去年の秋「こんまりメソッドでお片付け」を実践し、家の中はかなり片付いたのですが、半年たった今、また元に戻ろうとしています。
この冬右手小指の骨折というアクシデントを経験し、一か月半ほど不自由な思いをして気づいたのは、家の中が散らかっていると危険だ、というのはもちろんのこと、
もしかすると、もうあまり時間がないのではないか?
ということ。
これまでも、もう歳だし、残り時間少ないし・・とつぶやいてはいたのですが、実は、
まだ若い、まだ時間はある、とどこかで思っていたのですね。つまり認めたくなかった。
(ちなみに母は今の私と同じ71歳で亡くなりました)
考えてみると、人生の残り時間、所持金、体力等を勘案すると、世界一周旅行などの大きな計画はもう無理だし、コロナ禍でもあるしで、結局のところ、「今ここ」を大切にして生きるしかないのだ、とようやく実感し始めたところです(遅すぎるだろッ)。
そのためには、今ある環境を整え、来たるべき時に備えなくてはいけない。
でも、言うは易く行うは難し。
実感を伴って行動するのは更に難しい。
しかも、この先、物忘れがひどくなったり、物事が億劫になったり、体力がなくなったり、骨折したりして、片づけをしようにもできなくなる可能性大なので、
いつやるの、今でしょ!
というわけで、否が応でも
ミニマリスト
を目指すしかないのだ、とようやく気づいたところです。
では、どうやるか・・
それが問題ね。
何しろ、隠れアスペ(発達障害グレーゾーン)の私にとって片付けはかなり難しい仕事です。
とはいえ、私にそれを教えてくれた吉濱ツトム氏によると(1月24日の記事参照)、隠れアスペなどグレーゾーンの人は特に家の中をきちんとしておかないといけないのだとか。
彼自身もかなりのアスペだったけれど訓練してできるようになった。脳みそというのは脂肪の塊だけど、実は筋肉と同じく鍛えることができるそうです。何事も訓練次第。
なので、グレーゾーンだろうがアスペだろうがADHDだろうが、鍛え方次第で片付けはもちろんのこと、様々なことがきちんとできるようになるという。
ほんまかいな。
でも試してみる価値はありそう。
というわけで、これから少しずつミニマリストをめざして片付けを加速していこうと思っています。
思えばミニマリストへの道はこれまで何度も試しては挫折してきた長い道のりでした。
カレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」「ガラクタ捨てれば未来がひらける」を読んだのは2005年(かその辺)のことなので、かれこれ16年ほど行ったり来たりしているわけです。そもそもこのブログを始めたのも、毎日ひとつずつモノを捨てる、という実行不可能な計画を思いついたためだったわけで・・
(すっかり忘れてた・・)
それから「『捨てる!』技術」「断捨離」「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」「わたしのウチには、なんにもない」「『何もない部屋』で暮らしたい」「人生がときめく片づけの魔法」・・など数多くの本を読んでは実践し挫折しを繰り返してきたわけです。
我ながら情けない・・
でも、ここまで来たらもう後戻りはできないし、できない理由や弁解を探すのは時間の無駄。何より時間が無くなりつつあるのだと実感した今、今やらなくていつやるの? ということで改めてミニマリストになろうと決心した次第です。
まあ、季節もいいしね。寒くもなし暑くもなし。
今読んでいるのは「より少ない生き方/ものを手放して豊かになる」(ジョシュア・ベッカー著)です。この本もなかなかいい。
でも私の悪い癖は本を読んでやった気になること。
本は入口に過ぎず、実践しなくては意味がない、ということを肝に銘じつつ、少しずつ片付けの様子を実況中継あるいは事後報告していきたいと思っています。
まあ、私のことだからまた途中で挫折するかもしれないけどね。
今のところの目標は家を片付けて猫を飼う・・だけど、どうなることやら。
(がんばらにゃいかんぜよ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます