『北上夜曲』 この歌をはじめ 歌声喫茶からヒットした曲は数多い
カラオケも無い時代 私たちが歌える場所は 歌声喫茶であった
特に 新宿の「灯」 コマ劇場の横奥にあった店は若い頃良く通った 満員ならば「カチューシャ」へ流れた
一冊50円の歌詞集を5.6冊買って むさくるしいお兄さん おじさんのアコーディオンの指導で歌う
ロシア民謡が多く その他は 私の好きな抒情歌があり どこかで巡り合う人への妄想で胸がキュンとしたものだ
新宿と言う駅 23時55分の松本行 これに乗ってハイキングやスキー 行き帰りには その格好で「灯」に寄る
昨日 「下町のうたごえ」 で皆さんに問いかけた 当時 「灯」 に通って居た人? パラパラと手が上がる
嬉しいね 私と同じ刻を過ごしていたんだ・・・それでは隣に座っていたかもしれないね 隣に居た人?(笑)
はーい と何人も手をあげて笑わせる もしかしたらホントに隣に座っていたかもしれない
その頃 私はハーモニカ以外は楽器とは縁が無かった
ハーモニカは義兄が仕事も快調なころ 良くキャラメルも買ってきた その箱の中に入って居るカードを集める
送るともれなくハーモニカが貰える これは 買い替えもしたが 未だに役に立ち 添乗員でも披露して喜ばれた
しかし ピアノとなると それは考えもしない夢の夢である
まさか 今のようにピアノを弾いているなんて想像だに出来ないことだった
30代半ばに 会社の倉庫に眠っていた足踏みオルガンが私の人生を変えた
『遠くへ行きたい』 この曲が弾きたくて 片手でポツポツとメロディ 左手となると 自分の脳と手がバラバラ
眼で確認してキーを押すが 全然合わない 半年以上トライして ようやく曲らしく弾けるようになる
すぐ会社仲間に呼びかけ バンド結成 これが 「コーヒーブレイク」 ブログ下に貼り付けているバンド発足である
バンドはしばらく足踏みオルガンとギター ウッドベース ドラムと言う構成 私を除けば見かけはいっぱしである
会社の補助を受けるようになり キーボードを買い 以来 ボランティア出演で多く活動を続けた
定年まで キーボドである 家でなく練習場に置いた ピアノは弾きたくても 機会も無ければ 買うお金も無い
20年前 定年を機に「童謡唱歌うたう会」を主宰 代表者を務め 好きな人だけ残り ここで初めてピアノを弾いた
歌声喫茶風に リクエストを募り 私が伴奏 皆さんが歌う 無料奉仕で13年続けてきたが ここが 今の原型になる
噂を聴いて 墨田区のNPOから 私に うたごえ講座の講師に依頼があり 重複して引き受け ここでは8年間務める
60歳から70歳まで クラツーの添乗員 仕事の中でもピアノやハーモニカが生きた
クラツー主催の形で 歌声喫茶も何度か開催して ピアノを弾く 今まで アップライトであったが初めてグランドピアノ
あのグランドピアノ 私の夢の夢であったグランドピアノ アップライトと違って 音質も含めてすべて素晴らしい
まるで 自分の腕が少しアップしたかのように聴こえる 弾けること 私には夢の実現 なんと楽しいことか
家にピアノが無いから 下町のうたごえが唯一 ピアノが弾ける それもグランドピアノ!
始まるまでの時間 惜しむように弾きたい曲を練習する 本番は皆さんの若い声を聴きながら幸せのピアノである
リクエスト34曲
ああ上野駅 秋の夜半 あざみの歌 雨降りお月 カチューシャ 北上夜曲
荒城の月 古城 寒い朝 下町の太陽 瀬戸の花嫁 1000の風になって
芭蕉布 埴生の宿 浜辺の歌 水色のワルツ みだれ髪 旅愁 ローレライ
アメージンググレイス 汽車 恋のバカンス もみじ 森の水車 誰もいない海
東京キッド 夕焼け小焼け にっぽん昔話 バラが咲いた ブルーライトヨコハマ
やぎさんゆうびん 北の旅人 帰ってこいよ 霧の摩周湖
10年余以前 北海道・富良野から道東へドライブ 摩周湖にも立ち寄った
下町のうたごえ バンド コーヒーブレイク生伴奏 in 本所地域プラザ
のびたがリーダーのバンド 40年以上続けています 私はキーボードとトーク
YouTube 君恋し
YouTube バラが咲いた
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