辺野古崎につくと、ドックの近くにバイクを停めました。
ドックには、ちいさな漁船が数艘、まるで飼い犬みたいにおとなしく、つないでありました。
漁船のわきで、祝日で学校が休みの少年たちが、まるで曲芸師みたいに巧みに水の中に飛び込んでいました。
その向こうに、座り込みのテント村が見えましたが、なぜか怖じ気づいてしまいました。
ただの「観光客」が物見遊山で、訪ねていいものかどうか。
逡巡しました。
反対側を見ると、ドックを囲っている遠くのコンクリート壁の先端に、海の神様をまつった神社が見えました。
船が出ていくたびに、それを見守る位置にあります。
そちらのほうにも、別の少年の一団が歩いて行きます。
神社の裏のほうにも、きっとダイブに格好の場所があるに違いありません。
そのうち、雨が強くなってきました。
漁協の建物の空洞になった一階部分に逃げ込んで、雨宿りをすることにしました。
自動販売機でジュースを買って、乾いたのどを潤しました。
考えていましたーーー。
テント村に行っては失礼なのではないか。
その場には、ビーチカウチに座って海を眺めている老人が一人いました。
天気悪いですね。そう話しかけました、が・・・
会話が弾むような返事はありません。
ドックには、ちいさな漁船が数艘、まるで飼い犬みたいにおとなしく、つないでありました。
漁船のわきで、祝日で学校が休みの少年たちが、まるで曲芸師みたいに巧みに水の中に飛び込んでいました。
その向こうに、座り込みのテント村が見えましたが、なぜか怖じ気づいてしまいました。
ただの「観光客」が物見遊山で、訪ねていいものかどうか。
逡巡しました。
反対側を見ると、ドックを囲っている遠くのコンクリート壁の先端に、海の神様をまつった神社が見えました。
船が出ていくたびに、それを見守る位置にあります。
そちらのほうにも、別の少年の一団が歩いて行きます。
神社の裏のほうにも、きっとダイブに格好の場所があるに違いありません。
そのうち、雨が強くなってきました。
漁協の建物の空洞になった一階部分に逃げ込んで、雨宿りをすることにしました。
自動販売機でジュースを買って、乾いたのどを潤しました。
考えていましたーーー。
テント村に行っては失礼なのではないか。
その場には、ビーチカウチに座って海を眺めている老人が一人いました。
天気悪いですね。そう話しかけました、が・・・
会話が弾むような返事はありません。
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