「寄せては返す波の音」山本夏彦(-2002) 2000新潮社
たくさん作品があるそうですが、初めて名前を見ました。
20年連載のコラム、2年に一冊の書籍化、10冊目。
興味ない事柄については「面倒なオヤジ」にしか見えず、
興味のあることについては、全然読み足りない。
将来において、同時代の他のコラムとあわせて時代を検証するための資料か。
コラムなんて、やっぱり読み捨てる物じゃないかと思った。
でも、歳をとってから読めば思うところもあるのかもしれない。
でも、その時にはその時代のコラムがあるしね。
そのうちに、なにかの間違いでファンにでもなったら、(まずないけど)
丁寧に読み直して研究するのかもしれない。
2010年07月26日(月) NHKニュース7
- 埼玉秩父防災ヘリ墜落事故(25日)~
- 険しい谷間~
- 「セットリング・ウィズ・パワー」
- ヘリコプターが自分の作り出した下降気流の下に入ってしまう現象。
- 増える山岳救助~
- 概算要求組換基準原案閣僚会議「説明不足、一律10%削減ってバカ?」
- 大相撲
- 横綱白鵬(名古屋場所優勝)記者会見
- 相撲界に残る数々の問題
- カンボジア特別法廷で初の判決~ポル・ポト派収容所所長へ禁固35年
- 2009年日本人平均寿命 まだ伸びる
- 女性 86.44歳
- 男性 79.59歳
- 宮崎県家畜移動制限解除へ(27日00:00)
- 軍事演習~米韓連携を強調
- 愛知豊橋ミリタリーショップ拳銃部品不正輸入逮捕
- 夏の甲子園 代表校~
午後6時に寝てしまった。
翌日(27日)朝4時に起きたら、他の家族も全員起きていた。
どんだけ早起きだよ。
テレビでしつこいくらいに「水分を取りましょう」って言いますよね。
熱中症対策らしいのですが、
そのたびに私はペットボトルの水を口に含みます。
しかし、たいして汗もかかない状態でじっとしている私です。
昼間の熱い時間はもう我慢せずにエアコンをまわしています。
そんな人間に水分がそんなに必要でしょうか。
ごぼごぼっ
いつも通りに口一杯分流し込みます。
その瞬間にむせてしまったら、どうなります?
畳の上に吐き出すのは厭です。
水だから平気なのですが、吐いたら負けだと思うじゃないですか。
なんとかタイミングを見て飲み込もうとするのですが、
当然、そのたびにむせるのです。
上を向いたまま口に手を当て、
むせては鼻から噴出すしぶき。
飲み込むことを諦めて窓へ向かいます。
窓を開けた瞬間、最後に大きくむせる。
溺れてしまいました。
鼻の中が痛い。
体中から厭な汗が出ていた。
「半透明人間と闇の帝王」薔薇憂鬱彦 2003小学館
テレビ番組「爆笑問題のススメ」の企画
・・・これは酷い・・・
アイデアは面白いのだが、表現力がない。
人間が薄っぺら過ぎ。(それが描きたいものだったのか?)
登場人物たちの言動が無理すぎ。説得力がない。存在感もなさ過ぎ。キャラクターが出来上がっていない。人間関係が小学生レベル?
