つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

本当に極楽とんぼの山本・・・

2006-07-21 | Weblog
 38歳にもなりながら、やっていい事と悪いことの区別がつかないとは全く情けない。格別人並み優れた能力があるわけではなく、特別売れているタレントでもなく、たかが十把一絡げのお笑い芸人ではないか。そんな人間にくっついて酒を飲み、ホテルの部屋へついて行った少女も少女だ。今時の無節操な小ギャルだろうが、芸能人と仲良くすることを得意げに、ついていった浅はかな自分を反省すべきで、いまさら被害者というのもおかしい。だが、合意の上であっても、未成年の少女とニャンニャンすることは犯罪である。その認識があったのかなかったのか、どちらにしても反社会的なダメ男の烙印を押されてもしかたあるまい。

 新聞によれば、お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一が、函館市内で17歳の無職少女に淫行などをしたとして、所属の吉本興業から解雇された。所属する萩本欽一の野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の北海道遠征に同行して、ビジネスホテルで知人が連れてきた少女と酒を飲み、暴行したという。少女から被害届が提出され、山本は警察から任意で事情聴取を受けた。山本は以前にも、都内の大学で学園祭のライブに出演し、下半身を露出したとして、公然わいせつ容疑で書類送検されたこともあるという。こういう芸能人をチヤホヤもてはやし、増長させるマスコミの姿勢にも大いに問題がある。連日のテレビ報道で、山本を「山本圭一氏」と敬称づけしている局があり耳障りで仕方なかった。犯罪者ではないにしても「氏」はおかしい。どうしても付けたいなら「さん」でいいとは思わないか。

 この問題が波及し、山本が所属する社会人野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」監督の欽ちゃんが「球団解散宣言」をしたことで、スポンサーや事務所は大あわて、多くの人からも止めないでという声が上がっている。人気が落ち込む野球の復権を目指して立ち上げられた茨城GGには、欽ちゃんだけでなく、多くの企業がスポンサーとして運営を応援している。オーナーは萩本欽一さんだが、すでに茨城GGは地域のものとして根付いており、存続を望む声が大きく、20日午後から地元後援会が署名活動に動き出したという。だが、スポーツ紙などには「チームができた昨年に比べて、話題の提供も少なく、最近は行き詰まりの感があった。先の見えないチーム運営に自ら見切りをつけたのでは」「欽ちゃんのネームバリューがあるといえども、野球復権には限界がある」という厳しい見方が出ているのも事実だとか。
 今朝のテレビで、球団選手の様子が映されていたが、欽ちゃんの独断で解散宣言をすることは無責任で、このチームに所属し一生懸命頑張っている選手たちへの責任は一体どうするのか。山本の一件だけで球団を解散するほどのことはなく、選手全員への将来の責任を考えるべきであると思うのだが……。うがった見方をすれば、解散へのいい口実かな、と一瞬でも思った私は、やはり根性が歪んでいるのだろうか!(^^)!。
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2 コメント

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Unknown (kiyosan)
2006-07-21 12:23:54
マタマタお邪魔します

レディーさんのいずれもの奥深い解説に対して私のコメントなんかは、学識が無さ過ぎて恥かしいばかりの的外れですが、彼(欽チャン)の器はどれくらいの大きさかチョット疑問、何時も精一杯頑張っているのを見るにつけ、無理してるような気がしてました、果たしてこのような問題が起こった時の対処をどれくらい持ち合わせているのかな~
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Unknown (オールドレディー)
2006-07-21 13:26:16
 いつもコメントをありがとうございます。

 他人事ながら残される選手の夢が消えてゆくのが可哀そうで、人の行為に欽ちゃんがどこまで責任を持てばいいのか、野球以外の個人的なことなのでクビにすればいいことではないかと思うのです。

 一人のバカのために、後の選手の夢を摘み取ることは許されないと思います。
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