東海道本線(羽沢線)が地下に消える生麦辺りで見つけたご機嫌な店、お肴・お蕎麦・地酒の店「そばっ晴°」だ。
カウンター10席だけの「袖振り合う」限られた空間に身を捩ってご常連の間に腰掛けさせてもらった。
この店の "おさしみ盛合せ" は豪華で美しく新鮮で云うことなし。この一皿を求めて縄暖簾を潜る価値がある。
地酒は定番の他に日替わりで5~6銘柄の用意がある。今宵の呑み人は "庭のうぐいす 特別純米" を択んだ。
山口酒造所を訪ねたのは5年前の春、西鉄甘木線では「くらの細道きっぷ」って粋なイベントを実施していた。
フレッシュですっきりとした味わいに、なんとなく記憶が甦るね。筑紫平野をずいぶんと歩いたっけ。
美味い刺身を肴に、訪ねた蔵の酒との思いがけない再会、なんだかほっこりしてしまう生麦の夜です。
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Midnight Rendezvous / Casiopea 1982