旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

青いとばりが道の果てに続いて シーサイドラインを完乗!

2018-11-21 | 呑み鉄放浪記 私鉄編

 野島公園駅から夕焼けに染まる八景島シーパラダイスが見える。
日が短くなってきたから夕暮れ散歩シリーズ再び。今日は金沢シーサイドラインを往く。 

足元に目を転じると船宿と遊漁船が並ぶ舟溜りが見える。今日は良い潮だったのだろう。
ホームに上がってくる竿とクーラーボックスを担いだ太公望たちの話し声が弾んでいる。 

 始発の新杉田駅に金沢八景からの5両編成が入線してくる。
三角形の幾何学模様は、海・波・水面のきらめき、船の帆や旗を表しているそうだ。 

海を渡ってシーサイドラインが八景島駅にやってくる。 
時折聞こえてくる絶叫や歓声は、107mの高さから落下する「ブルーフォール」からだ。

金沢海の公園から三浦半島に冬の夕陽が沈む。キレイな橙色が凪いだ海に溶けていく。 

すると、さっきまで子ども連れで賑わったシーパラダイスは恋人たちの時間になる。
いずれにせよここにオジさんの居場所は無い。 

シーサイドラインは野島公園駅を出るとふたたび海を渡る。ヨットが浮かぶ平潟湾だ。 
ほどなく5両編成は金沢八景駅に終着する。 

 

 今宵は「話尽酒房 ととや」、6席ほどのカウンターがあるのでひとり飲みにも優しい。
軽くホッピーから始める。たっぷりの水菜をしいた "ポテトサラダ" は品がある一皿だ。
三崎の中トロと迷ったけど、"真鯛の昆布締め" をいただく。んっこれ旨い。

 

地酒は久保田酒造の "相模灘・特別純米"、万能タイプの食中酒だ。ボクは冷酒でいただく。
〆は一番人気、アツアツの "肉豆腐"。甘辛くコクのあるタレが絶品だ。
さて、冬には冬の酒肴を求めて、夕暮れ散歩、続きます。

横浜新都市交通・金沢シーサイドライン 新杉田~金沢八景 10.6km 完乗 

 

<40年前に街で流れたJ-POP>
埠頭を渡る風 / 松任谷由美 1978



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