正しい目標を持ち、正しい方向で努力をしていても、なかなか成果が出なかったり、思うような環境とならなかったり、そんなことはありませんか。
「時間を耐える」とは、そのような環境においても、すねたり、騒いだり、他人に当たったり、自暴自棄になったりせずに、成果が出るまでの時間、環境が現れるまでの時間、コツコツとできる努力を継続していくという意味です。
この言葉を知ったのは、私が20歳代か30歳代の頃だったと思います。
好きな言葉なのですが、言葉の意味のとおりにはできませんでした。
まさに、すねたり、騒いだり、他人に当たったり、自暴自棄になったり、してしまったように思います。
ただ何等かの努力は継続してきました。
でも、考え方を変えることができれば、与えられた職務の中で、もっといろいろなことができたのではないかと思います。
今は、どうでしょうか。
分かりません。
ただ、すねたり、騒いだり、他人に当たったり、自暴自棄になったりは、していないと思います。
母の介護・訓練と家事が主体の毎日ですが、コツコツとできる努力を継続しているつもりです。
こんな私の9月25日から30日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。
季節の変わり目を感じるようになりました。
夏の間、台所の窓ガラスに張り付いていたヤモリくん。
寒くなったので、もういなくなったのかと思いましたが、まだいました。
餌が灯りに向かって飛んでくるのを、じっと待っているのです。
正しい目標に向かって、正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
我々は、時代の大きな転換期にいます。
でも、負けるな。
諦めるな。
頑張れ。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
今回は、少し難しい話です。
まずは、未払給与(みばらいきゅうよ)の説明です。
事例を基に説明したいと思います。
<事例>
会計期間が、4月1日から3月31日までの1年間である企業の事例です。
給与計算期間は、20日締め25日支払とします。
決算月である3月の給与は下記の図のようになります。
図の①の部分は、2月21日から3月20日までの給与発生額を表します。
当該①の給与発生額は、3月25日に支払われます。
当該①の給与発生額は、3月20日の給与締め日または3月25日の給与支払日に費用として計上されます。
図の②の部分は、3月21日から3月31日までの給与発生額を表します。
当該②の給与発生額は、翌会計期間の4月25日に支払われます。
当該②の給与発生額は、3月31日時点で、まだ支払われていませんが、給与が発生していると考えて費用として計上します。
これが、未払給与と言われるものです。
「利益計算書」の利益と「お金計算書」のお金の違いのひとつがこれです。
以前、監査で、「当該②の給与発生額に対応する社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料等)を計上してください」との指摘を受けている企業がありました。
「当該②の金額の給与が発生しているので、それに対応する社会保険料が発生しているはずだから、そのうちの企業が負担する部分を費用として計上してください」というものだったと思います。
金額は、当該②の給与発生額に社会保険料率を乗じた半分(企業負担分)ということになろうかと考えます。
この指摘は、正しいでしょうか?
私は、必ずしも正しくはないと考えます。
なぜなら、毎月の給与に対する社会保険料は、実際に支払われる給与(実際に発生した給与)に社会保険料率を乗じて計算するのではなく、一定の規則で決められた従業員(被保険者)毎の標準報酬月額(ひょうじゅんほうしゅうげつがく)に社会保険料率を乗じて計算されるからです。
標準報酬月額とは、各従業員(各被保険者)の毎月の社会保険料の計算の基礎となる金額と考えてください。
この金額は、一定の期間、同じ金額となります。
被保険者になったとき、給与が大きく変動したとき等を除いて、その年の9月から翌年の8月まで同じ金額となります。
また、社会保険料は月単位で計算されます。
給与の計算期間とは関係なく、月単位で計算されます。
各従業員(各被保険者)の標準報酬月額に社会保険料率を乗じた金額の合計のうち、企業が負担する分を毎月末に費用計上すればよいと考えます。
だから、給与計算期間とは関係なく、給与発生額に関係なく、毎月末に、標準報酬月額によって計算された社会保険料額(1カ月分)の企業負担分を費用として計上すればよいと思うのです。
この理屈は、賞与についても当てはまります。
いずれ「賞与引当金と社会保険料」というテーマで、私の考えを説明したいと思います。
(いつになるか分かりませんが・・・)
会計に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計は分からないけど興味がある方、会計を勉強したいと思っている方、会計に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
近くにあるスーパー、マルキョウで太巻き助六を買ってきました。
母に食べてもらうためです。
でも、このままでは、食べづらいので、少し手を入れます。
太巻きと稲荷寿司を小さく切ります。
きゅうり等の固い部分は取ります。(私が食べます)
こんな感じです。
これに、鯛味噌、ごはんですよ、梅肉、紫蘇梅、しゃけほぐし等を乗せます。
卵焼きも小さく切って、大分ならではのカボスポン酢を少しかけます。
カボスポン酢は、母の生まれ故郷の醸造メーカーのフンドーキンのものを使っています。
これで終わりではありません。