- 面白アイデア
- 誰も彼(黒田)を悪い人間だと思わないので、彼の犯罪が責められることがない。
- 本当に好きな女が出来て、その女のためにしようとしたことが彼女を追い詰める。
感情的な動きがのっぺりしすぎなんだと思うのね。
悪さにも刺激を感じなくなってしまった冷めた男だとしても、それなら尚更、”本当の愛”(はずかし)に目覚めたならその部分をしっかり描くべきだよね。
なんかもったいない。
犯罪に手を染めていく過程とその心境を抉っていけば、もっとえげつない話になるだろうし、その部分だけで充分すごい話になるよね。たぶん。
で、そういうつくり込みがされていれば、”将来の帝王”っていう理解が出来るようになるんだと思うよ。
2010年07月25日(日) NHKニュース7
- 防災ヘリコプター墜落5人死亡(埼玉秩父)
- 大相撲異例の名古屋場所千秋楽~横綱白鵬47連勝~
- 猛暑~熱中症4人死亡~
- あすにかけ激しい雨に注意
- 海外産ウナギ(蒲焼)増加~ 実は産地偽装が減っただけだったりして・・・【ジャワウナギ】語感がいいじゃないですか。
- 森毅(数学者、82)死去
- 建設業下請け親方集会「仕事よこせ」
- 旧広島市民球場最後の試合~
- 日本橋架橋99年~橋磨きイベント
冬瓜といえば汁の具(煮物)でした。
でもね、焼いてみたらいい感じ。
検索かけてみたら、冬瓜ステーキって結構皆さんやってるんだ。
いろいろとおいしそうだな~
でも、私は簡単が好き。
フライパンに油をたっぷり敷いて、1センチ厚くらいの冬瓜を敷き詰める。
蓋をして蒸し焼きに。
味付けは火を止める寸前に塩コショウかしょうゆをちょっとだけ。
端っこのとろ~りとした食感が素敵です。
あああ、もう、もったいなくて汁の具に出来ない。
あ、冬瓜の揚げ物もいいかも。
料亭料理ですか?!
「夏の改札口」福澤徹三 2007徳間書店
2005~2007「問題小説」
7作とも【死】または【殺意】を扱っている。
ううう、この人好きー!たぶん。
- 「夕立ち」 ハードボイルド・・・
- 「蛇飼う男」 ひきこもり・・・話す蛇
- 「青空の記憶」 余命・・・弱った時にこそ、周りの正体が見える
- 「老信者」 アルツハイマー、看護士、霊感商法~全部説明がつくけど~
- 「夏の改札口」 練炭パーティー・・・
- 「犬死にの旅」 借金、仕事、家族、不満~痴漢に間違われて逃げたけど~
- 「ベランダの鳩」 別にこんな所にいたいわけじゃない・・・泣いた(いろんな意味で)
2010年07月24日(土) NHKニュース7
- スイス観光列車(氷河特急ファーストクラス)脱線(23日)、邦人1人死亡、怪我40人中28人が邦人(重体2人)
- 乗客210人、邦人観光客77人
- 脱線しにくい状態のはず~食堂車から脱線~
- 大相撲名古屋場所14日目~横綱白鵬46連勝で大鵬の記録抜く~次の記録は千代の富士の53連勝
- 猛烈な暑さ~熱中症で12人死亡(埼玉県高齢者7人)
- 渋滞・停車中車内にも注意を
- 温度上昇
- 缶・ライター注意
- 火傷注意
- 急激な気象変化(雷雨、増水)に注意
- 水の事故1人死亡3人重体1人不明
- 年金改革意見交換会~「分かりやすく公平な制度」
- 同じ一つの年金制度
- 最低限の保証
- 誰もが負担できる保険料 だから、税金でいいじゃないか!これまで払った分は全部返しちゃえ。
- 安定的な財源確保
- 地上放送完全デジタル化まで1年 テレビはもう要らない
- 木箱監禁致死(2009年11月)~母親と同居の男
龍馬伝の再放送が終わり、ザッピングしたらNHK以外の画面が変らない。
テレビのチューナーが壊れたかと思ったよ!
「三匹のおっさん」有川浩(ありかわひろ) 2009文芸春秋
人々が生きることにびびってしまっている現代、身近に頼りになる存在がいたらうれしい。
ほら、そこにいるじゃないか!
定年(といわれる年齢)を迎えても元気な悪がきが!
