「今日の議題は、家族、隣保(りんぽ)と個人主義です。」
「隣保(りんぽ)ちゃ、隣近所ちゅう意味の『りんぽ』かえ?」
「そうです。隣近所で助け合うという意味でも使われるようです。」
「おう、うちなんかは、隣保班(りんぽはん)ちゅうなぁ。」
「いつのころからか、家族や隣保という意識が薄れていってきたのではないかという議題です。
それは、欧米の個人主義の影響が大きいのではないかと思うのです。」
「そうやな。うちは、田舎やけん、まだ、じいちゃん、ばあちゃんと一緒に住んじょん家族があるけど、数は、減ってきているような気がするなぁ。
隣保班での助け合いなんかも少なくなってきているようやな。」
「高度成長のころは、まだ、家族や隣保という認識が強くあったような気がします。
日本には、個人主義よりも、家族や隣保といった繋がりを重視する考え方が合っている気がするのですが・・・」
「どしたんかぇ?
いつもと議題が違うなぁ。」
「いや、何となく、感じたものですから。」
「そりゃ、自治会長さんや自治会の役員さんたちに頑張ってもらわんと!」
「家族や隣保の繋がり、助け合いを復活させたいなぁ。
それが、人と人との繋がりに広がっていけばいいなぁと思います。
反個人主義のようなもんです。」
隣保の方の庭の木の上のスズメです。
逃げないで、写真に、収まってくれました。
ありがとうね。
このブログを見てくれた皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
では、また。
「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は0(ゼロ)になる」という意見に関する私の考え方の説明編、今回は、資金(お金)に関してです。
黒字、赤字は、損益計算において利益が出ているか、利益がマイナス、つまり、損失が出ているかをいう場合と、資金計算、つまり、お金の計算が、プラスになる(資金余剰)か、マイナスになる(資金不足)かをいう場合の2つがあります。
前回、損益計算において、必ずしも、「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は0(ゼロ)にならない」ということを説明しました。
今回、資金計算(お金計算)について、説明してみます。
問題提起のときの図です。
少し変えています。
矢印の方向が、お金が流れる方向になっています。
このような場合は、A社が、プラス20、B社が、プラス20、C社が、マイナス40で、合計は、0(ゼロ)となります。
しかし、次のような場合を考えてみました。
新たに、銀行が登場します。
これは、お金(銀行券)を発行できる発券銀行です。
資金(お金)は、A社、プラス20 B社、プラス20、C社、0(ゼロ)、銀行、0(ゼロ)です。
合計は、プラス40となり、0(ゼロ)には、なりません。
資金計算(お金計算)においても、必ずしも、「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は0(ゼロ)にならない」ということです。
借りたお金は、いずれ返さないといけないから、最終的には、「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は0(ゼロ)になる」が成立するんじゃないかと言われる方もいると思います。
経済活動が続く限り、最終的は、訪れないのです。
加えて、前回の損益計算で説明しましたが、すべての会社で、利益を計上することが可能でした。利益を計上することができるということは、いずれ、利益分のお金が入って来るということです。
ということは、会社にとっては、借入金をうまく活用しながら、社会全体にとっては、発券銀行が、うまく、お金(銀行券)を発行することにより、皆が、お金を増やしていけることは、あり得ると考えられるのです。
ただ、会社においても、個人においても、黒字が出たり、赤字が出たりするのは、経済の仕組みではなく、別な理由があるからだというのが、私の考えです。
散歩の途中で見つけた花です。
私の住む大分は、朝夕、まだ寒いのですが、花、小鳥、虫等が、「暖かくなりますよ。だから、元気出して行きましょう」と告げてくれているようです。
ありがとうね。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんに、神さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
先日、隣のご夫婦が、旅行のお土産にと、お菓子を持ってきてくれました。
玄関で、受け取ったのですが、そのときを笑顔を見て、はっと、自分に笑顔がないことに気が付きました。
やりたいこと(目標)を実施するまでに、家の片付け等、することが多く、なかなか目標の実施まで到達できず、悲観的な思いになることも多かった自分です。
ハッ、笑顔が足りない。
他の人ために、何もすることができなくても、笑顔を与えることはできます。
気付かされました。
気を付けようっと。
(できる限り・・・)
こんなことを考えている私の4月17日から24日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。
自分がやりたいこと(目標)の実施までに、片づけることが多いのですが、毎日、日課をこなし、なんとか白星を続けられています。
目標の実施まで、到達できないという不安もありますし、実施しても、食っていけないという不安もあります。
