この1ヶ月あまりの間に、子どもが犠牲になる事件があまりに多いのに驚く。
★6月26日、倉敷市で、産まれて間もない赤ん坊が、裸のままバスタオルにくるまれて保育園の敷地内に捨てられていた。今月2日、犯人が逮捕されてみれば、なんと18歳の女子大生で、彼女はマンションで1人で生んだという。入学前は実家にいたというが、もう大分お腹も目立ったはずなのに、なぜ親は気付いてやれなかったのだろうか。
★6月26日、宮城県では、出産した女児の遺体を自宅に遺棄したとして、高校1年の女子生徒(15)が逮捕された。女子生徒は23日に自宅で女児を出産し、遺体を自室の押し入れに隠していたという。母親に付き添われて市内の病院に遺体を持ち込んだことから発覚したというのだが、こうなる前に母親に打ち明けていればと、残念に思う。
★6月30日、兵庫県伊丹市のドラッグストアの敷地内の女子トイレで、女の子の乳児が紙袋に入れられて放置されているのが発見された。乳児は約10センチのへその緒がついており生後間もないとみられるが、命に別条はないという。
★6月23日、東京では、玉川病院北病棟前にベビーカーに乗せられた女の赤ちゃんが置き去りにされていたという。赤ちゃんは生後3~4カ月だそうだが、可愛い盛りだろうによくよくのことであろうと思いたい。殺すよりはマシだとは思うが、いとも簡単に子どもを産んで育てられないからといって捨てるという母性の欠如を情けなく思う。
そして、今度は父親がわが子を殺すという事件が相次いだ。
★京都市伏見区の民家で2日早朝、兄姉3人が殺害された事件で、父親の無職尾子光明容疑者(42)が殺人容疑で逮捕された。この容疑者は妻には働いていると偽り、これまでは母親からもらった現金を給料と偽り妻に渡していたという。
6月末に妻から「今月(の給料)は?」と聞かれ、妻に渡す現金のめどがたたなくなり、家族に無職がばれるのと将来の生活不安から、子ども3人の殺害を決意したのではないかとみられている。父親は子どもに「元気が出る薬だ」と言って、睡眠薬数錠を飲ませた後、3人を順番にロープで首を絞めて殺害したというのだが、父親を信じて疑わなかった子どもたちが哀れである。母親から毎月約30万円を受け取っていたというが、この母親のわが子可愛さの浅はかさから、今回の事件が起きたとも言えよう。
★6月28日、八戸市のアパートで母親と子ども3人が殺害されているのが発見された。遺体は、妻の歯科衛生士沢田真由美さん(46)と、中学校2年の直弥君(13)、小学校5年の奨君(10)、同1年の耀君(6)の4人である。
所在不明となっていた夫の秀人さんが車の中にいるのを発見した捜査員が、免許証の提示を求め本人だと確認した直後、彼は突然窓を閉め、車をバックさせ捜査車両にぶつかった後、カッターナイフで自分の首筋を切ったという。そして、そのまま車を発進させ、高さ約10メートルのがけ下に転落、病院に運ばれたが死亡が確認されたというのだ。
近所の人は「家族仲も良く、夫婦でPTA活動に熱心だった」と言うが、一体何があったのだろうか。今となっては原因を知る手立てはなくなった。
ところが、先日の新聞の週刊誌予告に、この父親には、OL刺殺事件と放火の前科があったと書かれているのにはびっくりした。
週刊朝日に記事が掲載されているそうで、沢田秀人は32年前の小学5年生の時に、一人暮らしの女性(29)の部屋に金を盗むために侵入、帰宅した女性ともみ合いになり、台所の包丁で首や背中をメッタ刺しにして殺したというのだ。また、71歳の男性の話では、小学3年生の時に放火をしたという2件の前科があるという。少年犯罪のためごく一部の人しか知らないらしく、殺された妻も知らなかったのではないかと言われている。知っていたら結婚しなかったかも分からないし、今回のような事件も起きなかったのではないだろうかともいう人もいるとか。
どんな犯罪者にも、自分の罪を悔いて更正したなら、一社会人として幸せになる権利はあるだろう。が、少年法に保護され事実を密閉しても、果たして過去を永久に隠し通すことができるかどうか。今回の事件はその辺に謎が隠されているようにも思える。
この2件の事件は、父親に問題ありは「しょうがない」としても、何の罪もないわが子を殺すとは、なんともやりきれない事件である。
★6月26日、倉敷市で、産まれて間もない赤ん坊が、裸のままバスタオルにくるまれて保育園の敷地内に捨てられていた。今月2日、犯人が逮捕されてみれば、なんと18歳の女子大生で、彼女はマンションで1人で生んだという。入学前は実家にいたというが、もう大分お腹も目立ったはずなのに、なぜ親は気付いてやれなかったのだろうか。
