ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

月の大きさは変わる

2014-08-23 07:43:45 | 街を徘徊して


残暑は厳しいですがこれから月がきれいな季節になります。
今年の中秋の名月は9月8日です。
ところで月が東から出る時は大きく見え、上がると小さく見えるのは目の錯覚ですが、地球から見る月の大きさは長い周期で見ると実際に変わっているそうです。
理由は月の軌道は真円ではなく楕円軌道を描いていて、近い時は地球から約36万Km、遠い時は41万Kmになるので約14%の大きさの違いが出て、明るさでは30%違うこともあるそうです。
「今日の月は大きくて明るい気がする」は本当のことでした。
一番大きくなる時の月をスーパームーンと言います(中秋の名月=スーパームーンとは限りません)。
因みに2週間前の8月10日の月がスーパームーンでした。
残念ながら台風により見ることはできませんでしたが、翌日の月は欠けが始まっていましたので大きいという感じはしませんでした。
話はがらりと変わりますが、そんな月が近くにあるのになぜ宇宙開発は火星を目指すのでしょう。
火星までは1年半かかり、行くまでに許容量を超える銀河宇宙線を浴びてしまうそうですが。
ところで火星にはカメラがあり(NASAの探査機ローバー:愛称キュリオシティからの映像)公開されています。
この探査機ローバーは故障もせずに火星を走り回っていてもう2年になります。
これが火星に到着した時、オバマ大統領が「火星人を見つけたら連絡してくれ」とジョークを飛ばしていました。

情緒も何もない火星からの映像はこちら
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/multimedia/gallery-indexEvents.html