これらを蒸し器に入れて、蒸します。
時間は、「イイ感じ」になるまでです。
蒸し器の蓋を取って、中身を確認しながら蒸します。
出来上がりは、こんな感じです。
結構、手間がかかります。
でも、母が美味しいと言って、食べてくれるので、それを励みにやっています。
私のほんの小さな与える愛の実践だと思ってやっています。
介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
たいへんな時代に、介護をするのも大変です。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
生きているといろいろあります。
課題、問題、苦難、困難等とぶち当たってしまうこともあります。
(自分は望んでもいないのに。)
そんなときは、「冷静に時間をおいて考える」ということを思い、行動するように心掛けています。
「冷静に」とは、感情的に、感性的に行動するというのではなく、理性的に、合理的に考えて行動するようにするということです。
「時間をおいて」とは、冷静に考える時間を持つということです。
できれば、ほんの少しでいいので、習慣化すると良いと思います。
課題、問題、苦難、困難等とぶち当たってしまったときだけでなく、そうでないときも、理性的、合理的に、自分の思いや行いを振り返る時間を持つということです。
そして、判断には、拠り所とする基準、指針があった方が良いと思います。
その基準・指針を、自分で探すようにしてみてください。
最初は、試行錯誤でも構わないので、探すようにしてみてください。
こんなことを考えている私の9月17日から24日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。
なんとか白星が続いています。
最近は、疲れ気味です。
加えて、季節の変わり目で、ますます調子が悪くなります。
年齢を重ねてきていますので、今までの知識と経験だけでは乗り切れない部分はあります。
新しい情報を探し、試行しながら、克服してみたいと思います。
蝶が私の頭の上を通り過ぎて、近くの草むらの方向に飛んでいきました。
あわてて、カメラを向けて撮影しましたが、写っていないみたいです。
蝶は、「写真、撮ってくれよ」と言っていた気がします。
最近は、シャッターチャンスを逃してばかりです。
「もう少しゆっくり飛んでくれ」と言いたいです。
正しい目標に向かって、正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
がんばれ。
負けるな。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
No7①②③④で説明したお金計算書、利益計算書、貸借対照表という3つの型は、財務会計で、決算書類を作成する際に用いられます。
しかし、これらの型が用いられるのは、決算書類の作成に用いられる財務会計だけではありません。
管理会計でも、これらの型を使用します。
ただし、財務会計と違うのは、財務会計の会計基準に準拠した型を用いる必要はなく、各企業で独自の型でOK(オッケー)ということです。
例えば、利益計算書を予算等の経営管理に使用する場合、外部に報告した様式をそのまま使うのではなく、企業内で使用する独自の勘定科目や様式を用いても構わないということです。
管理会計においては、予算管理、部門別管理、資金管理、設備投資意思決定等に、これらの型が用いられていると考えます。
管理会計以外でも、対象となる企業等を評価する場合、これらの型を修正して評価を行うことがあります。
私は、以前、地方銀行に勤務していましたが、融資先の貸借対照表を修正して、実質的な純資産額を計算する作業を行っていました。
また、対象となる企業の価値を計算する場合(企業価値計算、株価計算等)、利益計算書や貸借対照表を基に行ったりします。
このように、対象となる企業等の過去の実績を評価したり、未来の業績を評価(予測)したりするのに、3つの型が用いられるのです。
決算書類を作成した企業等の内部でも、評価は行われますが、企業外部でも、評価は行われます。
私は、これらを、会計の一分野として、評価会計(ひょうかかいけい)と呼んでもいいのでないかと考えています。
もうひとつ、これら3つの型を用いて、どのような未来にするか、どのような未来になるかを表現する場合があります。
企業内部で作成すれば、経営計画、事業計画と言われるものです。
投資家等が作成すれば、未来予測ということになると思います。
これら経営計画、事業計画、未来予測は、3つの型で表現されることが多い(おそらく、ほとんど)と考えます。
未来予測は、評価会計と重なる部分はありますが、私は、この未来に関する会計の分野を、会計の一分野として、未来会計(みらいかいけい)と呼んでもいいのでないかと考えています。
No6 規則会計と自由会計で、説明した自由会計の中身として、管理会計の他に、評価会計、未来会計を加えることができると考えています。
こんな感じです。
いろいろ書きましたが、3つの型、お金計算書、利益計算書、貸借対照表の基本形、つまりは、財務会計における決算書類としての3つの型を理解しておくと、いろいろと応用が効くということです。
だから、この3つの型を理解することは、企業を管理したり、評価したり、未来の計画を立てたり、未来を予測したりする上で、とても大切なことなのです。
会計に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計は分からないけど興味がある方、会計を勉強したいと思っている方、会計に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。