発射待機状態のミサイルが「今や、ボタンさえ押せば発射されるようになっている」と強調する北朝鮮。一方、10日だ、11日だとしょっちゅう変わる韓国国防省の情報に、日本政府はいらだっているという。今度は15日の金正日主席誕生日や25日の軍創建記念日に合わせ、ミサイルを発射する可能性があるという。昨年12月、民主党の前藤村官房長官が「撃つなら早く撃ってもらった方がいい」と発言し物議を醸したが、緊迫した膠着状態のまま時間だけが過ぎてゆくのはたまったものではない、早く決着をつけたいというのが本音であろう。
北朝鮮の朝鮮中央通信は12日に配信した論評で、「(北朝鮮のミサイルの)射程圏内には常に日本が入っており、もし日本が一瞬でも動きを見せれば戦争の火花はまず日本で散ることになる」と日本を威嚇したという。何とも物騒な話だが、もし日本にミサイルが撃ち込まれたらアメリカは黙ってはいないだろう。北朝鮮はアメリカと戦争をする気があるとも思えないが、あのバカボンのこと、何をしでかすか分かったものではない。
最近、テレビで金正恩のふてぶてしい顔を見るだけで胸糞が悪くなる。怖いもの知らずのバカなのか、若さゆえの暴走か、自信満々にも見えるあの訳知り顔が不快でならない。アメリカを敵に回すということは世界を敵に回すことだが、本当に賢いリーダーならこんな馬鹿げたことはしないだろう。
大谷宏氏のブログ『米国の戦略にまんまとはまってしまったともいえそうな北朝鮮』の文中に、「中国からも猪八戒だと馬鹿にされている金正恩」とある。やはり誰の目から見ても常軌を逸しているとしか思えないのだろう。向こう意気だけは強そうだが、若輩だけに駆け引きのやり方が下手、身の程知らずのボンボンの暴挙を止められるのは誰だろう。
ブログの興味をひく箇所を抜粋。【もし実際に戦争状態にはいれば、軍事力の差があまりにも大きいことは北朝鮮もわかっているはず、瀬戸際外交というチキンゲームにしては、北朝鮮にとってもあまりにもリスクが高すぎる。日本、韓国、米国に対して挑発的な言動によって北朝鮮が緊張をつくりだしているが、おそらくこの挑発の収めどころというか、北朝鮮には出口が見えていないのではないかという風にも見える。収めどころが見えないから、ますますエスカレートさせてくるのだろう。
北朝鮮の目論見は、なんとしても、核を切り札に金正恩体制の延命の保証と経済制裁解除などの有利な条件を米国から引き出したいのだろう。このままでは中国の植民地になってしまうことは避けられず、それでは金正恩体制の維持の保証もない。】
米国の戦略にまんまと北朝鮮がはまってしまい、中国にとってやっかいな展開になってきたのだろうという説はおもしろい。
中国の鳥インフルエンザも怖い。北朝鮮のミサイルも怖い。だが、今朝の淡路島を震源地とする震度6弱の地震はもっと怖かった。当地は震度4弱、起きてすぐのことで、台所に立っていたら何やら物が軋むような音がして、体が大きく横に揺れた。電子レンジを使っていたが、止めようと思うまもなく収まったのでホッとした。我が家はマンションだからそれほど激しい揺れは感じなかったが、普通の住宅では大分揺れたようである。これで収まってくれればいいが、当分は警戒を要するという。
例のバカボンもう「いい加減にせい」。
中国のしたたかな芝居に騙されないように。本気で
止める気もなく、この体制を壊さない程度に・・と
思っているのでしょう。
東日本大震災のときも岩手県周辺で度々地震が起きていたとか。
先日の地震も大きな地震の前触れでないことを祈るのみです。
本当にあのバカボンには困ったものです。
見くびられまいと背伸びをし過ぎて、どうにも止まらなくなったのでしょうか、これからどうなるのでしょうね。
もう少し賢い人かと思ってましたが、あの程度だったとは…。