ようやく猛暑から解放されたと思ったら、今日は冷えますね。
昨日見たポーランド映画「忘れられし愛」がよかったので紹介します。
2時間20分という長尺の映画ですが、途中飽きることなく一気見でした。
舞台は20世紀初頭のポーランド。
有能な外科医ヴィチューラは、事故にあった少年を無償で助けるなど人情に厚い外科医でしたが、妻に捨てられ、しかも暴漢に襲われ路上に打ち捨てられます。
それから15年後、ヴィチューラは生きていましたが、自分の名前さえ思い出せない重度の記憶喪失に。
浮浪者のように徘徊しているところを、農夫を助けたことから製粉所に雇われ、そこで働くことになります。
彼は記憶を失ってはいるものの、外科医としての能力は失われておらず、村人たちを次々助けます。けれども、彼は医師免許を持っていないのに人々の治療をしたといって訴えられ、投獄されてしまいます。
一方、この村の酒場には給仕をしている若い女性アリシアがいて、彼女と伯爵の若者との恋物語も平行して語られます。
アリシアは実はヴィチューラの実の娘で・・
というように、20世紀初頭のポーランドの田舎の風景や、人々の風習やそこで生きていく人々の暮らしぶりが丹念に描かれ、古典の文学作品のような味わいのある物語に仕上がっています。
この映画の原作「Znachor (原題)」(「The Quack (英題) 偽医者」タデウシュ・ドウェンガ=モストヴィッチ著)はポーランドでは有名な小説だそうです。
ご都合主義的な部分もあるけど、久しぶりに、これぞ物語の王道! という感じの重厚な映画で、よかったよ~
今、Netflixで配信中です。
さて、ようやく秋が来たのでもりもり働かなくちゃ、と思うのだけど体力がまだ戻らなくて。
隣家が留守だと嘘みたいに家のなかがすっきりします。
窓を開け放ち、新鮮な風を通すと本当に気持ちがいい。
でも、ひとたび煙が流れてくると・・
まじで殺意を感じる。
重たい腰をあげて、自治会に相談したり、受動喫煙被害者の会に会員登録してみたりしてますが。
でも、揉めるのも嫌だし、揉め事に時間取られたくないし。
(先日外で声をかけられて以来収まるどころか・・)
何もしなければ、死ぬまでこれが続くことに・・
なるのか??