のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

去る人との距離感

2010年04月09日 07時02分55秒 | 中国生活
先日、私の会社の退社するスタッフが食事に招いてくれた
先月いつものようにハンコを求める書類を私の机に置いたのだと
おもっていたら、よくみたら中国語での退職届だった。

もちろん彼は私よりこの会社に勤めていたし、
日本語も達者でよく、他の中国人スタッフへの通訳もやってもらっていた。

ずいぶん前だが、一緒に出張したときも、
昼食をごちそうになり、『今度、いっしょに夕飯も行きましょう』と言っていた。
今年に入って、予算が取れたので、新しいパソコンも支給した。
春節休みに入る最後の日も『春節開けたら、食事しよう』とも約束していたのに

・・・
春節は、2月の中旬です。
それから1ヶ月で、退職届・・・
・・・
なぜ!

当然そのまま素直にハンコを押すわけもなく、理由を聞いた。

『このままでは自分に発展がない』という返事。
さらにもう次の会社に内定しているとのこと。
引きとめても無駄か!

ショック!

業務に悩みがあったのならもっと前に打ち明けてもらえば
よかったのに・・・
それに気づかなかった自分がなさけない・・・
・・・
先日は、逝く人との物理的な距離感を感じたが
今回は、去る人との精神的な距離感・・・
・・・
逝く人、去る人・・・
春は、別れの季節・・・
わかれーのきせーつのかなしみを、うまれーてはじーめてしりました
って、今も好きな歌です。たわし昌子さんの歌です。

ということで、食事会。
本来は上司である私が、送別の意味をこめて招くのが本当なのに・・・
むこうから『感謝の意味をこめて、関係者を食事に招きたい』とのメール。

・・・
次の会社での彼の『発展』を期待したい。



コメント
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