今年最初のアーティストデート。
高幡不動尊に行ってきました。
アーティストデートというのは、去年の12月18日の記事、
「新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。(The Artist"s Way)」
(ジュリア・キャメロン著 サンマーク出版)
という本で紹介された創造的な生き方をするためのアクションの一つ。
週に一度は自分のために時間を割いて、普段していないことをやってみよう、という挑戦です。
美術館や博物館に行く、映画を見に行く、知らない場所に行く、音楽を聴く・・
何でもいいけれど、必ず一人でやる、ということが大事。
今日は天気もよく風もなく穏やかで、アーティストデートには打ってつけの日でした。
私は中央線沿線に住んでいるので、立川からモノレールで行くことにしました。
モノレールに乗るの、何年ぶりだろう。
晴れていたので窓のむこうに富士山の雄姿がくっきり。
おお、美しいぞ、富士山。
高幡不動も久しぶり。
桜の季節に友人と来ましたが、あれから何年たつだろう。
気がつくと数年いや十数年単位で時間が過ぎていく。恐ろしや。
人生の残り時間も少なくなってきたので、
財布の中のコイン数えて、残りのお金で何買おう・・
てな心境です。
そこで、定期的にアーティストデートをしようと思い立ったわけ。
この本によると週一、とあるけど、週一で出かけるのはいろいろきついので、
二週間に一度くらいにしようかと思ってます。
で、今回は、高幡不動尊。
寺の概要などはネットで調べればわかるので、省くことにして、
今日はまだ新年の賑わいが少し残っていて、人出も多くもなく少なくもなく、境内の屋台も多くもなく少なくもなく、すべてが程よい感じで、とてもよかった。
やっぱり日本のお寺はいいなあ。
若い頃はとにかく海外に行きたくて、海外で暮らしたくて、
海外で暮らした人を羨んだものですが、今はやっぱり日本がいいよね、
と思う。
特に神社やお寺に行くとそう思う。
高幡不動尊の境内にはたくさんのお堂があり、各々賽銭箱が置かれていて、
全部にお賽銭あげてたら、けっこうな額になりそうなので、
適当にコインを入れてお参りだけはしっかりしてきました。
お寺なので二拝二拍手一拝の作法はいりません。
でも、若いカップルがこれやってたなあ。
大小のだるまを売ってる店、とうがらし屋、焼きそばに甘酒など、
屋台もいろいろあって楽しい。
縁日の楽しさってまた格別よね。
でも、最近はコロナ禍で縁日もなくなりつつあるようで、寂しい限りです。
またすぐに復活するでしょうけどね。
帰りに立川に寄って、高島屋のキノシネマで
「ドライブ・マイ・カー」
を見ようと思ったら、30分前に行ったのにすでに満席。
残念。
近いうちまた行こうと思ってます。
そこで、喫茶店でケン・リュウの『もののあわれ』を一時間くらい読んでから帰りました。
ケン・リュウは中国のSF作家です。
『紙の動物園』がすごくよかったので、これも読み始めたところ。
日本的な「もののあわれ」感のあるSFです。
さて、2月はどこに行こうかな。
考えるだけでもワクワクしてきます。
今年はじゃんじゃん外に出よう。
そして、新しい自分を見つけよう、と思った矢先、
今日、東京ではオミクロン患者が1万人を超えたのだとか。
いつになったらコロナは終わるんだろうと、
ちょっと寂しい年の初めです。
(おみくじは「大吉」にゃん)