現在、わが町には大小のスーパーが何店舗かあるが、その中でも群を抜いているのが「ジャスコ」である。ずっと昔には全国的に知名度を誇る高島屋デパートが進出していたが、わずか数年で退去した。現在は市の再開発事業の一環として建設されたビル内に、岡山市を本拠地とする老舗デパート「天満屋」を核テナントに、近隣の商店が出店した大型店がある。が、毎年集客率は低下する一方で、各テナントの中には退去していく店も少なくない。人口7万人超の小さな城下町のこと、入れ替わり立ち代りする店舗は枚挙にいとまがない。しかし、ちょっと繁華街よりそれているが、「ジャスコ」だけは開店以来大盛況を極めており、その上、今、10月下旬オープンを目途に店舗拡張工事の真っ最中である。
前置きが長くなったが、いよいよ新店舗と旧店舗の連結工事が始まるらしく、7・8日の2日間在庫一層セールが行われた。ちょうど買いたい物があったので、土曜日に友人と行ってみた。表玄関から入ったすぐ横に宝石店があり、女性客の姿がちらほら見える。2人でショーウインドの中を覗き込んで、あれいいね、これもいいねと眺めていたら、店員につかまってしまった。「女(おんな)が終わって、鉋(かんな)」(あいうえおの“お”の次は、かきくけこの“か”、分かるかなあ?)になっても、美しいものには目が向くし、欲しくもなる。こういう場所へは近付かないのが一番である。
店員がはめている指輪を洗浄してくれるというのでお願いしたら、1本のうち、爪が緩んで小さなダイヤが外れそうだというので修理を依頼。ついでに、若かりし頃に買った指輪のサイズ直しの話をして、それで終わりにするつもりがそうはいかなくなった。眺めていたダイヤ入りのチェーンを何点か並べて、“かんな”心をくすぐる。が、翌日出直すことにして、買いたいものの売場へ行くとテナントだから9時で閉店、結局買えなかった。
そして昨日8日、仕事がすんで食事の後、またジャスコへ。宝石店へサイズ直しの指輪を2本持っていった。その時大昔に石だけ外したプラチナのリングがあったのでそれを使って欲しいと言ったのだが、手間賃が高くつくといい、そのリングは商品の下取りとして買い取るという。プラチナは純度Pt1000が最高だが、私のはPt850で割りと重さもあったので28,800円で引き取るという。そうなったら、“かんな”心をくすぐられたチェーンを買わざるを得なくなったが、何だか狐に騙されたような気がした。
そこへ、友人が「早く行かないとまたテナントが閉まるよ」というので、急いで行ったがもう遅かった。売場が2階へ変わるのでもう品物は倉庫へ納めたという。「火曜日には新しい売場ができるので…」と言うが、9時までと思っていたのに、もうなんてトンマなことだろうと自分に腹を立てていた。結局2日目も目的の物が買えないで、余計な物を買ってしまうなんてバカみたい。
でもあのプラチナリングが28,800円で売れるとは思わなかった。現在プラチナの値段が高騰しているとか、捨てずに置いていてよかった。それにしても女は、いくら歳をとっても美しいものには魅了される。自分が老いて醜くなるにつれ、そういったものでカバーしようとする“かんな”心を涙ぐましいと思うか、それとも無駄な抵抗と思うかは、人それぞれである。
前置きが長くなったが、いよいよ新店舗と旧店舗の連結工事が始まるらしく、7・8日の2日間在庫一層セールが行われた。ちょうど買いたい物があったので、土曜日に友人と行ってみた。表玄関から入ったすぐ横に宝石店があり、女性客の姿がちらほら見える。2人でショーウインドの中を覗き込んで、あれいいね、これもいいねと眺めていたら、店員につかまってしまった。「女(おんな)が終わって、鉋(かんな)」(あいうえおの“お”の次は、かきくけこの“か”、分かるかなあ?)になっても、美しいものには目が向くし、欲しくもなる。こういう場所へは近付かないのが一番である。
店員がはめている指輪を洗浄してくれるというのでお願いしたら、1本のうち、爪が緩んで小さなダイヤが外れそうだというので修理を依頼。ついでに、若かりし頃に買った指輪のサイズ直しの話をして、それで終わりにするつもりがそうはいかなくなった。眺めていたダイヤ入りのチェーンを何点か並べて、“かんな”心をくすぐる。が、翌日出直すことにして、買いたいものの売場へ行くとテナントだから9時で閉店、結局買えなかった。
