継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

ザイム真理教 ひとり会議 参拾四②

2024-08-30 14:48:36 | ひとり会議



「今日の議題は、前回に続いて『ザイム真理教』です。」
「またかぇ。いいけど。」
「財務省の財政均衡主義を収支計算書を使って図にしてみました。
 こんな感じです。」


「『収入より支出が多いので、足りない分を国債発行で補っています。
 でも、国債の残高は、他の先進資本主義国と比べて、断トツで多いので、これ以上、国債を発行できません。
 だから、増税して、国債の発行残高を減らしましょう。
 そうすれば、国債残高が増えるスピードを遅らせることができますよ。』ってな感じでしょうか。」
「なるほど。筋は通っちょんような気がするなぁ。」
「一方、反対の立場は、こんな感じでしょうか。」


「『まだ、国債発行しても大丈夫だ。財政出動をして、景気を刺激し続けるべきだ。加えて、減税もすべきだ。まだ、インフレも高くないので、国債を発行しても大丈夫だ。』ってところでしょうか。」
「今もインフレやけんなぁ。国債発行しても大丈夫かぇ。」
「それじゃ、財政均衡主義に賛成ですか。」
「いや、増税は反対や。税金と社会保険料の負担が所得の半分近くになっちょんのやろ。これは、所得に対する負担率やろ。その他にも税金はあるんやねんかぇ。
 誰か、なんとかしちくりぃ。」
「前回、ちらっと言った私の考えです。」


 減税と同時に、政府の事業を再構築して、支出を減らします。
 将来の景気拡大のための投資は、国債発行で賄います。
 投資は、商品券や旅行券を配ったりするものとは違います。
 財政出動で景気拡大の呼び水になるという識者もいますが、一時的で終わるか、効果が薄いものとなると考えます。
 将来、発展が期待できる分野への投資はやるべきだと考えます。
(レプリコンワクチン、mRNAワクチン類の投資ではありません。)
 大まかにいうとこんな感じです。
 よく小さな政府と言われる考え方です。
 私なりに、簡単に図にしてみました。」
「そりゃ、できれば、これがいいけどなぁ。」
「ありがとうございます。」
「図は、カラーにするとか、もうちょっと工夫した方が、説得力が増すんやねんかぇ。」
「・・・」











 台風が来る前に撮影しておいた我が家の百日草です。

 台風で倒れてしまいましたが、まだ、まだ、咲き続けてくれるはずです。
 ありがとうね。

 このブログを見てくれた皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。

 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


ザイム真理教 ひとり会議 参拾四

2024-08-28 15:50:19 | ひとり会議



「今日の議題は、『ザイム真理教』です。」
「本が出チョンなぁ。」
「はい、買いました。読みました。
 全体的に財政均衡主義の間違いを指摘しているようです。」
「財政均衡主義ちゃ、なんな?」
「簡単にいうと、国の税収の範囲で支出を賄うという考え方です。」
「ほう、そりゃ、いいんじゃねんな。当たり前のような気がするけど。まあ、国は、できんわなぁ。支出が多すぎるけんな。」
「財政均衡主義が、景気拡大の足かせになっているという識者の方もいます。
 本の著者もそうでしょう。」
「難しいなぁ。」
「民間企業で考えると、経常収入と経常支出だけで考えるのではなく、収入、支出、収益、費用、資産、負債も含めて考えてみてはどうでしょうか。」
「どういうこと?」
「投資を考えてみるということです。
 投資は、企業が育ち、利益が出て、景気が良くなり、税収の大きなリターンが得られるということです。
 この場合、投資の資金を国債の増加で賄えば、投資支出と国債収入で、収支マイナスにはなりません。
 また、投資は、資産に計上され、国債は負債に計上され、収益は将来、費用は利息分のみです。」
「著者の考え方と同じかぇ。」
「違います。
 投資と同時に、支出を減らすことも行う必要があります。
 政府の事業そのものを再構築するということです。
 これで、税金や社会保険料等を減らします。

 国民の負担を減らします。
 これも景気が良くなることにつながります。

 これらは、私が中小企業の再生業務を行った際に、学んだことです。
 企業も政府も、「財務」の考え方は、同じではないかと思います。」
「う~ん。しかし、あんたのいう事業の再構築ちゃ、リストラやろ。
 それをやるのは、国会議員、政府のお役人やろ。
 自分たちの仕事を減らすようなことをせんわなぁ。
 自分たちの実入りが減るけんなぁ。
 そげなぁ、モノ好きはおらんでぇ。」
「まあ、そうですね。」







 我が家の百日草です。
 台風が来ています。
 多分、倒れるでしょうけど、また、起き上がってくれると信じています。
 がんばれ。

 このブログを読んでくれた皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


Self-conviction

2024-08-25 09:07:01 | 継続の法則



 I would like to emphasize here that one of the most important things for you is self-conviction. 
 Self-conviction does not mean overestimating your abilities or being conceited; it is the indescribable confidence that comes from the realization that you are not such a bad person after all.
(From RYUHO OKAWA‘s AN UNSHAKABLE MIND by IRH Press Co., Ltd. )

