三度あることは四度もあり？・・・

　６日の日曜日、テレビを見ていたら画面下中央にある電源ランプが緑色になってゆっくり点滅している。故障かと思ってネットで調べてみたら「BS・CBアンテナに不具合が…」とある。集合住宅だからアンテナと言われても…。買った量販店に電話したら、メーカーから直接電話があるから説明するように…と手配してくれた。
　しばらくするとメーカーから電話があり、状況を説明したがあまり例がないそうで、詳しく調べて折返し電話するという。テレビはソニー製品で2013年に購入、もう８年経つ。一度も不具合はなかったし、色がとてもきれいなので気に入っている。これは故障の前兆で、ある日突然映らなくなったら困る。そろそろ買い替え時期なのかな？　買い換えるなら今度は55インチにしようかなあ…。と半分はその気になっていた。
　だが原因は私だった。白内障手術をするまではテレビが見えにくかったので、画面を明るくしたり色合いを濃くしたりと画質を調整していた。が、術後はビックリするくらい色が鮮やかだし、明るすぎて目に悪いかと設定を標準に戻したのだが、そのとき余計なところまで触ったらしい。メーカーの指示通りに設置を変えたら点滅しなくなった。ああ、よかった！

　８日は右目の術後診察の日。朝９時前、同じ手術が縁で親しくなったMさんご夫婦がわざわざ寄り道して迎えに来てくれた。何度も送迎してもらって助かったなあ。
　先生に「ゴミが入っているみたいにゴロゴロするし、ぼやけて焦点が合わないから頭がボーッとする」と訴えた。手術した先生で、「縫った糸がまだ溶けてないようだから抜糸しましょう」という。
　そして、「傷口の治りが悪いようで、まだ水が出ています。コンタクトレンズを入れて様子をみてもいいが、縫い直したほうが確かだし、私も安心です。12時ごろにもう一度来てください。５分くらいですみますから」という。えっ、また手術するのー？　
　一旦家に帰って、また12時ごろ病院へ行った。手術はこの前と同じだったからビビった。縫うだけでなく、レンズの調節もしたように思う。終わって「夕方には眼帯を外して、いつも通りの目薬をさしてください。そして明日９時に来てください」と。なんで私だけこんなにと、最初ちょっと腹が立ったが、「痛い思いをさせてごめんなさい。お疲れ様でした。気をつけて帰ってください」そう言われれば機嫌をなおすよりないなあ。ババはやさしい男性には弱いんだよネ。

　今朝起きた時、前日と違ってゴロゴロ感はないし、何だか見え方も良くなったような気がした。９時前に病院へ。違う先生だが「まだ少し水が出ていますが、だんだん良くなります」と。「こんなことってよくあるのですか？」と聞くと、「よくはないけど、たまにあります」「マンが悪かったのですね」というと、「そんなことはありませんよ」と笑っていた。
　会計は継続だから昨日と今日とで２回分。が、560円ですと言われてビックリ。どうやら昨日の手術代はやり直しだから請求しないらしい。ラッキー！　今日から洗顔・洗髪がOKだって、うれしいなあ。
　「二度あることは三度ある」というが、私は「三度あることは四度もあり」となった。私ってマンが悪いというか、よほど日頃の行いが悪いのだろうなあ。

　余談だが、昨日昼から病院へ行ったとき、午前中の診察は終わりなのに、待合室の後方の椅子にジジババが大勢、きちんと間隔を開けて座っている。なんだろうと思っていると、今度は前方の椅子にジジババがぞろぞろ。どうやら診察がない昼間、待合室がワクチン接種の会場に変わるらしい。
　看護師さんが３人、座っているジジババたちの腕に注射を打ちながら移動する。ジジババが動くより看護師さんが動く流れ作業の方が効率的だものね。そして15分たつと監視していた人が「どうぞお帰りください」と。だれも副反応が出なかったらしい。
　12日には私もこのジジババ軍団の仲間入り。流れ作業でワクチンを接種されるのかと思うと、おかしくて笑っちゃたわ。