うたごえの後のランチも楽しい

昨日の下町のうたごえ　久し振りの１０時からの開催となった
人気の亀戸文化センターが　抽選で外れ　空いていた午前となった
女性が圧倒的に多いので　なるべく午前は避けている

朝食　掃除　洗濯　その他　主婦は忙しかろう
でも　下町の主婦は多分　テキパキと片付けて会場に来てくれる
モーニングコーヒーならぬ　モーニングうたごえとなった次第である



リクエストに応えて　みんなで歌う
でも個人の好み　年代によって　多少歌声の大きさに強弱がある
みんなが知っている歌と笑いは　フォルテシモに増幅される

後片付けも参加者の自発的協力で　椅子やテーブルが仕舞われた
この何気ないお手伝いも含めて　いつも感謝と幸せに溢れる
空は青空　終わったあとの　満ち足りた余韻は私には今日も続くのだ

そのあと　スタッフの女性３人とファミレスのランチに行った
いつもは午後の開催だから　スタッフで食事には行かずお茶程度である
話しながら笑いながらのランチ　今年初めてかな？

平日の昼でも　店内は一杯だった　お勤めの方々が利用しているのだろう
いつも私が行く時間は　かなり空いているのだ
ランチセット　１０００円も出せば　結構　豪華に見える

女性たちとランチも楽しいものだ
なんたって　おしゃべりが楽しい　些細なことで笑い合う
勿論私も　話すことは好き　会話にどんどん入っていく

女は無口な人がいい　とか　男は黙って○○ビールとか言う
いえいえ　女は楽しく話すがいい　男だって　明るい方がいい
人生の時の流れ　同じ過ごすなら　笑顔が溢れる時間が良いものだ



幸せと元気と笑顔は　あちこちにお裾分けをして歩く
決して減ることはなく　ますます増えてくるだろう
今日は　認知症の方が多い施設へ音楽訪問に行く


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　つわぶき
　　　　　　　　　　花言葉　　謙譲

歳を重ねると心が豊かになってくる

昨日　夕食を外で済ませ帰って来ると　空には大きな月が輝いていた
エレベーターに乗り合わせた男性が　突然語りかけた
月がすごく大きく綺麗だったねぇ　そうですよね真丸く大きく素晴らしい

ほんの数秒の会話に　同じ歳くらいの感動の共有がある
若い頃から比べると　自然を見る眼が違ってくる
人間のいのちのことや　愛情や　あたたかさが機微に滲みてくる

こうしてみると　歳を重ねることも満更ではない
それは　肉体的には衰えを感じるが　心はますます豊かになってくる
自分の年齢は素直に受け容れて　前向きに生きることが人生も豊である



季節の花々をみても美しいと感じる
新緑や新しい芽吹きにも　生きる力をもらえる
鳥も昆虫も魚も　みんな身近に親しさを増して来る



お年よりは涙もろいと　若い頃は笑っていた
そうではなくて　心が豊かになっているから涙が出てくるのだ
人の温かさも　小さな出来事も　他人の辛さも　みんな分るから涙もろくなる

感動をする心　そして　感謝する心　毎日毎日触れることが出来る
時には他人の幸せも　ああ良かったなぁと心の潤いにもなる
幸せとは　こんな積み重ねのことだろう



過去の辛かったことなんて　今では笑って話せる方が廻りにはいっぱい
そんな過去があるからこそ　幸せも感動も感謝も笑顔に変わってくる
今日は下町のうたごえ　午前中の開催だが皆さんに会えるのが楽しみだ

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　　　　　　　　　　今日の誕生花　われもこう
　　　　　　　　　　花言葉　　変化

定時性高校へ通う私を励まし続けた方の喪中葉書

今の時期は　喪中葉書が届き　年毎にその数が増えてくるようだ
大概は両親のいずれかだろうから　年齢からして仕方ない現実である
その中で　一通　想い出深い方の亡くなった報せには少し胸を痛めた

その方とは　５０年も会っていないが　年賀は欠かさず出し続けてきた
私が中学を卒業した歳から　走馬灯のように想い出が駆け巡る
私の家は貧しくて　修学旅行も自分で辞退したほどである

母はすまないねと言ったが　私は別にそんなに感傷的にはならなかった
ただ高校は行きたいので　夜学を選んで　昼間は働くことにした
しかし就職は　大きな会社では無理　１７時からでは早退となる

そのため　町工場へ入った　１６時でも退社が可能だった
機械工場なので　作業衣を着ても真っ黒に油で汚れた
１５歳の春から４年間　工業高校へ通い続けた



町工場の仕事は　月２回しか休みが無く　年中　残業　徹夜があった
時には　昼間働いて　夜　学校へ行って　また工場へ戻り　仕事をした
仮眠を取って　夜中から次の日の昼間を働き　また学校へ行った

さすがに２日目の学校は　睡魔に襲われ　勉強どころではなかった
今の世の中では労基法でも問題になるし過重労働を少年に強いる事になる
それでも良いことがご主人と奥さんが理解かあり　私を励ましてくれた



お二人は小学校の教員同士で恋愛結婚の末　一緒になった
父親の経営する町工場が　親の体調から後を継ぎ　二人とも退職した
教員から　機械工場の仕事へ　大きな人生の転換を果たしたのである

