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ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

木星と土星の接近

2020-12-20 18:49:56 | 天体撮影&観望

明日は木星・土星の最接近の日となるが観測可能時間はとても短い。日没から木星・土星が沈むまの2〜3時間が一般に観測タイミングと言われているが、名古屋の自宅からは角度によって住宅の屋根とか鈴鹿山脈があって実質1時間ちょいが有効な観測時間となる。
見れる時に見ておきたいということで、本日の17時半頃にちょうど雲も切れていてタンクローでちらっと見てみたら観測可能だったので早速FS-60Cを設置して部屋の中から観てみることにした。寒いから窓閉めて。
普通は木星・土星単独なら100倍とか150倍、シーイングが良ければFS60Cとは別の鏡筒で200倍以上に倍率を上げるが2つを同時に視野に入れようとするとそうもいかず、今時点での離角はおよそ10分ほど(≒0.17度)なので2つの惑星が空間にぽっかり浮いてる様子を見ようと視野角が離角のだいたい10倍付近になるPentax XW10や賞月観星XWA5mmを使ってみた。が、やはり窓ガラスを通すのでボケボケでイマイチ。
それではってことでもうちょっと頑張ってベランダにハイランダーを設置して50倍(視野角1.34度)で観てみた。木星・土星にガリレオ衛星までばっり見える。タイタンは背景がまだ明るいのでちょっとわからなかった。
せっかくなのでデジカメでお気楽撮影してみた。
KOWAハイランダープロミナーにTE-9WHを装着してスマホ撮影アダプタに無理やりCANON s95を着けて何枚か撮影した。シャッターも手動という横着な撮影なので当然綺麗には撮れないが何とか土星の形はわかる程度には撮れた。
更にガリレオ衛星も写すとなると露出は1秒以上にする必要があり惑星本体はオーバーな上にブレるので惑星と衛星の両方をバランスよく撮るのは手抜き撮影では結構難しい。
木星・土星本体に露出を合わせた。

衛星付きだとこうなる。尚、カリストは写っていない。

明日の名古屋の天気は良さそうだけど鈴鹿山脈の上に雲がかかっていないことを祈るばかり。

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