自分の眠りの状態をチェックしたら・・・

　ＧＷも今日で終わり。いよいよ春から新緑の初夏へ、風薫るさわやかな５月…、と言いたいところだが、朝晩の肌寒さはどうしたことだろう。例年なら４月２０日ごろにはコタツが仕舞えたのに、今年はまだリビングに鎮座ましまして、日中は暑苦しい。今日はどうしても仕舞いたいが、明日はまた冷え込むという。
　羽毛布団に包まれて寝ていれば寒くもなく暑くもなく、このところの朝の気温はまさに「春眠暁を覚えず」の時候である。だが、若いときは昼過ぎまで寝ていられたのに、今では鶏と同じで、夜明けとともに自然と目が覚める。早く寝ても遅く寝ても目の覚める時間はいつも同じで、必ず５時前後に目が覚める。夏はいいが真冬の５時は真っ暗、まるで泥棒みたいに暗いうちからコソコソしているババ。一度目が覚めれば、もうじっと寝ていられない年寄りの習性が情けない。　　　　　　　　　

　わりと寝つきはいい方で、１１時ごろにベッドに入ってミステリーを読んでいるうちに眠くなってくる。このミステリーが睡眠導入剤代わりで、そのまま朝までぐっすり眠れたらいいのだが、２時ごろには必ずトイレに起きるクセがついていて、それからがなかなか寝付かれないので困る。１時間ごとに時計を見て５時になるのを待つというのは明らかに睡眠障害であろう。　　
　ネットに「寝付かれなくても“してはならない”５つのこと」というのがあった。　　
１. 照明をつけすぎる
　照明の光が強すぎると、心と身体が起きてしまいます。トイレに行くときも、最小限のちょっとした照明をつけるだけで済むようにしておきましょう。
２. 冷たいものを飲む
　寝起きで喉が渇いていたとしても、意識が覚醒してしまうような冷たいものを飲むのは厳禁！ 飲むなら常温の水がおすすめです。
３. 携帯電話を見る
　目覚ましとして枕元に携帯電話を置いている人も多いと思いますが、TwitterやFacebookをチェックしたい気持ちはグッとこらえて、朝まで開かないようにしましょう。
４. 裸足で歩き回る
　ひんやりしたフローリングの上を裸足で歩くと、ビックリして目が覚めてしまいます。ベッドサイドにはスリッパの用意をお忘れなく。
５. 時間を確認する　　
　まだアラームが鳴っていないということは、眠れる時間が残されているということ。不用意に時間を確認して、あと○時間しか眠れないとがっかりするよりも、黙って少しでも寝続ける努力をした方が賢明なのです。

　私は１と５に該当、たまに２をやることがある。平均の睡眠時間は５時間半くらいだが、１年中が休日なので、いつでも寝たいときに眠れる。そう思って無理して寝ようとはせず、真夜中の２時、３時にミステリーを読んで眠たくなるのを待つなんてことはしょっちゅうである。　　　　
　ネットに、「自分の眠りの状態をチェックしましょう」というのがあって、やってみたら８点で、睡眠障害の疑いがあるという。毎朝５時半ごろから小１時間新聞を読む。読み終わったら牛乳とトーストで朝食を済ませて、それから３、４０分うたた寝をする。午後も３時ごろには眠くなるので、テレビを見ながら３０分ほどうとうとする。小刻みでも昼夜の睡眠時間を合計すると７時間近くは眠っているから、睡眠不足で頭が痛いなんてことはない。　
　私ぐらいの年寄りになるとほとんどの人は睡眠導入剤を使用しているようだが、これはクセになると聞くから、なるべく薬の力は借りたくない。まあ、寝不足でボーッとしていても誰に迷惑かけるでもなし、文句を言われることもないから気にしない。それでも一度でいいから、朝まで目覚めることなくぐっすり眠らたらなあと思う。なんて言って、永久に目覚めなかったらお笑いだよね。