13日の記事より抜粋。5、6日に実施された全国面接世論調査で、景気の現状について「どちらかといえば」を含め「悪くなっている」とした回答が58%となり、「良くなっている」の38%を上回った。昨年6月の調査から「悪くなっている」との回答が15ポイント以上増加し、消費不振や賃上げの鈍化で景況感が悪化していることが明らかになった。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」については「ある程度」を含めて「期待する」が47%、「期待しない」は51%と拮抗。また、アベノミクスによる本人や世帯の経済状況への影響に関して「良くなった」は8%にとどまり、「変わらない」が73%で、安倍政権は3年連続の賃上げ実績をアピールするが、恩恵を感じていない人も多い。
不思議なことに、「景気が悪くなっている」との回答は中高年層で多く、「良くなっている」との回答は若年層で多かったという。フリーターや派遣、パートで働く人が多く、なかなか正規社員になれないという現状で、なぜ、若年層は景気が良くなったと感じられるのかネ。
考えてみれば、今の世の中は若年層だけでなく中高年や高齢者も、昔と比べて生活はし易くなったと思う。衣類はスーパーやディスカウントショップで、1000円も出せばそこそこの品が買える。Tシャツなんか500円のワンコインで買えることもある。また、100均へゆけば生活用品から食料品まで、日常生活に必要なものはほとんど手に入る。贅沢さえ言わなければなんとか暮らしが成り立つ時代である。
もう60年近く前、私が若いころは既製の洋服など売ってなかったので、布地を買って仕立ててもらうのだが、時には、布地より仕立て代の方が高くつくこともあり、安月給の身では洋服の新調はなかなか叶わなかった。
また、今のような100均もなければホームセンターもない。八百屋、荒物屋、履物屋などと、それぞれ専門の店で買うのだから結構高くて、貧乏人の生活は大変だった。
よく「昔は良かった」というが、それは人間関係くらいだろう。物質面から言っても、物は豊富にあり、安価で手に入りやすい今の方がずっといいに決まっている。また、テレビ、パソコン、ゲームなどで、家にいても退屈しなくてすむ。昔の何もない時代のお年寄りはどうやって暇をつぶしていたのだろうかネ。
医療も介護もそこそこ充実しているし、国民としての義務さえ果たしていれば最低限の権利は主張できる。いざという時には行政に頼れば何とかしてくれるだろう。年金暮らしには、今後、収入増なんてあり得ないが、まあ、何とかなるだろう。なんて、能天気だネ。
手をかけ足を使い寝る間も厭って独楽鼠のように働かねば炊事、洗濯、掃除に子育て日常は成り立たなかったのですからね。
正真正銘の老女吾々の母親年代は家事労働をお金に換算するなんて発想なかったでしょう。
景気の良し悪しの調査結果発表にどんな意味があるといううのか?世論調査のいい加減さにそろそろ国民も気付くべき秋(とき)です。
何とかやりくりで生き抜く、この世の春とは言えませんが「能天気」こそ人生達人免許皆伝術とこころえております。
非正規の若者の方が生活が地についているのでは・・とおもえてきます。そろそろ将来性のある人達にシフトを変えて行かねばね。
戦後の貧しい時代から高度成長期、そして今の世へと、移り変わる世の中を見てきた私たち高齢者は、いい時代になったもんだと実感できますが、昔を知らない人たちは比べるものがないから、今がどんなに良くても不平不満はたくさんあるでしょうね。
何かに比べるというのは良くないです。「上を見たらキリがない、下を見てもキリがない」と、能天気が一番ですわ。
韓国や新米大統領への抗議デモでも、若者層が多いそうで、「今の若者は…」なんて言えませんね。老害は排除して、しっかりした若い人たちに次世代を託したいです。
日本もトランプ氏のような突飛なリーダーがいいのかしら? 橋下さんみたいな…。
人は面倒臭い、コミュニケーションをしなくなります。
我が家のお隣さんの姑さんは若者に相手にされなくなって海馬が半分以下になったそうです。
若者に相手にされなくなって海馬が半分以下、これは困りましたね。
でも、テレビ、パソコン、ゲームでも十分頭の体操にはなりますよ。人とどうでもいい無駄話で暇をつぶすよりはいいかも…。
一人遊びができれば人とのうっとうしいコミュニケーションなど不要というババ。海馬が減らないよう頑張りますわ。