9月11日、TBS系で、「NYテロ5年目の真実 ビル崩壊完全ドラマ化」という番組があった。ハイジャックした民間機で米国の中枢を同時攻撃した米同時多発テロ事件から5年が過ぎ、この日、ニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」では犠牲者を追悼する大規模な式典が行われた。
5年前のあの日、日本時間の午後10時頃のニュースは記憶にないが、翌朝のワイドショーの特番に釘付けになったことを思い出す。日本人も多数犠牲になった事件ではあるが、所詮外国で起きた事件で関心も薄れ掛けていたが、この番組をみて、あの日、あのビルの中で数々のドラマがあったことに驚くとともに、飛行機がビルに激突する瞬間の画像を見て、乗客やビル内にいる人々が味わった恐怖の瞬間を想像したら、肌寒くなった。
アメリカCIAはテロの情報を大統領に報告していたが、大統領はあまり関心を示さなかったという話、また、あのテロの首謀者とされている男が前年、富士山麓にある会社で削岩機のノウハウを勉強していたとか。感動の救出活動、恋人との最後の電話、一瞬の差で生死を分けたあの時、生存者からの生の声は、今なお痛々しい傷跡を感じる。
現在、世界貿易センターの跡地再開発には、「フリーダムタワー(自由の塔)」に隣接して、2012年完成予定で高層ビル3棟が建てられることになっており、その1棟は日本人が設計したそうである。
あの日以来、米・ブッシュ大統領は、対テロ戦争を最優先課題にしてきたが、テロの危険性がなくなったわけではなく、今なお戦時状態は続いている。アメリカは世界最強の軍事力を誇示し、中東の民主化を訴えるが、いっこうにテロ組織根絶の気配はなく、かえってアメリカの力による民主主義の押し付けが反発を招き、テロを生んでいるとも言われている。
5年前、アメリカはテロ組織アルカイダ壊滅のためにアフガニスタンを攻撃したが、完全な勝利とは言えず、また、イラクの大量破壊兵器保有を理由に開戦したが、それも否定された。そして先頃、米上院情報特別委員会が、「旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダとは無関係」という報告書を公表、米政権が掲げた開戦の「大義」は全く覆されたことになる。イラク攻撃により米兵の多くを犠牲にし、今なお中東への戦線を拡大するブッシュ大統領への米国民の批判は強まっているという。
アメリカの対テロ戦争には批判する国も出ており、イギリス・ブレア首相はイラク戦争などの対米追従政策で支持率が急落、党内の造反を招き、もはや求心力は失われており早期辞任に追い込まれることは必至だという。
また、日本も日米同盟深化をめざす小泉首相が、対テロ戦争をいち早く支持しており、イラク戦争では自衛隊を派遣し、米追従の姿勢はあきらかで批判は免れまい。が、幸いというか、こういった諸問題を残したまま任期切れ、政権を引き継ぐ安倍幹事長の前途は多難であろう。
5年前のあの日、日本時間の午後10時頃のニュースは記憶にないが、翌朝のワイドショーの特番に釘付けになったことを思い出す。日本人も多数犠牲になった事件ではあるが、所詮外国で起きた事件で関心も薄れ掛けていたが、この番組をみて、あの日、あのビルの中で数々のドラマがあったことに驚くとともに、飛行機がビルに激突する瞬間の画像を見て、乗客やビル内にいる人々が味わった恐怖の瞬間を想像したら、肌寒くなった。
アメリカCIAはテロの情報を大統領に報告していたが、大統領はあまり関心を示さなかったという話、また、あのテロの首謀者とされている男が前年、富士山麓にある会社で削岩機のノウハウを勉強していたとか。感動の救出活動、恋人との最後の電話、一瞬の差で生死を分けたあの時、生存者からの生の声は、今なお痛々しい傷跡を感じる。
現在、世界貿易センターの跡地再開発には、「フリーダムタワー(自由の塔)」に隣接して、2012年完成予定で高層ビル3棟が建てられることになっており、その1棟は日本人が設計したそうである。
あの日以来、米・ブッシュ大統領は、対テロ戦争を最優先課題にしてきたが、テロの危険性がなくなったわけではなく、今なお戦時状態は続いている。アメリカは世界最強の軍事力を誇示し、中東の民主化を訴えるが、いっこうにテロ組織根絶の気配はなく、かえってアメリカの力による民主主義の押し付けが反発を招き、テロを生んでいるとも言われている。
5年前、アメリカはテロ組織アルカイダ壊滅のためにアフガニスタンを攻撃したが、完全な勝利とは言えず、また、イラクの大量破壊兵器保有を理由に開戦したが、それも否定された。そして先頃、米上院情報特別委員会が、「旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダとは無関係」という報告書を公表、米政権が掲げた開戦の「大義」は全く覆されたことになる。イラク攻撃により米兵の多くを犠牲にし、今なお中東への戦線を拡大するブッシュ大統領への米国民の批判は強まっているという。
アメリカの対テロ戦争には批判する国も出ており、イギリス・ブレア首相はイラク戦争などの対米追従政策で支持率が急落、党内の造反を招き、もはや求心力は失われており早期辞任に追い込まれることは必至だという。
また、日本も日米同盟深化をめざす小泉首相が、対テロ戦争をいち早く支持しており、イラク戦争では自衛隊を派遣し、米追従の姿勢はあきらかで批判は免れまい。が、幸いというか、こういった諸問題を残したまま任期切れ、政権を引き継ぐ安倍幹事長の前途は多難であろう。
人間のおろかさと言うものがこの日ほど身にしみたことはない。あれから5年、地球上の格差はますます広がっている。
宗教の怖さは、日本人には理解できない所がありますね、私の左耳からは、アメリisカナンバーワンそして目にあまる偏りすぎるイスラエルよりの姿勢云々
でもヤッパリ相手選ばない激しすぎるとしか思えないテロリズム誰からも共感される筈はない
世界中が恐怖に陥る