ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

やっぱり秋なんだ・・

2023-10-14 18:53:02 | 散歩

いまだに今年の夏は暑かったねえ、と言い続けている私ですが、

最近、やっぱり秋なんだ、と思う事の数々。

池のカイツブリはついに姿を消した・・ようです。

今週2回ほど公園の池に行き、鳥たちを探したのですが、カイツブリの姿がない。

先週はヒナを一羽確認したのですが、今週は一羽も見かけない。

今日は土曜日で人が多かったせいもあり、カモさえいなかった。

水鳥のいない池はさびしい。

トワ・エ・モアの歌にあったよね。

♪今はもう秋、だれもいない海・・(池・・)

でも、カワセミはまだ時折来ているようです。

キンモクセイがようやく花盛りになりました。

例年なら9月末頃には、甘い香りがそこらじゅう漂うのに、今年は、あれ?と思うくらい遅かった。

今頃になってようやく、あの香りが漂っています。

キンモクセイの香りってトイレの芳香剤を思い出すので、イマイチ好きじゃないのだけどね。

あの香りを芳香剤に使うなよ、と思う。

あとは、朝晩がやけに冷えるようになったこと。

長袖の出番がついにやってきた。

猛暑の夏が嘘みたいに肌寒い日さえ登場してきた。

季節は確実に移りかわり、地球の北半球にいる私たちは冬に向かっているわけです。

最近、面白いことを知りました。

右回りと左回りの秘密。

北極から赤道に向かうと、地球は左回りになるので体が緩む、でも、赤道から北極に向かうと、右回りになるので引き締まる、という。

ペットボトルの蓋が右回りで締まり、左回りで緩むように。

右回りは締まる、左回りは緩む。

同様に、コーヒーをスプーンでかき回す時、右回りにかき回すと苦く濃い味になり、

左回りにかき回すとソフトで甘くなる、という。

お試しあれ。

さて、最近日本語の生徒が増えてきて、ちょっと忙しくなってきました。

ブログも毎日更新はできなくなるかもです。

読者の皆さん、

いつも訪問してくださって、本当にありがとうございます。

更新が滞っても、見放さないでね。

 

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天気がいいので今日もお出かけ

2023-10-13 18:29:23 | 散歩

天気がいいので今日もお出かけしてきました。

先週も行った国営昭和記念公園。

ここ、すごーく広いので一日や二日では探検しきれないのです。

前回はこどもの森を歩いて、パークトレインで公園の周囲を一周し、こもれびの里でレモンイエローのコスモス畑を見て、みんなの原っぱを縦断して、西立川の駅から帰ってきました。

今日は、南側の水辺を探検しようと思ってね。

池のほとりにはバードサンクチュアリやハーブ園などがあり、あちこちにベンチもある。

でも、座っているのはシニアばかり(私も)。

(これはシニアじゃなくて、コキア)

原っぱのお花畑ではケイトウが花盛り。

帰りには、ひっつき虫のお土産もゲット。これ引っ剥がすのが大変だった。

今日も楽しいお散歩でした。

また行こうっと。

 

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ミリオン・マイルズ・アウェイ/遠き宇宙への旅路

2023-10-12 11:11:26 | 映画

宇宙飛行士の映画を紹介します。

「ミリオン・マイルズ・アウェイ/遠き宇宙への旅路」(2023年アレハンドラ・マルケス・アベジャ監督 アメリカ)