でも、その過程での思い、行い、経験等を、人生の糧、成長の糧としたいと考えて、ゆっくりと、着実に、前に進んでいくつもりです。
庭の小さな花です。
なんとなく、心を惹かれます。
春が来て、やがて、夏が近づいていることを感じます。
ほっとします。
ありがとうね。
正しい目標を持ち、正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
がんばれ。
負けるな。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
母が帰天した後、法要等が落ち着いてから、家の片付けを始めました。
今の家は、私が小学校のとき、約52年前に、住むようになりました。
この家に引っ越してから、片付けをしていなかったのか、かなり昔のもの、私が、子供の頃のものも出てきました。
ご飯を炊く鎌とふたです。
今では、電気炊飯器ですが、昔は、ガスで炊いていたような気がします。
(私、最近、炊飯土釜で、ときどき、ご飯を炊いています。)
ざるそばの器とラーメンの器です。
子供の頃、母がつくってくれて、父、母、私の3人で食べていたような気がします。
いつの頃からか、カップ麺やコンビニで買うことが多くなり、家では、つくらなくなったような気がします。
国に歴史があるように、家族にも歴史があります。
短い歴史ですが、昭和、平成、令和と、それなりに、生活が大きく変わったと思います。
いろいろと経験させてもらいました。
片づけたモノは、「ありがとう」という思いを込めて、ゴミとして処分します。
「ありがとう。」
父と母に対しても、
「ありがとうございました。」
です。
散歩の途中の川で、見つけました。
鴨でしょうか。
他の鳥は、カメラを向けると飛んで逃げますが、鴨は、歩いたり、泳いだりして逃げますが、飛んで逃げることはありません。
なんか、ホンワカします。
こちらにも、「ありがとうね。」です。
介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
反省も大切にしてください。
このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
前回、問題提起した「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は0(ゼロ)になる」の私の考え方の説明編です。
黒字、赤字というときに、利益がプラス(黒字)か、マイナス(赤字)(=損失)か、という場合と、資金(お金)が、プラス(黒字)(=資金余剰)か、マイナス(赤字)(=資金不足)か、という場合があります。
前者は、損益の問題で、損益計算書の利益部分を見れば分かります。
後者は、収支の問題で、お金計算書(収支計算書、キャッシュフロー計算書等)のお金(資金、キャッシュ)が、プラスか、マイナスかを見れば分かります。
今回は、損益について、説明してみます。
前回、問題提起のときと同じ図です。(位置等を少し変えています。)
このような取引をしていれば、「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は、0(ゼロ)になる」という仮定が成立します。
私は、次のような取引を考えてみました。
C社は、購入したものの半分を、今期、A社に売却し、残りは在庫として、来期以降に売却することにしたのです。
そうすると、図のように、C社は、利益を20計上できます。
3社とも、黒字です。
利益の合計は、60で、0(ゼロ)では、ありません。
「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は、0(ゼロ)になる」という仮定は、崩れました。
売買されるモノを考えれば、A社→B社→C社→A社のような少数の会社間での取引では、ありえないという方もいると思います。
その反論はありえますが、実際には、もっと多くの会社が存在し、取引も複雑です。
私が、言いたかったのは、「みんなの損益が黒字になることはあり得る」ということ、「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は0(ゼロ)にならないこともある」ということです。
なぜ、このようになるかというと、会社は、継続することを前提とすることが要因のひとつです。
購入から、売却、代金の支払い、受取りの全てを、会計期間内に完結する必要はないということです。
これにより、仕入れたもの(購入したもの)の全てを売却せずに、在庫として持つことができるということです。
もうひとつは、その会計期間に仕入れたもの(購入したもの)の全てが、その会計期間の費用となる訳ではないということです。
例えば、売上原価のように、売れた分だけ、その会計期間の費用とするものがあるからです。
会計の観点から、「誰かの黒字は、誰かの赤字、合計は、0(ゼロ)になる」という仮定について、損益計算においての検証を行いました。
次回は、お金計算(資金計算)について、検証を試みてみます。
私の住む大分では、朝は、まだまだ寒いです。
でも、花は、たくさん咲くようになりました。
家庭で、育てている花も、野花も、たくさん、咲くようになりました。
散歩の途中、それらの花を見て、足がとまります。
心が惹かれます。
ありがとうね。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんに、神さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。