つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

私って、強迫性障害の気があるみたい・・・

2014-08-29 | 私事ですが

 強迫性障害(OCDとは、不快な考えが頭に何度も浮かぶため、その不安を振り払う目的から同じ行動をくり返してしまい、日常生活に支障をきたすほどの状態になる病気である。自分の行為を「ばかばかしい」「気にしすぎだ」と頭ではわかっていても、どうしてもその行為がやめられないことが特徴だという。
◎強迫観念と強迫行為の具体例
 不潔恐怖 自分や周りのものが汚染されているように感じられ、強い不安に襲われる。どんなに手を洗っても、汚れているという感覚が消えないため、何時間も洗い続ける。
 
確認行為 外出するときなど、ドアに鍵をかけたかどうか不安になり何度も戻って確認する。何度確認しても、「だいじょうぶ」という確信が得られず、際限なく確認してしまう。
 
加害不安 自分のせいで、人に危害を与えてしまわないかと苦しむ。実際には何もしていないので、何度確認しても危害を加えた事実はみいだせない。
 
被害恐怖 誰かに不意に迷惑行為をしてしまうのではないかというような考えが、頭にこびりついて離れない。
 
保存強迫 物を集めすぎたり、物を買いすぎたり、物が捨てられなかったりして、家にあふれるほどの物をためてしまう。
 
不完全恐怖 必ず決まった順序で行わなくてはいけない。物の位置や大きさ、数が、左右対称でなければならないというようなこだわりが強い。 

 私の場合、確認行為という項目があてはまる。外出するときに、ガスの元栓を閉め忘れていないか、電気器具のスイッチを切ったかどうか、気になって何度も確認する。また、鍵をかけたかどうか不安になって、必ずドアノブを確認する。これらは寝る前にも必ず確認する。
 歳をとるごとに症状は軽くなったが、
以前は、どうしても気になって家に引き返したこともあったし、外出先から自宅へ電話して(不通だったら火事?)してみたり、自分でも少し異常だなとは思っていた。それでもまあ日常生活に支障が出るほどでもないし、他人さまに迷惑を掛けるわけでもなし、よく言えば几帳面、用心深い性格なんだと考えるようにしてきた。それに、自分自身が自覚しているのだからそれほど重症ではなかろうと…。
 
いつ頃からこうなったか考えてみると、もう40年以上も前になるが、1人暮らしを始めた頃からだと思う。だれでもそうだろうが、初めての1人暮らしは不安で、必要以上に用心深くなり警戒心を強める。それが高じてこうなったのだろうと思うのは、その証拠に、誰か人がいるときは安心感からか、まったく気にならないのである。

 
強迫性障害を発症する人は、性格に一定の傾向があるといわれており、次の性格の5つの特徴を提唱しているという。
〇完璧主義・・・何事にも完璧を求める
〇脅威の過大評価・・・小さな心配を重大に受け止める
〇責任の過大評価・・・必要以上に自分の責任を感じる
〇あいまいさへの不耐性・・・あいまいなことには耐えらない
〇思考の意味の過大評価・・・悪いことを考えていると本当にそうなる確率が高くなると思い込む
 私の亡母がまったくこのとおりの性格の人だった。几帳面できれい好きだから家の中はいつもきちんと片付いていたし、子供達にも当然のようにそれを要求した。私は母と同じ巳年で、性格的にもよく似ていたから感化されやすかったのだろう。自己分析してみると、私も多分に上記のような特徴を示しているように思う。性格を変えようにも、棺桶に半分以上足を突っ込んでいる今となってはもう遅すぎる。が、時に、真逆の性格だったら人生が変わっていただろうかと思うこともあるが、どうだろうか?

 強迫性障害かどうかを診断するサイトがある。私の症状度は8/30点。症状の傾向は、確認傾向4点、潔癖傾向2点、優柔不断傾向1点、疑惑傾向2点という結果だった。やはりちょっと変な人なんだネ。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガスコンロの魚焼きグリルで... | トップ | 「ガリ版」に、遠い昔を懐か... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
sirousagiは能天気! (sirousagigamanoho)
2014-08-29 16:44:06
診断サイトの5条件には程遠い、次へ進むをクリック出来ない、呑気性格のようです。これを喜んでいいのやら少しは考えたほうがいいのやら!
まあいずれにしても大過なくこの年まで図々しく生きてこれたのですから、性格の過不足を云々するのは、止しておきましょう。
あの世とやらでも、のんびりは有難いです。
返信する
Unknown (オールドレディー)
2014-08-30 08:54:26
★sirousagigamanohoさま
5条件には程遠い。結構なことです。
若いときよりは少しは丸くなったかなとは思いますが、「三つ子の魂百まで」、性格はそうそう変わるものではありませんね。
何も考えず、流れるままにのんびり楽しく生きられるようになったのは人生をリタイアしたときからかしら。今が一番幸せ、そう思えることで納得してます。
返信する
オールレディさま (suri-riba)
2014-08-30 17:46:53
主人が「確認行為」に該当するみたいです。
鍵・火の元など、もうすべて私がしても自分でしないと
落ち着かず、引き返して確認していました。

そのため 電車に乗り遅れたり、イライラしたので
確認場所の数だけ「カード」を作り、確認したら
カードを置く事にさせました。それもいつの間にか
面倒になり、最近は普通になりました。ほっ!
返信する
Unknown (オールドレディー)
2014-08-30 18:58:26
★suri-ribaさま
私のような人が他にもいらしたと聞いて安心しました。
昔は今のような情報があるわけでもなく、自分だけが異常なのかと思いました。こういうのも精神的な病の一つでもあるらしく、軽度の症状でよかったです。
私は出かけるときは1、2と番号で確認します。まあ、用心するに越したことはないですよね。
返信する

コメントを投稿

私事ですが」カテゴリの最新記事