そして昨日8日、仕事がすんで食事の後、またジャスコへ。宝石店へサイズ直しの指輪を2本持っていった。その時大昔に石だけ外したプラチナのリングがあったのでそれを使って欲しいと言ったのだが、手間賃が高くつくといい、そのリングは商品の下取りとして買い取るという。プラチナは純度Pt1000が最高だが、私のはPt850で割りと重さもあったので28,800円で引き取るという。そうなったら、“かんな”心をくすぐられたチェーンを買わざるを得なくなったが、何だか狐に騙されたような気がした。
そこへ、友人が「早く行かないとまたテナントが閉まるよ」というので、急いで行ったがもう遅かった。売場が2階へ変わるのでもう品物は倉庫へ納めたという。「火曜日には新しい売場ができるので…」と言うが、9時までと思っていたのに、もうなんてトンマなことだろうと自分に腹を立てていた。結局2日目も目的の物が買えないで、余計な物を買ってしまうなんてバカみたい。
でもあのプラチナリングが28,800円で売れるとは思わなかった。現在プラチナの値段が高騰しているとか、捨てずに置いていてよかった。それにしても女は、いくら歳をとっても美しいものには魅了される。自分が老いて醜くなるにつれ、そういったものでカバーしようとする“かんな”心を涙ぐましいと思うか、それとも無駄な抵抗と思うかは、人それぞれである。
これでリングも浮かばれます。
かつての街の中心部が寂れて郊外型の大型店が隆盛を誇る。全国のどこにでも見られる現象です。チョッと寂しいし不便ですが時代の流れですかね。
ジャスコは岡山でも繁盛していますか、当地でもジャスコはあちら、こちらに店を出しています。
私の家のすぐ傍にも大きな店舗があります。
話しを戻します。女性はいくつになっても、綺麗な物に関心を持って下さい。それが魅力の源となります。
もう大分前から抽斗の中で眠っていたもので、石を外してあるのでどうしようもないと思っていたのが思わぬ値段で引き取ってくれた。だが、買う商品の下取りと言うのが、向うも商売人だと感心しました。
ジャスコいわゆるイオンはスーパーの中でも財務内容は一番良好だとか、ちなみに民主党の元代表の岡田氏はイオン社長の弟だそうですね。
このリングは思い出の品ではありませんのよ。抽斗で眠っていたので売れてよかったけど、代わりに買わされたので何だか変な気持ち…。
そうですね。何にも関心を持たなくなったらお終いですね。でも、チェーンをしてみて、首から上がなかったらなおいいのにと、自分で思いましたよ。
その折に自分が持っていて引き出しに仕舞い込んでいた昔からの指輪(母から作ってもらった物も)全てリホームしたら、指輪が生き返り、リホーム代にお金はかかっても、新しく買う事を考えたらマア安くついたかな~~
只、今は規格品があってはめ込むだけというのが普通で、金もかなり薄くしていて、見た目は豪華でも案外ふにゃふにゃになることが多いですね、お客サンにも手持ちの金を下取りして豪華にしっかり作り直す事を奥さんは勧めていました、1点主義でも重みが有ってよかったですね~~
まあ感想は5年間のわずかなバイト料は持ち出しかなりオーバーで終わりましたが、そんな機会がない事には、指輪は古いままでずーーとしまい込んだままだったでしょうね
今は重宝しています(嬉)
その気持と、≫何だか狐に騙されたような気がした≪
といった何だか納得いかない後味とでは気持が違うと思います、私がいたお店では、殆ど出来上がった物を見て喜こばれました
`かんな心´という単語が、本当に存在しているかの様な、ウマイ記事ですねー(笑)!
女性から買い物を奪ったら、人生の楽しみは半減しますよね?
私は職業柄、文房具店・紙材店や雑貨店巡りが好きで、貴金属類には、あまり関心がない(年齢的にも贅沢品になりますし?)のですが、美しいので、観るのは好きです♪
プラチナ・・・我が家には、生憎無いです;残念(笑)!
いらないリングが思いのほかの値で売れて、なんだか成り行きで買ったような気がしています。
サイズなおしでもリングを切るので、石によったらヒビ割れがおきることもあるので、出来ないこともあるといわれました。
昔はこんなのが指に入ったのかと、今の体型が恨めしくなりました。
私たちはよく言うのですよ。女が終わったことをおもしろく言い換えているだけですが…。
宝石はいまではそれほど興味がなくなったのですが、プラチナを下取りでなくてはというので、成り行きで買わされたような気がしています。
今度は宝くじでも当たったら、豪華なのを買いましょうかね。