11,12話は万難を排して見たし・・・。
ストーリーもそうなんだけど、演出の仕方、カット割り等、なかなかよくできていて、あっという間の120分だった。
いや、あの戦闘シーンの展開とか、後半に行くにつれどんどん盛り上ってきて、久々にいいものを見たって思ったよ。
ストーリーとしては、TV シリーズ本編終了後の話だから、本編を見てないと話は分からないと思うけど、OVA は見てなくても大丈夫かな。
見てた方がより楽しめるかもしれないけど・・・。
ともかく、非常に出来の良い1作であり、これを楽しむために本編から見ても後悔しないんじゃないかと思うぞ。
まあ、好き嫌いはあるだろうけどね・・・。