のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

昆山バス事情

2010年04月07日 06時14分48秒 | 中国生活
本来なら、週休2日と清明節という祝日のために
3連休だったはずが、先週月曜日の急な停電による
休日の振り替えと、日本への緊急出荷による休日出勤で
清明節だけの1日だけのお休みになってしまった。

日曜の休日出勤は、覚えたての市内バスで出勤した。
この間と同じように聞いているのかいないのか
ゆるーい対応の車掌に行き先を告げ、お金を渡す。

この車掌、途中で降りたのでお役御免かと思っていたらバスも動かない。
どうした?
1分くらいしたら、手に朝飯と思しき袋を握り締め戻ってきて、
運転手にも渡している。

日本では考えられない光景だ。
朝食くらい自分の家か仕事に就く前に食べてほしいが、
こちらは、違うのだろう。

こちらに長く駐在している日本人に聞くと
路線番号の小さいバスは、完全にバス会社が管理しているが
路線番号の大きいバスは、個人がバス会社からバスを借りうけて
運用しているとのこと。
バスの売り上げの何%かが自分たち(運転手と車掌)の懐に入るらしい。
その割には、行き先とお金に対してゆるーい対応だ。

バスも、最近は新しくピカピカの車両を町中でみかけるが、
今回乗った路線番号122番の車体は、いまにも窓ガラスが
はずれそうな建てつけのわるいおんぼろバスだった。
この122番のバスは、市内から郊外にあるわが会社までの
30分以上の直線コースを走っているが、朝は全員が座れるほど
ガラガラで、これで収益が上がるのかと思わせる。

市内を周回する路線番号の小さいバスは、つねにラッシュアワーと
おもわせるような混み具合で、前からのって、中央の降り口に
たどり着くにも大変だ。
これなら、スリも仕事しやすいだろう。
余談だが、こちらでは、乗り物でスリに気をつけろとは聞くが
痴漢に注意というのは聞かない。
日本人と違って、男性は健全なのだろうか?

それはさておき閑話休題
こちらのバスは、空港行きの直行バスもそうだが、
とにかくオンボロだ。
座席の支えも日本では金属でしっかりしているが
こちらは、プラスチックでできていて、すぐこわれそうな感じだ。

車内放送で「次の停留所はどこだ」とか「注意しておりろ」とか
言っているんだろうが、そのほかに、
車掌や運転手が、停留所ごとに「降りるやつはいるか!」ってような口調で
叫んでいる。
空いていれば、降り口に立つだけで止まってくれるようだが、
混んでいるときは、乗客から、「要(ヤオ)」と言わないと止まってくれない。
さいわい、私の時はすいていたので、座席から立ち上がり、降り口付近に
立っていたら、止まってくれた。
日本のような、「降ります」ボタンはない

とにかく慣れるまで、そして中国語がわかるまでは

大変だ!

コメント
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