 悩みや苦難の真っ最中。
 そんなときじゃなくても、普通な日常でも、自分の平凡さを感じるとき、「自分は自分はつまんない人間だ」と思うのをやめて、自分の人生を振り返ってみて、「自分も、そんなに悪くない、まんざらでもない」と考えてみましょう。
 私は、そうしています。
 凡人です。完璧ではありません。
 でも、良いところもありますよ。

 こんなことを考えている私の8月17日から24日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。





 私の住む大分も、ほんの少しだけ秋に向かっているのかな?という気配を感じるようになりました。
 でも、まだ、相当に暑いです。
 油断はできません。



 トンボ君。
 元気が良いです。
 しかも、カメラを向けても逃げません。



 バッタ君。
 花に水やりをしていたら、慌てて家の壁に飛び移りました。
 すぐに終わるから、また、花の中に戻っていいよ。



 バッタ君。
 完全に葉っぱと同化しています。
 よく見ると分かります。

 トンボ君、バッタ君、元気で生きています。
 ありがとうね。

 正しい目標を持ち、正しい方向で努力を継続している皆さん。
 未来は、あなた方の手の中にあります。
 厳しい時代です。
 厳しい時代だと気が付かない人もいますが、厳しい時代です。
 もっと、厳しくなると思います。
 でも、がんばれ。
 負けるな。
 私も、一歩ずつ前へ自分を動かします。
 皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


リスクを取る勇気 あか~ん チン No66

2024-08-22 12:55:49 | 会計



 地方自治体からの補助金を受け、設備を購入できる制度があります。
 多分、どこの地方自治体にも、似たような制度はあると思います。
 私は、その制度に申請した企業の財務状況等の調査の仕事をしたことがあります。
 経営者との話の中で、「補助金がなければ、大きな設備投資をするようなリスクは取れません」という言葉が出てきたのを覚えています。
 その会社は、多分、補助金を受けなくても、金融機関からの融資でも可能だと思われるくらい、業績や財務内容も良かったと思います。
 うまく補助金を利用している感じでした。
 補助金を利用することは、悪いことではないのですが、何か引っかかりました。
 地方自治体の側へは、民間金融機関から融資が可能な企業に対して、補助金を出すというのは、どうなのでしょうか。
 「企業を育成する」という大義を反論として言われるかもしれません。
 しかし、リスクを取ることができないような経営者を育てて、本当の意味で、将来、成長する企業を育成することになるのかは、疑問です。
 ただ、今の時代、日本政府が国を繁栄させようという意志が見られないので、仕方がない面もあるような気がしないでもないですが・・・。
 私は、なんでもかんでも、リスクを取って投資をしなさいと言っているのではありません。

 情報を集め、他人の意見も聞き、何度も検討し、それでも、将来のことですから不確実な部分は出てきます。
 これらを行った上で、実行した方が良いとの結論が出たのであれば、勇気を持って、実行するようになっていただきたいと申し上げているのです。
 是非、リスクを取って、将来、大きく成長するような経営者、企業が育ってもらいたいものです。
 これは、個人事業主や家計においても言えることです。
 オッサンのボヤキかな?




 我が家の百日草です。
 新しいつぼみが、いくつか出ています。
 「暑いけど、まだまだ咲きますよ」と私に呼び掛けているようです。
 ありがとうね。
 私も頑張ります。

 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


「与える」ということ オッサン公認会計士の介護ITCJ【55】 

2024-08-20 19:54:29 | 介護



 なんとか母の初盆を終えることができました。
 お参りいただいた方から、「昔、母から手編みのセーターをもらった」ということを言われました。
 別の方からは、「子供のときから久しぶりに会ったのに、私の名前を憶えていてくれた」ということも言われました。
 手編みのセーターというモノを差し上げた。与えた。
 名前を呼んだという言葉を差し上げた。与えた。
 小さなことですが、与えることで、ほんの少し与えた相手を幸せにできたのかなぁと思います。
 多分、見返りなどは意識していなかったと思います。
 無意識のうちに、相手に対する思い、悪い思いでない、多分、良い思いの表れではなかったかと思います。
 「与える」
 お金のような経済的価値のあるものでなくても、思い、言葉、行為を与えることはできます。
 私も、できる限り、見返りを求めず、「与える」を意識していこうと考えています。
 「与える」ことができるものは限られていますが、意識していこうと思います。
 
 ところで、仏教では、相手に、笑顔を与えることを「顔施(がんせ)」というのだそうです。
 これなら、お金がなくてもできます。
 でも、私には、これが難しいのです。
 まだまだ、私は、未熟者です。







 我が家の百日草です。
 まだまだ、元気です。
 新たなつぼみも、いくつか出ています。
 私も、まだまだ、頑張ります。


 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。