ある小冊子を読んでいると、イジメにより、精神的な病気となり、声が出なくなった方のことが書いてありました。
その方は、その後、信仰と自助努力により、回復されたということです。
私は、精神的な病気で声が出なくなったということから、亡くなった母のことを思い出しました。
母は、父を介護して、自宅で看取った後、自ら介護認定を受けて、デイサービスに通うようになりました。
他の方の問い掛けに対して、相手に聞こえるような声で返事をしないことが多かったのです。
自宅でもそうでした。
声を出すようにしないと、相手に対して失礼ではないかと、母に言って、ときには、厳しく叱責することもありました。
母が、帰天する前に、往診のドクターから、「意識障害」ということを告げられました。
私は、ハッとしました。
母が、返事をしなかったのも、意識障害という病気のせいではないかということです。
私は、母が、認知症でないと考え、返事をすることを意識するば、できるようになると考えていました。
しかし、今から思えば、もっと言葉に気を付けて、注意すれば良かったと思います。
返事をするように、叱責するのでなく、優しい言葉で、「相手に聞こえる声で、返事をした方が良いわぁ。」とか、「大きな声で返事をした方が、相手も気分を害さんと思うんよ。」とか、です。
すべて、私の知識のなさ、未熟さが原因です。
やはり、介護に限らず、日ごろから、発する「言葉」を注意すべきだと、反省させられました。
介護は、私の人生の勉強の一つでもあったと考えています。
散歩コースから、見た大分市の高崎山です。
いつもとは、違う場所から撮ってみました。
自宅から、一番、近い山なので、ついつい撮ってしまいます。
介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
反省も大切にしてください。
このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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