ってことね。
でも、
・・・
この本を読んでその気になっちゃった老人がいると怖いね~
ちゃんとわかっている人たちならいいんだけど、
自分勝手な正義を振りかざしてまわりに迷惑をかけなきゃいいけど。
しかも●●●●●●ーだったりしたら・・・
やっつけた悪者~
- チンピラ(かつあげ・強盗・恐喝)
- 痴漢(強姦魔)
- 初恋詐欺師
- 動物虐待
- タレント・モデルスカウト詐欺
- 悪徳商法~孤独老人
わかりやすくてスッキリしますね。恋愛もありますし(´∀`*)ポッ
2010年07月23日(金)大暑 NHKニュース7
- キム・ヒョンヒ元死刑囚
- NHK記者会見
- 来日目的(政治的パフォーマンス)
- VIP扱いに批判
- 新しい情報なし
- ARF閉幕、韓国哨戒艦沈没~北朝鮮「米韓による捏造だ」
- 日本相撲協会~武蔵川理事長体調崩し、出羽の海理親方が理事長を代行
- 維持員席問題で調査委の委員を解任
- 大暑~熱中症240人以上~
- 高齢者医療制度の骨格示す~後期高齢者医療制度廃止、国民健康保険と被用者保険に~国会ねじれで成立は・・・
- 大相撲名古屋場所13日目 横綱白鵬45連勝~大鵬に並ぶ
- アメリカ牛肉輸入条件緩和へ協議再開で一致
- かんぽ生命保険不払い352億円
逮捕は被害者女性の供述がきっかけとなったが、彼女は民事の法廷で「何度も違うかもしれないと言ったのに、『警察が責任を持つ』『後戻りはできない』と告訴状を提出することを余儀なくされた」という趣旨の発言をして、改めて警察や検察の痴漢捜査のあり方に波紋を広げた。
夕刊フジ特捜班「追跡」(2002)
”現行犯逮捕”という言葉によって、それが本当は思い違いであっても立件できる現状。本当の現行犯逮捕でなくても、被害者と被疑者がいれば立件できてしまう。警察からすればそれは非常においしい話なのだ。せっかくの手柄(成績)を手放す気にはならない。そこには真実など無視をした悪意があることに、当事者である警察も気付かねばならない。
そして、その現状を検察官も認識し、さらに裁判官は厳しくチェックしなければならないのだが、一つも機能していないのが現在の裁判制度らしい。
2010年現在、少しは変ったのだろうか。
(2005年通達は浸透したか?)
おそらく、警察の調書偽造技術が向上したくらいだろう。
爆問学問file:111「記憶にほえろ」2010年06月01日放送
記憶というのは、大筋だけで後は自分の関心に従って編集されるもの
無意識転移
警察の取調べなんて、「やった」という前提の者(刑事)と「やっていない」という前提の者(冤罪被害者)とのすれ違い。
前提の食い違いがあっては会話が成り立つはずがない。
まるでコント
捕まえた者が取り調べるのでは、
真実の追究は難しい
(そのための検察であるはずなのに、警察と検察は一体化している)
当事者目線に無頓着
※
それなのに、
まだ、
日本は調書裁判を続けていくつもりなのか
虚偽自白と
作り上げられた嘘の記憶によって
無辜の者を犯罪者に仕立て上げる
捜査をせずに
楽に検挙率を上げるため
人の記憶を誘導、脅迫
そうして作られた調書を絶対視する裁判所
判検交流による身内意識は
調書の矛盾さえひねり潰す
それがまた、
社会への不安と憎しみを増大させていることだろう
※関連 「たかじんのそこまで言って委員会」NO.334命を考えるSP 2010年06月13日(日)
「裁かれる者 沖田痴漢冤罪事件の10年」沖田光男 2010かもがわ出版
文章として書かれてはいないけれど、
この本の本当のタイトルは、
「裁かれるべき者達」
だろう。
被告人は裁かれる立場であるが、
裁かれる立場でありながら実は
裁判官の裁判を裁いているのだ。
満員電車の携帯電話通話を注意したら、痴漢扱いで捕まる。しかも現行犯逮捕じゃない。状況からして腹癒せにでっち上げたと思える。おそらく捜査上まずい状態だと検事も気付いたのだろう、21日もの拘留を受けたが当然のように不起訴になる。
定年間近、失う物は少ない。それよりも傷付けられた自尊心を回復することの方が大切だった。そして、妻や知人はそれを応援し、損害賠償請求(国賠訴訟)を起す。
当然、真実は本人しか知ることは出来ないのだが、状況と最後の証人の証言で信じるに足ると感じるところである。
争点はともかく、その捜査から裁判の実態。それは、痴漢で起訴された場合と同じ経緯をたどる。刑事・民事の区別はないようだ。そこには余りに汚い人間たちのやり口があった。
証拠の提出を求めると、「間違って処分」と記者会見まで開く検察。コピーの存在も否定し続けるが、高裁指示が出ると無いはずの物が(一部)提出される。
検察側事実認定の変遷。(これが冤罪被害者側にあると極端に不利な扱いをされるのに!)