これは、NASAの宇宙飛行士ホセ・ヘルナンデスの自伝を基に作られた映画です。

メキシコから移民としてアメリカに来た家族の子どもが葡萄園で葡萄の収穫作業をしながら、

宇宙飛行士をめざす、という話です。

よかったのは、とにかく明るいこと。

ホセの小学校のクラス担任のヤング先生はホセにこう言います。

「君にはすごい力がある。誰にも止められない」

ホセの父親はどんな艱難辛苦にあっても文句ひとつ言わずに働きます。レシピがあるんだ、と父親は言います。

①目標を見つける。
②目標までの距離を知る。
③方法を考える。
④分からなければ学ぶ。
⑤ゴールが見えたらもっと努力する。

ホセは父親のいうレシピに従って、宇宙飛行士をめざして大学を卒業し、政府機関でエンジニアとして働きはじめます。

でも、最初は清掃員に間違われてしまいます。それでもホセは怒ったり落胆したりせず淡々と仕事をこなしていきます。

ホセの従兄弟のベトは(途中事故で亡くなってしまうのですが)、ホセに言います。

「俺たち移民はよく知っている。未知の世界に飛び込むことを。宇宙飛行士にぴったりの人間だろ」

ホセが宇宙飛行士に抜擢されたときに、ホセはこの言葉を語ります。

とはいえ、宇宙飛行士になるのはたやすくない。

ホセは11回もNASAに応募して断られ続けます。最後に妻に「直接行けば」と言われ、NASAに出向いていき、ようやく採用されるのですが、もっと早く行けばよかったのに、とちょっと思った。

でも11回もの応募という実績があるからこそ、NASAも認めたのでしょう。

でも、実力があってもそう簡単には宇宙には行けない。

これでもかというほど、乗り越えなくてはいけない壁は分厚く高い。宇宙飛行士の訓練は半端なく厳しい。

それでも、ホセは父親のレシピに従って、ただ黙々とその歩みを続けるのですね。

そのまっすぐさがとてもいい。

宇宙を目指す人たちの視線の先にあるのは、はるか彼方の宇宙だからでしょう。

「宇宙兄弟」を繰り返し見たり読み返したりしてるので、宇宙飛行士たちの訓練の様子はよくわかります。

巨大プールでの無重力訓練とか加圧訓練とかジェット機の操縦とか。

これを見て「宇宙兄弟」が実に忠実に事実を再現しているんだなあ、ということもよくわかり、

小山宙哉先生、凄いなあ、と改めて思ったことです。

ともかく、

こうして、メキシコからの移民だったホセ・ヘルナンデスは、

2009年8月、NASAのスペースシャトル・ディスカバリーの乗組員として宇宙に行き、国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッションに参加します。

ホセは移民として初めての宇宙飛行士になったのです。

宇宙好きなら一度は見ておくべき映画です。

”To infinity and beyond.” by Buzz Lightyear

無限の彼方へ~

 

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「われら闇より天を見る」

2023-10-09 20:15:00 | 

話題の長編ミステリー、

「われら闇より天を見る」クリス・ウィタカー著(早川書房)

をようやく読了したところです。

なにしろミステリーの賞を総なめした話題作なので、読んでおかなくちゃ、と思ってね。

英国作家推理協会最優秀長編賞ゴールド・ダガー賞をはじめ、このミステリーがすごい!(2023年版)/週刊文春ミステリーベスト10/ミステリーが読みたい。

いずれも一位獲得、という快挙を成し遂げたミステリーなのですよ。

で、今年の4月に購入して読みかけたのだけど、途中で挫折して中断していたのを、あらためて挑戦してやっとのことで読了したというわけです。

なにしろ、長い。500ページ以上ある。

長いといえば「三体」「プロジェクト・ヘイル・メアリー」はもっと長かったけど面白いので全然苦痛じゃなかった。

でも、今回は何度も挫折しそうになったのでした。

(以下、個人的な感想です。ネタバレ全開)

なにしろ悲惨な話なのです。人がバタバタ死ぬ。しかも主人公は13歳の少女と6歳の少年(姉弟)。

この13歳の少女ダッチェスの目から見た大人たち、そして町の警察署長であるウォーカーの視点から描かれた複数の殺人事件の全容です。

「最後の一行が衝撃的」と書評にあったので、最後の一行見たさに頑張って読んだのだけどね、

大して衝撃的じゃないし、サプライズはその前にすでに終わっているしで、

(しかもそのサプライズたるや、けっこうご都合主義で、そんなのありかい?と思った)

