近所の秋を探しに

秋　あっという間に通り過ぎて行ったような気がする
今朝も寒く　部屋の中の温度は１９度になっていた
あまり寒さに震えると　心まで萎縮してしまいそうだ

人生も同じかな
あまり縮こまって物を考えると　どうしても真っ直ぐ見れなくなる
身を屈めて物を見るから　真っ直ぐでも歪んで見えるのか



北風吹きぬく寒い朝も　心一つであたたかくなる
吉永小百合さんが歌っていた　寒い朝の一節が浮かぶ
そうだね　自分の立つ位置が分れば　見方も考え方も変わってくるね

テレビから伝えられるあたたかな話　感動の話　素晴らしい歌の数々
みんな　私には心の衣装となって包んでくれる
心の中が温められると　ゆったりと　のびのびする



季節の花たちも　私に衣装を重ねてくれる
さざんかが咲いて　寒さの中でも微笑んでいるようだ
だから　つとめて外を歩く　雀が沢山遊んでいる



皇帝ダリアと言う素晴らしい花が　亀戸中央公園に咲いた
もう咲いたかな　何度も見に行って　成長を待っていた
どんどん空へ向かって伸び３ｍくらいになって花が咲いた



どう？私の姿は？と　高い位置から語りかけているようだ
見事だよ　さすがに皇帝と名がついて　品位がある
花に触ることも近づくことも出来ない



公園の樹々が　まだ赤く葉を染めている
枯れ葉が風に舞い　あちこちでくるくると遊んでいる
時に群れ　時に自由に飛びまわり　小さなふくらみの山を作る

　

今日は墨田のうたごえ
素晴らしく活気があり　笑顔が溢れる女性たちの歌声が聴こえる
私の人生に　あたたかく衣装を着せてあたたかくしてくれる方たちだ


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　からたちばな
　　　　　　　　　　花言葉　　鋭敏な

ここが東京だねおっ母さん

島倉千代子さんが亡くなられて　同世代であるためか少し寂しい
歌は世に連れ　私たちの人生と共に歩んだ方である
それは　ひばりさんと共に　想い出の中に多くの夢を刻んできた



昨日は下町のうたごえ　殆ど女性であるが　この想いは同じであった
リクエストに　人生いろいろ　があった
この曲は　５００曲くらいのリストには入れていなかった

でも　一緒に歌って偲びたいなと思い　ホワイトボードに歌詞を書いた

死んでしまおうなんて　悩んだりしたわ　
バラもコスモスたちも　枯れてお終いよ
髪を短くしたり強く小指を噛んだり
自分ばかりを責めて　泣いて過ごしたわ～

こんな歌詞が　私たちの人生の中でも　数々出て来ただろう
波乱万丈の彼女が歌うと　しみじみ心に滲みて　歌も彼女も愛された
ちょっと　寂しく　みんなで歌った



惜しい方は早く亡くなる　まだ逝くには早すぎる
そこへいくと　私たちは？　まだまだ長生きできるね
みんな歌を歌って　笑顔を浮かべて健康に暮らしましょうと笑わせた

東京だよ　おっ母さん　もリクエストされた
ここでは　私の想い出をエピソードに語った
おっ母さんを連れて来るのではなく　母と初めて東京に来た時の事

電気もガスも水道もバスも無い山奥　初めて電車を見たのは小学三年生
町まで数キロ下って　電車を見た　飯田線が１両でとことこ走っていた
田んぼもわが村は小さな棚田　四角い大きな田んぼに眼を見張ったものだ

５年生になって　東京へ引越し初めて山手線を見た
それはそれは長い蛇の様だった　６両編成の時代である
電車のドアや　エレベーターのドアが怖かった

挟まれない様に　頃合を見て飛び込んだものである
エスカレーターを初めて乗るときは　階段が動くので眼で確かめて飛び乗る
家の近く　東武線と常磐線の大踏切があり電車を見るのが楽しみだった