最高裁の弁論へ!
「それでもボクはやってない」のおかげ、マスコミ注目。
国と検察の責任問われず。
差し戻し審では、女性の虚偽までは認めず。
・・・(女性の虚偽の疑いはなくならないが、それがあったと認めるまでには至らず。そういうことで正しい裁判なのかもしれない。しかし、それであれば、痴漢での裁判はほとんど無罪になるのが相当なはずであり、裁判所の判定は矛盾することになる)
そして、1999年に起こった事件は、未だ最終解決(納得)を見ていない。
21世紀日本
裁判員制度も始まり、
裁判所は
最高の
アミューズメント・パークになる。
さあ、みんなで裁判に出かけよう!
- 誣告罪
- 国家賠償
- 人権裁判
- 国家(制度)批判
- 国賠訴訟は別の機関(国賠裁判所)で行うべき
- 【針の穴に象を通すような過酷な裁判】
- 権力の誤りをチェックするという裁判の機能は完全に形骸化
- 起訴休職
- 被害者補償
- 「嫌疑なし」で不起訴になると、検事裁定で支払われる。
- 日本への(繰り返される)国連自由権規約委員会勧告(人権)
- 自由権規約「選択議定書」を批准していない日本
- ジェンダー教育の遅れる日本
- 不十分な憲法教育
- 裁判組織(検事・判事)における女性の少なさ
- 取調べに弁護士が立ち会えないのは、国際人権規約違反
- 調書裁判(判検互助、手抜き)
- 判検交流
- 検察調書で裁判官の心証形成
- 判事と検事は裁判所以外では会えないようにすべき。
- 調書への署名・捺印を拒んでも罪にはならない。
- 法の人為的解釈、法の科学の乱用
- 法の科学(合理的判断)を実現して欲しい
- 検事も判事も人間、過剰な期待と信頼は失望を増すだけ。
- 出世(システム)が冤罪を生む
- 出世のために有罪判決を書く
- 出世のために現行犯逮捕をする
- 法廷で嘘をつく警察官
- 「この判決文には権力の犯罪があぶりだされている」
この場合も妻の「好奇心」と怒りが推進力となっている。恨みがましいようなことは書かれていないが、奥さんの実家とは上手くいかなくなったようだ。それでもへこたれない、なんか、すごく素的な奥さんですね。
- 「訳もなく問答無用で権力により踏みにじられた悔しさ、無念さ、そして怒りが行動を起させた」
- 「隣の人の起した国賠訴訟を他人事として傍観している限り、この国の人権状況は少しも進歩することはない。司法はますます反動化し、社会秩序は公権力の管理下におかれ、人権は無視され続けていく」
- 「原告の家族でしかない私は、原告になり切ることはできない。身近にいて、その気持ちを察するだけである」
- 「私たちが求めているのは人間としての最低限の誇り、人権である」
- 「人権は与えられているものではなく、権力との、社会とのそして自己とのたたかいのなかから掴みとるものなのだ」