なんか拍子抜けでしたねえ。

幼い二人のきょうだいの周囲でとにかく人が死にまくります。

彼らの母親ときたら酒浸りで男狂いで子どもたちを顧みず・・とよくあるアメリカの闇。

しかもこの母親を殺してしまったのが、実はダッチェスの弟ロビンだったりして(事故だけど)、そりゃないでしょ、という展開なのですよ。

冒頭、ダッチェスの叔母(母の妹シシー)が幼い頃に死ぬシーンから始まります。
シシーを殺したのが警察署長ウォーカーの幼馴染ヴィンセント。
それから30年後、彼はシシーを殺した罪で30年間服役して出所してくる。
その直後に、今度はダッチェスの母親が殺され、ヴィンセントに疑いがかかる。
ウォーカーは彼の無罪を信じているのですが、殺人犯の疑いがかけられた主要な人物たちも次々と死んでいき・・

もうね、あまりに悲惨な話である上に、人が死にまくるので、

途中で、いい加減にしてくれ~という感じで投げだしそうになったのでした。

アガサ・クリスティのミステリーでも人が死にまくるけど、あれはお約束なので。

この作品は現実的な貧困や差別やアメリカの闇を描いているので、人の死は切実なのですよ。それなのに・・

思うに、これを書いた作者は、まだとても若く人生を知らないのでは。彼自身トラウマになるような事件に遭遇したことがあると解説にはあるけど、ダッチェスほどの悲惨な経験はしてないだろうと思う。しかもアメリカ人じゃなくてイギリス人だという。

ミステリーとしても、冗長な上にご都合主義的な部分が多く(たまに光る部分はあるけれど)、最後まで黙秘を貫きとおした殺人犯ヴィンセントが最後にウォーカーに饒舌に告白するのもどうなのと思うし、ヴィンセントが子どもたちの父親って・・といろいろ突っ込みどころが満載でね。翻訳もイマイチだし。

なんでこれがアンソニー・ホロヴィッツの「殺しへのライン」を抜いて一位なの??

と思ったのでした。

でもまあ感想は人それぞれで、絶賛している人はすごく多い。

だからこそ賞を総なめしたのでしょう。

これから読もうと思ってる人は(散々けなしておいて何ですが)先入観なしで読んだほうがいいです。

アメリカの闇を描いて秀逸なのは、やはり「ザリガニの鳴くところ」(2023年1月28日の記事)や映画「シドニー・ホールの失踪」(2019年9月17日の記事)あたりじゃないでしょうか。

 

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天気がいいと気分がいい

2023-10-08 10:59:01 | 受動喫煙

先日、おとぎの国に行ってきたことはお伝えしました。

あれ以来、なんか私の人生うまく行きそうな、そんな感じがしています。

早い話、天気がいいと気分がいい、自然の中にいると気分が落ち着く・・

というようなことなのですが。

猛暑の夏も去り、これからは日に日に秋が深まっていきます。

一年で一番いい季節がやってきます(春もいいけど秋も好き)。

目の前に問題があると、ついそちらに目が行きがちですが、

思い切って外に出てみると、空は青いし風は心地よいし、歩き回って疲れて、

草むらに座り込んで空を見上げたら、

頭上はるか上を飛行機が通っていくのが見えて、

ああ、私はなんて幸せなんだろう・・

と単純に思った。

よく考えてみたら、

私には住む家があり、食べ物に困ることもなく、仕事もあり、家族や友人たちもいて、生きていくには十分な恵まれた環境にいます。

人生の残り時間を考えると、些細なことに時間と労力を費やすのは賢明ではない、

と気づいたのです。

タバコの副流煙が耐え難いほど酷くなるなら、大型で強力な空気清浄機をもう一台導入する方が早くない?

高いけど、引越すよりは格段に安い。そもそも引っ越せないし。

世の中には、話し合いのできる人とできない人がいます。

話し合いができないなら、自然災害と思ってあきらめる方が早いし賢明かも、と思い始めたわけです。

問題は見つめるほどに大きくなる、と言いますが、

問題に焦点を当てるのではなく、他のことに集中して、できるだけ日々平穏な気持ちで過ごすことの方が大事。

そうしているうちに、あら不思議、問題そのものが消えちゃった、

なんてことに・・

なると・・

いいなあ。

今日は少し曇っているけど、空気はひんやりとさわやかです。

さて、今日もお外におでかけしようかな。

 

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