のびたとブレイク

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おめでとう!と言いながら大勢の方が笑顔で入って来た 満杯のうたごえ会場

2016年05月07日 08時08分23秒 | うたごえ

昨日 本所地域プラザで 初めて 私の下町のうたごえを開催した

4階のホールに エレベーターが着くたび どっと参加者が入ってくる

おめでとう!来たわよ そんな馴染みの方も 初めての会場を探しながら来た

 

皆さんの笑顔を見るたび 嬉しさと感謝で胸が一杯になった

どれだけの方が来てくれるのか 少なくても勿論感謝であるが 正直 多くの方が参加されれば嬉しい

全く未知数である為 会館申込書には 参加予定人員欄に30名と書いた

 

この地域に住まわれる 3月まで務めたうたごえ講座の方たちも 懸命に地元に宣伝していた

誘われて地域の新しい方たちも 近くで歌えるならと 喜んで参加をされる

会館の運営の方たちさえも この地元の方たちである 素直に盛況を喜んで貰えた

 

今まで 亀戸の会場に通って頂いた方たちが パスを乗り継いで 笑顔で顔を見せた

かなりの方たちが 私の呼びかけに応じて会場に見える

素敵なホールだわね 口々に言われて気にいって居られた

 

 

 

ここは 可動椅子だが階段状に設置されていて 椅子を並べる 片づけるの手間が要らない

プロジェクターも 大きな幕に映し出して見やすい

音響も良くて 皆さんの声も私にはよく聴こえ 伴奏しやすい

 

 

開始時間の直前にも 続々と参加者が来られ 空いて居る席が無くなった

申し込みに書いた人数が 30名 ここの定員最大が120名である

それでも直前の会館への打ち合わせでは90名に予定した そんなに来ることは無いだろうと

 

ところが これが満杯で 急きょ 事務所に連絡して 10脚の椅子を追加して運んだ

凡そ100名! 考えられない参加人数に驚き そして感謝の心がふつふつと胸にたぎる

地元の方々の努力 うたごえを愛する仲間たち 私は何と幸せなことだろうか

 

 

30曲くらいのリクエストを 全員で歌う

オープニングで私は 墨田区に敬意を表して 3曲 皆さんが知っている曲を選んだ

母の日に因んで かあさんの歌 お母さん そして 下町の太陽 である

 

かあさんの歌 の作詞作曲は 窪田聡さん オリーブで有名な岡山・牛窓の出身である

大学へ行くと上京したが進学せず 浅草あたりで飲んだり映画を観たりの毎日であった

実際には 歌声運動の中にあり アコーディオンを覚え その活動もして居た

 

下宿もたびたび変わったが 墨田区・京島にも住まわれていた

母がようやく突き止め ふるさとから生活物資を息子に送る

後日 疎開の為に親戚の信州新町へ身を寄せた

 

そんな母の想いと 信州の光景を重ねあわせ この曲の誕生となった

うたごえでも多く歌われ NHKでも放送され 全国の愛唱歌となった

母の葬儀に彼は このかあさんの歌の楽譜を棺に入れて 母に詫び 感謝をささげたと言う

 

おかあさん この歌の作曲者は 遠藤実 さん 歌手 作曲 のちにレコード会社も設立した

愛弟子が 千昌夫 北国の春 他 ヒット曲を多く残している

生まれ育ったの小学生時代 墨田区・吾妻小学校に在籍した

 

疎開で新潟に行き定着して 現在では 新潟に 遠藤実記念館がある 

千昌夫さんのエピソードが面白い 歌手を目指して遠藤実さんに憧れていた

高校2年の時 岩手から修学旅行に来ているうちに 親が病気と偽り離脱して先生の家に行く

 

強引に半ば押し掛け女房的に居座り 愛弟子となった

今でも 千昌夫さんは 遠藤実さんに対して 神のような存在で 震えが来るほどだと言う

それでも彼との出会いが 経営的には苦しんでいた状況を救ったかもしれない

 

下町の太陽 倍賞千恵子さんが歌って大ヒット 映画化されて彼女が主演である

舞台は 現在は無いがスカイツリーのすぐ高く 資生堂の大きな工場が京成曳船駅前にあった

ここに働く女工さんと 勝呂誉さんが油まみれの鉄工所に働く工員 二人の純愛を描いた

 

私は定時制高校に4年間通った 現在でもその高校は有るが 昼の高校名は変わっていた

その近くに 遠藤実さんの通った 吾妻小学校がある

昼間は働いての通学だが 働いていたのは 油で作業衣が汚れる町工場 この二つの曲が重なる

 

 

たんぽぽ この歌の時は86歳の男性がいつも登場して 手話を皆さんに教える

今では 殆どの方が 手話を覚えて 会場全体で歌いながら手を動かす

因みにこの方は浅草でボランティアガイドもされ 英語は堪能だと言う 元気な方であり私の目標

 

 

 

    最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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