いつごろだったか、「みなさんのお財布には今、いくら入っているでしょうか」という記事を見つけ、おもしろそうなのでメモしておいた。昨今、大きな買い物をするときにクレジットカードを使用するのは当たり前で、若い人たちの中にはドコモの「おさいふケータイ」のような携帯の機能を使って買い物をする人も少なくないようである。だから、それほどたくさんの現金を持ち歩く必要はないのかもしれないが、いざというとき、やはりすぐに間に合うのは現金である。
私はこれまで1枚のクレジットカードも持ったことがない。いつ死んでもいいように借金だけは残すまいというのが私のポリシーでもあるが、欲しいものを手に入れてもうれしいのはそのときだけ、あとあと毎月ずっと払い続けることが馬鹿らしくなってくるからである。
もう20年くらい前か、親友とショッピングに出たときのことである。薄いラベンダー色で1枚仕立てのおしゃれなコートを見つけ、どうしても欲しくなった。値段は15万円、預金を下せば買えないこともなかったが、20年前の15万円といえば私にはぜいたく品だった。が、結局、親友のカードを借りて買ったのだが、うれしさはほんのつかの間、それからは毎月口座から引き落とされるたびに買わなきゃよかったと後悔したものである。でも、3年ほど着て衣装ケースにしまっておいたのを思い出して、先日、引っ張り出してみたら、型崩れもしていないし、シンプルなデザインなので今でも十分着られそうである。いいものは長持ちするというが、それでも今ならぜったい買わないだろう。
本題にもどそう。この記事に対して、40件近くもの回答が寄せられそうだが、「1万円を切ると不安になる」(30歳女性)という意見もあれば、「基本的に1万5000円以上入っていないと落ち着きません」(20代後半女性)という意見もあった。が、中には「17万5千円です」(54歳男性)や、「今日は、割と多くて436円です」(50代男性)など極端な例も見られたという。が、「社会人なら常に年齢×1000円くらいのお金を持っているのが理想」だという。
だとすれば私の場合、「70歳×1000=7万円」ということになる。でも、特別のことがない限り7万円なんて大金を持って歩くなんてとんでもない。まあ1万円を切るとさすがに不安になるので、大体、いつも2万円前後の金は入れておくようにしている。それに、都会と違って田舎だとキャッシュコーナーは銀行と郵便局に1箇所ずつあるだけなので、いざというときのために予備費5万円を家に置いている。
その他、「財布とケータイ、なくしたら困るのはどっち?」という質問があったが、11人の回答者のうち、10人が「財布」と答えたという。ほとんどの人が、免許証・保険証・クレジットカードなど大事なものはまとめて財布に入れているようで、これは当然の回答であろう。万一の場合を考えて、大事なものは分散して持つのが賢明だといわれるが、財布にまとめて入れるほうが何かと便利で、私も財布が金庫みたいなものである。
1月の終わりころか、義妹たちが神戸から来て海産物の土産品店に入ったときの話。日曜日とあってたくさんの人でごった返していたが、買い物をして外に出て、さあ帰ろうかと歩き出したとき、お店の女性が「忘れ物ですよ」と赤い財布を持って追いかけてきた。義妹の財布である。つり銭をしまって、土産物を袋に入れているときに台の上に財布を置いたことをすっかり忘れていたらしい。レジの女性は、あれだけの混雑の中でよく気づいてくれたものであると感謝感謝。
が、当の本人は、「私、よくやるのよ。でも、いつもだれかが見つけてくれるのよね」とあっけらかんという。
しかし、世の中、そんないい人ばかりではない。お金はともかく、カード類を紛失すると使用停止手続きを取らなければ悪用されたら大変だし、保険証の再発行も面倒である。私は財布を握り締めたら絶対に離さないわ、命よりお金が大事だから…。
私はこれまで1枚のクレジットカードも持ったことがない。いつ死んでもいいように借金だけは残すまいというのが私のポリシーでもあるが、欲しいものを手に入れてもうれしいのはそのときだけ、あとあと毎月ずっと払い続けることが馬鹿らしくなってくるからである。
もう20年くらい前か、親友とショッピングに出たときのことである。薄いラベンダー色で1枚仕立てのおしゃれなコートを見つけ、どうしても欲しくなった。値段は15万円、預金を下せば買えないこともなかったが、20年前の15万円といえば私にはぜいたく品だった。が、結局、親友のカードを借りて買ったのだが、うれしさはほんのつかの間、それからは毎月口座から引き落とされるたびに買わなきゃよかったと後悔したものである。でも、3年ほど着て衣装ケースにしまっておいたのを思い出して、先日、引っ張り出してみたら、型崩れもしていないし、シンプルなデザインなので今でも十分着られそうである。いいものは長持ちするというが、それでも今ならぜったい買わないだろう。
本題にもどそう。この記事に対して、40件近くもの回答が寄せられそうだが、「1万円を切ると不安になる」(30歳女性)という意見もあれば、「基本的に1万5000円以上入っていないと落ち着きません」(20代後半女性)という意見もあった。が、中には「17万5千円です」(54歳男性)や、「今日は、割と多くて436円です」(50代男性)など極端な例も見られたという。が、「社会人なら常に年齢×1000円くらいのお金を持っているのが理想」だという。
だとすれば私の場合、「70歳×1000=7万円」ということになる。でも、特別のことがない限り7万円なんて大金を持って歩くなんてとんでもない。まあ1万円を切るとさすがに不安になるので、大体、いつも2万円前後の金は入れておくようにしている。それに、都会と違って田舎だとキャッシュコーナーは銀行と郵便局に1箇所ずつあるだけなので、いざというときのために予備費5万円を家に置いている。
その他、「財布とケータイ、なくしたら困るのはどっち?」という質問があったが、11人の回答者のうち、10人が「財布」と答えたという。ほとんどの人が、免許証・保険証・クレジットカードなど大事なものはまとめて財布に入れているようで、これは当然の回答であろう。万一の場合を考えて、大事なものは分散して持つのが賢明だといわれるが、財布にまとめて入れるほうが何かと便利で、私も財布が金庫みたいなものである。
1月の終わりころか、義妹たちが神戸から来て海産物の土産品店に入ったときの話。日曜日とあってたくさんの人でごった返していたが、買い物をして外に出て、さあ帰ろうかと歩き出したとき、お店の女性が「忘れ物ですよ」と赤い財布を持って追いかけてきた。義妹の財布である。つり銭をしまって、土産物を袋に入れているときに台の上に財布を置いたことをすっかり忘れていたらしい。レジの女性は、あれだけの混雑の中でよく気づいてくれたものであると感謝感謝。
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しかし、世の中、そんないい人ばかりではない。お金はともかく、カード類を紛失すると使用停止手続きを取らなければ悪用されたら大変だし、保険証の再発行も面倒である。私は財布を握り締めたら絶対に離さないわ、命よりお金が大事だから…。
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分割で同じ金額と言われてもだらだら払うのは嫌ですね。
財布の中身もだいたい1~2万円で1万円を切ると不安です。
クレジットカードは紛失が恐いので持ちませんが、銀行のカードは何時も持ち歩いています。
でも、連休時などATMも利用できない日があってたまに困ることがありますね。