★6月26日、宮城県では、出産した女児の遺体を自宅に遺棄したとして、高校1年の女子生徒(15)が逮捕された。女子生徒は23日に自宅で女児を出産し、遺体を自室の押し入れに隠していたという。母親に付き添われて市内の病院に遺体を持ち込んだことから発覚したというのだが、こうなる前に母親に打ち明けていればと、残念に思う。
★6月30日、兵庫県伊丹市のドラッグストアの敷地内の女子トイレで、女の子の乳児が紙袋に入れられて放置されているのが発見された。乳児は約10センチのへその緒がついており生後間もないとみられるが、命に別条はないという。
★6月23日、東京では、玉川病院北病棟前にベビーカーに乗せられた女の赤ちゃんが置き去りにされていたという。赤ちゃんは生後3~4カ月だそうだが、可愛い盛りだろうによくよくのことであろうと思いたい。殺すよりはマシだとは思うが、いとも簡単に子どもを産んで育てられないからといって捨てるという母性の欠如を情けなく思う。
そして、今度は父親がわが子を殺すという事件が相次いだ。
★京都市伏見区の民家で2日早朝、兄姉3人が殺害された事件で、父親の無職尾子光明容疑者(42)が殺人容疑で逮捕された。この容疑者は妻には働いていると偽り、これまでは母親からもらった現金を給料と偽り妻に渡していたという。
6月末に妻から「今月(の給料)は?」と聞かれ、妻に渡す現金のめどがたたなくなり、家族に無職がばれるのと将来の生活不安から、子ども3人の殺害を決意したのではないかとみられている。父親は子どもに「元気が出る薬だ」と言って、睡眠薬数錠を飲ませた後、3人を順番にロープで首を絞めて殺害したというのだが、父親を信じて疑わなかった子どもたちが哀れである。母親から毎月約30万円を受け取っていたというが、この母親のわが子可愛さの浅はかさから、今回の事件が起きたとも言えよう。
★6月28日、八戸市のアパートで母親と子ども3人が殺害されているのが発見された。遺体は、妻の歯科衛生士沢田真由美さん(46)と、中学校2年の直弥君(13)、小学校5年の奨君(10)、同1年の耀君(6)の4人である。
所在不明となっていた夫の秀人さんが車の中にいるのを発見した捜査員が、免許証の提示を求め本人だと確認した直後、彼は突然窓を閉め、車をバックさせ捜査車両にぶつかった後、カッターナイフで自分の首筋を切ったという。そして、そのまま車を発進させ、高さ約10メートルのがけ下に転落、病院に運ばれたが死亡が確認されたというのだ。
近所の人は「家族仲も良く、夫婦でPTA活動に熱心だった」と言うが、一体何があったのだろうか。今となっては原因を知る手立てはなくなった。
ところが、先日の新聞の週刊誌予告に、この父親には、OL刺殺事件と放火の前科があったと書かれているのにはびっくりした。
週刊朝日に記事が掲載されているそうで、沢田秀人は32年前の小学5年生の時に、一人暮らしの女性(29)の部屋に金を盗むために侵入、帰宅した女性ともみ合いになり、台所の包丁で首や背中をメッタ刺しにして殺したというのだ。また、71歳の男性の話では、小学3年生の時に放火をしたという2件の前科があるという。少年犯罪のためごく一部の人しか知らないらしく、殺された妻も知らなかったのではないかと言われている。知っていたら結婚しなかったかも分からないし、今回のような事件も起きなかったのではないだろうかともいう人もいるとか。
どんな犯罪者にも、自分の罪を悔いて更正したなら、一社会人として幸せになる権利はあるだろう。が、少年法に保護され事実を密閉しても、果たして過去を永久に隠し通すことができるかどうか。今回の事件はその辺に謎が隠されているようにも思える。
この2件の事件は、父親に問題ありは「しょうがない」としても、何の罪もないわが子を殺すとは、なんともやりきれない事件である。
レディーさんのようにこうやってブログに文章を纏め上げられない私は、只気分悪く落ち込み、何たる世の中になったのかと嘆く頭しか有りません(悲)
昔からこんな事件はあったのでしょうか、今の様にメディアが溢れていなかっただけなのでしょうか
少年法で本当に守られて以後まっとうに真面目に生活している人も勿論沢山いるでしょうが、
話はチョットずれますが
我家に来る酒屋のオジサンが(お兄さんカナ?)
