かなり前になりますが、アビガンだったでしょうか、治験の結果、新型コロナウィルス治療薬としての有効性は認められなかったという発表がありました。
一方、実際に治療に携わり、アビガンを使用したドクターは、「アビガンが効いたとしか思えない」とテレビで言っていました。
これは、どういうことでしょうか。
ある特定の状況では、アビガンは有効なのだが、それ以外の状況では有効とは認められない。ただ、その特定の状況が分からない。
ということでしょうか。
それとも、まったく効き目がないということでしょうか。
もし、前者であれば、現在の科学では、薬が効くと思われる状況を特定できないということであろうと思います。
検査でも、新型コロナウィルス感染の陽性・陰性は特定できますが、それが重症化するのか、軽症で終わるのか、他人へ感染するリスクが高いのか、低いのか等は、特定できていないのではないのでしょうか。
これが特定できれば、感染者を様々に区分して、その区分に応じた対応ができ、現場の負担や経済への悪影響は減るかもしれません。
これも現在の科学の限界といえるのではないでしょうか。
もうひとつ、ワクチン接種後の亡くなった方も200人弱いらっしゃるようです。
厚生労働省によると因果関係は不明としているようです。
これも現在の科学では特定できないと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、新型コロナウィルス感染者が死亡した場合、他の病気が要因と考えられても新型コロナウィルスよる死亡と判断されているようです。
これはWHOの勧告なのだとか。
ワクチン接種後の死亡と比較すると公平性を欠くような気がします。
科学の限界だけでなく、いろいろな人や組織の思惑、損得等が絡まって、世界が正しい方向へ向かってくれないような気がします。
こんなことを考えるのは私だけでしょうか。
昨年、新型コロナウィルスが流行し始めたころと比較すると見えてきた部分は多くなったような気がします。
自らの目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
がんばれ、出口はもうそこまで、もう少しで見えるところまで来ています。
絶対に諦めるな。
59歳(もうすぐ60歳)のオッサン公認会計士でした。
では、また。