越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

もうひとつのトークショー 詩人の佐々木幹郎さんと<ボーダーバトル>

2007年09月22日 | 小説
もう一つの<ボーダーバトル>が企画されました。10月20日(土)19時より、ジュンク堂池袋店4階の喫茶店にて。ゲストは、詩人の佐々木幹郎さんです。85年にロバート・クーヴァーの『ユニヴァーサル野球協会』(若林出版)を出したときに、その中の戯れ歌一編を訳していただき、お世話になりました。佐々木さんと一緒に、白山下の豆腐やでクーヴァーと酒を飲んだのもよい想い出。

それ以降、佐々木さんは、ヒマラヤを旅することが多くなったようで、チベットにもいかれているし、読売文学賞を受賞した『アジア海道紀行ー海は都市である』(みすず書房)もあることですから、詩人の目で見たアジアの辺境とその旅を語ってもらうことにします。

佐々木さんは、『佐々木幹郎詩集』(思潮社現代詩文庫)や『蜂蜜採り』(書肆山田・高見順賞)をはじめとする自作の詩集はもちろんのこと、中原中也の研究者としても有名で、『新編中原中也全集』の編集委員でもある。そういえば、きょねんの『現代詩手帖』の中原特集の鼎談(佐々木幹郎、高橋源一郎、伊藤比呂美)は面白かった。あの柔らかい関西弁に隠された鋭い批評とつっこみ。本当は、酒を飲みながらおしゃべりをやりたい。

なお、ジュンク堂のトーク・イヴェントは予約制なので、申し訳ありませんが、予約のお電話をお願いします。03ー5956ー6111です。詳細(日時/場所)は、次のホームページに載っています。http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-ikebukuro.html




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