ある日　母に連れられて浅草松屋の屋上に行った
ここは今でも同じ　隅田川に面して建ち　展望は広かった
その姿は　今までに見たことの無い近代風景であった

一緒に居た今は亡き弟　こう叫んだ
かあちゃん　ここは外国かい？

東京だよ　おっ母さん　田舎から出てきた母を案内する歌である
でも　私には　母に連れられてきた　この遠い想い出がいつも蘇る
母と一緒に一時　多分　幸せに満ちていただろう


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　のじぎく
　　　　　　　　　　花言葉　　真実

さざんか さざんか 咲いた道

さざんか　さざんか　咲いた道　たきびだ　たきびだ　落ち葉たき
童謡の「たきび」２番の歌詞の一節である
近所の公園を散歩すると　こんな童謡が自然に浮かんでくる



一番の歌詞の終わりは　北風ぴいぷう吹いていると歌う
東京にも木枯らし一号が吹いて　途端に冬が来たようだ
街行く人の服装も　すっかり冬支度である

家で部屋の中に居ても　重ね着をするほど冷える
足の先が冷えて　寝るとき　湯たんぽを入れたら　これは温かい
炬燵もあるけれど　そろそろ無理しないで入れてみるか

秋は本当に短かったなぁと実感する
ほんの１ヶ月前には　真夏日があって３０度を超えていた
秋はたった一ヶ月で去っていった



散歩中に見る花は少なくなっていく中で　さざんかが咲きだした
この花は種類も多く　寒さが厳しくても健気に華やかに咲く
花びらはふくよかに　バラのように美しい

　

およそ３月まで　震える心を温めてくれるのだ
つぼみのうちはピンク　これが咲くに従って白になっていく花もある
一つの木に無数の花が咲くので　この変化があって妖艶でもある

　

因みに　さざんかは区内の公園　街路にも沢山見られる
江東区の区の花　それはさざんかだ
冬の間　ウォーキングの眼を楽しませてくれる　さざんかに感謝である



たきびだ　たきびだ　落ち葉たき　この風景は昔はどこでも見られた
この「たきび」の歌の作詞者は　巽　聖歌さん　岩手県生まれ
北原白秋に師事した詩人である



この歌の誕生の地　中野区上高田には１３年間住んでいたと言う
今でもその雰囲気を残す地に記念の歌碑がある
落ち葉を炊いて　焼き芋を焼いたこともあるだろうか

　

後年は　日野市旭丘に２０数年住んでいた
近くの公園に　やはり　たきびの歌碑がある
JR豊田駅の発車メロディは　この童謡が採用されて流されている



昭和１６年１２月と言えば　第二次世界大戦が始まった
その２日後　ラジオから　この童謡が流れてきた
ただ　すぐに　この非常時に　たきびとは何ごとかと軍部に禁止された

たきびの煙が　敵の襲来時に目標とされることを避けたものである
戦後すぐに歌のおばさんが歌い　また愛唱歌となった
しかし　一時　クレームがつけられたことがある

消防当局が　子供だけで　たきびをすることが危険だ
したがって　子供たちを煽る　たきびの歌は控えて欲しいとされた
今でも　たきびをしたら　消防車が飛んでくるだろう

　

今日は　下町のうたごえ　東大島文化センターで　１４時～１６時
歌の好きな方が大勢集って　この冬に負けない温かさに包まれるだろう
歌は　心のたきび　温まり　みんなで笑顔を交わす


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　さるとりいばら
　　　　　　　　　　花言葉　　元気になる

台湾の皆様へ感謝 日本チームの横断幕

野球の日本代表チーム　侍ジャパンが台湾と強化試合を行った
三連戦でその様子も　日本のテレビが中継していた
私も見ていたが　国際試合と言うより親善試合という親しみがある

中韓チームなら　なんとしても勝って欲しいと言う思いで必死に見る
しかし台湾チームなら　試合は全力で戦ってもらいたいが勝負は問わない
この想いは　日台双方の方たちが抱く友好の歴史である