「今まではナンも考えんで自民党に入れとったバイ、あの自民党の多数決と強行採決を国会中継で見とって、ホンマ考えたクサ」…と申しておりました。(笑)
ヤッパリ日本人も“ガラガラポン”して選挙に取り組まなきゃね、
生活苦から老夫婦心中の事件も悲しいが、この種の幼児の放棄などは、呆れて何も言えません。それにしても子供を生んで捨てに行き、知らぬ顔とは、それで母体が平気なんでしょうか。
また、巻き添えにして子供を殺す事件が多いが、死にたければ一人で死ねと言いたいです。
子供の未来を抹殺するなどは、もっての外です。
せめて子どもを巻き添えにするなと私も言いたいです。
情報社会になってより耳に入るようになったこともありますが、それにしてもあまりに多すぎます。「子どもは宝」という言葉はもはや死語ですね。
参院選は全く五里霧中、小沢さんも安倍さんもどっちもどっち。でも、数の論理でことが決められるなら自民党しかないし、立候補者が県単位で、比例区はなおさらわからない。それでも棄権は無責任だし、もう決められません。
誰か迎えに来てくれるなら1票をあげてもいいか なんて、もうどうでもいい感じです。
ここ最近、本当に情けない事件が続きます。子供を捨てるのにはあきれますが、まだ殺さないのがマシと思わなければたまりません。
週刊誌の情報収集の早いのには驚きますね。八戸の事件は父親の過去が絡んでいるとなお複雑です。
どういう理由か、もう知るすべもないまま終わってしまうのでしょうね。
少年法で保護されることがいいのかどうか、考えさせられますね。
それでも32年間もよくばれずにこれたものです。おそらく本人も、今が幸せであればあるだけ、過去の罪の重さを感じていたことでしょうね。
犠牲になった子ども達がなんとも哀れでなりません。
赤ちゃんの件は、「産んで育てられないのなら最初から産むな」と言いたいですね。
又父親の件は、「死ぬ勇気があるなら、何でもできるやろ」と言いたいです。
私の父も女癖が悪く、酷い父でした。
母も、一家心中とかを考えていた時期がありました。
当時、小学生の私と幼稚園の妹と2人で泣いて止めたのですが…。
「本当に酷い両親だ」と子供の頃は思っていました。
前にも書きましたが、大人になってある程度してからですが、いろいろ苦労させてもらった分は、両親に感謝するようになりました。
苦労があれば、人の痛みも少しは分かりますよね。
悲しい話です。
貴方の少年期は私のそれとよく似ていますね。親があって自分があるのだと感謝できるようになったのは随分あとのことでした。苦労してそれが成長の糧になる人もいれば、歪んだ性格になる人もいます。何事も親のせいにするのは卑怯で、要は自分だと思いますね。
やがて親になる若者たちに、無責任な親にだけはなってほしくないと言いたいです。
最近の世の中は狂っていると思います。今朝の新聞の投書欄に「深窓のご子息らしいスローガンの“美しい国”、でもそれほど美しくなくても、せめて“住みよい国”であってくれればいい」というのがありました。
まさにそうだと思いました。国会も次から次へと問題がおき、社会はこのありさま、どうなるのでしょうね。