徹夜などをすると　奥さんが　食事を作ってくれた
朝は大したもので無いが　卵が入った味噌汁が美味しかった
時には　餅を焼いてくれたり　お汁粉まで作ってくれる

お汁粉などは　丼で２杯も食べて　驚いていた
当時は　朝のパンは一斤食べても太らない　大変な量である
あなたの食べ方は　本当に美味しそうに食べるねと　良く言われた

僅かな給料を将来結婚するために　細々と積み立ててくれたのも奥さん
それは　ささやかな式を挙げられる金額となって　奥さんが褒めていた
親の援助を受けずに質素でも結婚式を挙げるのは素晴らしいことよと言う　

中学を出て初めて貰った給料の　大半は家の生活費に入れた
自分で稼いだお金が嬉しかったものである
この頃　親の無い子の施設へ　ボランティアに行った

私より恵まれない子供たちが大勢居る
ただ遊ぶことと　僅かな金額で買える　木琴や文房具を持って行ったりした
私のボランティア人生は　ここが原点である



そんな私を褒めてくれたり　支えてくれたご主人と奥さん
私が退職後　悲しい報せがあった
最愛の娘さんが２０歳で　突然死した

哀しみはいかほどであろうかと　その幼い姿は知っているので私も涙した
成人式に着るために用意した晴れ着は　棺の中に納まった
ご主人はその後　木彫りを覚え　観音像ばかり彫っていたようである

お付き合いの年賀状もあるが　心を込めて５０年出し続けた
一度はあなたの　うたごえの伴奏で歌って見たいと賀状に添え書きもあった
今年はダメだが　来年は出せるようにご主人が元気で居て欲しい

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皇后様も認める八千草薫さんの美しさ

映画「くじけないで」が今　上映されている
そのコマ－シャルも含めて　たびたび　八千草薫さんがテレビに登場
私にとっても　この世代の方たちも　永遠の憧れの女優である

若い時の優しさを内に秘める美貌は　当時の日本のお嫁さん候補だった
戦後　荒れ果てた街に　ここには　色　が無いと　宝塚に入団した
トップスターになるが　どこにも誇張したものがなく　愛される人となる

　

映画監督の谷口千吉さんと結婚して　それは仲睦まじいものであった
数年前に監督は亡くなったが　その大きな写真を自宅に飾ってあると言う
寂しいけれど　慣れるといつもそばに居て　話しかけられて居るようだとも・・

私はかなり昔　八千草さんの歌劇　蝶々夫人全曲の映画化を見た
本格的なオペラを映像としてみて魅惑されたものだ
長崎まで旅したときは　舞台のクラバー邸にたち長崎湾を見た

　

八千草さんは　東日本大震災の被災地のことも随分心配して通った
今度の映画　「くじけないで」は　１００歳の詩人　トヨさんの生涯を描いている
トヨさんも　被災地に心を砕き　負けないでの　詩のメッセージを送っていた



この映画のきっかけもあり　同じく普段から被災地に気を使う皇后様と会った
互いに自分のことより　不自由な生活を送る皆様への気遣いの毎日の人
お二人のこの見えない糸で　少しでも被災地が元気になって欲しいと思う



８２歳の八千草薫さん　幾つになっても上品で優しく美しい
皇后様も　この美しさを褒め称えていた
心の中から美しさが醸成されて　オーラのように回りを包むのだろう

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　　　　　　　　　　今日の誕生花　つた
　　　　　　　　　　花言葉　　誠実　勤勉　結婚

雨が降っても寒くても歌は笑顔にしてくれる

雨がしとしと降っている　家に居ても寒かった
こんな日は　外へ出るのも億劫で　ごろごろしている人も多いのかな
多分　墨田のうたごえカチューシャも　さすがに少ないだろう

そんな思いで　スカイツリー近くの会場に行った
雨にも負けず　寒さにも負けず　女性たちは元気と若さで集ってきた
５０名近くの活気がすごい　歌を歌えばお世辞ではなく　みんな若い



歌は良いものだ　歌が好き　みんなが好き　これで大きな輪になれるのだ
ストレスなんて言葉はここには無い　笑顔がみんな過ぎらしい
こんな皆さんに会えて　ピアノの伴奏して楽しいと言われたら私は幸せだ

歌を愛する仲間たちだから　歌に生きた島倉千代子さんの追悼をしばし
人生いろいろ　と　東京だよおっ母さん　これをみんなで歌った
素敵な人だったねぇ　こんなささやきが　あちこちで聴こえた

たきび　お山の杉の子　お使いは自転車に乗ってなど歌う
岸洋子さんが歌った　時計　良い曲で試したが皆さんあまり知らない
菅原洋一さんの歌った　知りたくないの　これも少しバラバラ

やはり日本語の歌が良いねと大笑い
ひばりさんの歌った　花笠道中　これこれ石の地蔵さん～
途端に大きな合唱となった　楽しく歌えればそれで良い

　

初めて参加された女性が　先生の話が楽しくて好き
ピアノもお上手でと褒める
褒められると成長する私なんですと　素直にお礼を言った

うたごえの後の余韻は　私に元気を与えてくれる
帰りにスーパーによって買い物　家にあるものとダブって買った
あれまぁ　まだ　あるじゃん～　年中　こんなことをしているズボラ

　

今朝は気持ちよく　青空が拡がっている
テレビの　サワコの朝　ゲストは　ジャズの巨匠　渡辺貞夫さん
魅力的なテナーサックス　現役で活動中の８０歳である

高齢なんて思わせない　音楽に掛ける情熱が溢れていた
コンサートホールにも出るが　ライブハウスも楽しいと言っていた
２００人くらいなら距離感がなくて　親しくジャズを楽しめるそうだ

　


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　ふゆさんご
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