最終日　日本チームは全員並んで大きな横断幕を掲げた
あの東日本大震災における台湾の支援に対する感謝の意である
私たちは台湾の方々の数々の支援のことを　いつまでも忘れません

あの被災直後　いち早く緊急救援隊を送って来たのは台湾である
しかし当時の民主党政府は　中国の顔色を伺い足止めにしたのである
助かるいのちを早く救え　膨大な支援要請が続出している中であった

それでも続々と人もお金も日本へ送り　その額は各国より突出していた
台湾現地でも募金活動　いのちの祈りなど多く開催されていた
現在でも支援の活動が行われているのだ



後に政府が各国へ支援感謝の言葉があったが　台湾へはトーンが低かった
私たちは受けた恩は忘れない　感謝の言葉も表わして行きたいものである
それを日本チームが　日本の総意を言葉にして行動にしことに意義がある

台湾は日本統治時代前にも　清国などが支配していたことがある
その統治時代をあしざまに言う日本人が居るが　一部肯定しても殆ど歪曲だ
難しい政治解説は私には出来ないし知識も無いが　現地の方が応える

台湾の方たちは　日本に対して殆ど友好的な方だ
日本が好きと応える方は　アンケートでも７０パーセントを超える
行きたい国　それも同様であり　観光でも多くの方が日本に来てくれる

こんなにまで　日本を愛してくれる国は他にあるか
こんなにまで日本の危機を感じで行動にしてくれた国は他にあるだろうか
私は　私たちは台湾への感謝は　いつまでも忘れない　

二つの中国論が以前あった　今でも潜在的にある
一つの中国として　国交を断絶してまで中国になびくことは無い
チャイニーズタイペイ　なんて書くと　中国の一地方と誤解される



新中国派が　現在の台湾でも台頭しているが　真の姿ではない
台湾は台湾である
日台野球の球場には　日章旗と台湾の旗が大きくはためいていた

　

台湾　私も数度訪れているが　経済的にも日程も訪問は容易で無い
せめて台湾の味を　台湾の方が経営するお店に行ってランチをした
ブログで紹介されていた　錦糸町北口　ロッテ会館の裏通りである


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　だいもんじそう
　　　　　　　　　　花言葉　　自由　不調和

ガリガリくんシチュー味にはまる 進化する種類

夏でもアイスだが　これから炬燵に入って食べるアイスも抜群である
食べ過ぎると　カロリーが高いので　要注意でもあるが美味しい
中でも好きなのが　ガリガリくんのスティックタイプである

もう２０年前くらいから　王道はソーダ味である
現在でも一番人気らしいが　すっきりと後を引かない食べ味が良い
他のアイスも美味しいが　食べると後を引き　２．３個でも食べてしまう



売り出しの頃は５０円　食べ終わったスティックの棒には　当たりもある
これを店に持って行って　一本貰うのも嬉しかった
最後に当った記憶は添乗でのハイキングだったが　それ以後出てこない

現在では６８円でコンビニで売っていて　好んで冷蔵庫に保管してある
当たり外れは　景品規正法で適正に入っているというが怪しく感じてしまう
最近は　このガリガリくんが進化して　いろいろの味が売り出される

　

ゆず　梨　グレープ　イチゴなど果実系があるが　私にはイマイチだ
某食品会社とコラボして　シチュー味が売り出されている
これが　抜群の美味しさだった　勿論　価格は倍以上である

確かに冷製スープのようであり　コーンも微妙に入る
食感が滑らかで　これが高級感があるのだ
カロリーも倍以上なので　多少は意識して味わっている



それにしてもアイスの業界も日進月歩　ベース食品を基礎に発展している
赤城乳業のホームページで製品一覧を見たら　その数の多いこと
スティックタイブのこならず家庭用　カップ型　高級加工品など様々だった

　


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　　　　　　　　　　今日の誕生花　からすうり
　　　　　　　　　　花言葉　　良き便り