「今日の議題は、前回に続いて『ザイム真理教』です。」
「またかぇ。いいけど。」
「財務省の財政均衡主義を収支計算書を使って図にしてみました。
こんな感じです。」
「『収入より支出が多いので、足りない分を国債発行で補っています。
でも、国債の残高は、他の先進資本主義国と比べて、断トツで多いので、これ以上、国債を発行できません。
だから、増税して、国債の発行残高を減らしましょう。
そうすれば、国債残高が増えるスピードを遅らせることができますよ。』ってな感じでしょうか。」
「なるほど。筋は通っちょんような気がするなぁ。」
「一方、反対の立場は、こんな感じでしょうか。」
「『まだ、国債発行しても大丈夫だ。財政出動をして、景気を刺激し続けるべきだ。加えて、減税もすべきだ。まだ、インフレも高くないので、国債を発行しても大丈夫だ。』ってところでしょうか。」
「今もインフレやけんなぁ。国債発行しても大丈夫かぇ。」
「それじゃ、財政均衡主義に賛成ですか。」
「いや、増税は反対や。税金と社会保険料の負担が所得の半分近くになっちょんのやろ。これは、所得に対する負担率やろ。その他にも税金はあるんやねんかぇ。
誰か、なんとかしちくりぃ。」
「前回、ちらっと言った私の考えです。」
減税と同時に、政府の事業を再構築して、支出を減らします。
将来の景気拡大のための投資は、国債発行で賄います。
投資は、商品券や旅行券を配ったりするものとは違います。
財政出動で景気拡大の呼び水になるという識者もいますが、一時的で終わるか、効果が薄いものとなると考えます。
将来、発展が期待できる分野への投資はやるべきだと考えます。
(レプリコンワクチン、mRNAワクチン類の投資ではありません。)
大まかにいうとこんな感じです。
よく小さな政府と言われる考え方です。
私なりに、簡単に図にしてみました。」
「そりゃ、できれば、これがいいけどなぁ。」
「ありがとうございます。」
「図は、カラーにするとか、もうちょっと工夫した方が、説得力が増すんやねんかぇ。」
「・・・」
台風が来る前に撮影しておいた我が家の百日草です。
台風で倒れてしまいましたが、まだ、まだ、咲き続けてくれるはずです。
ありがとうね。
このブログを見てくれた皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。