22日の購読紙に、小さな欄ではあるが『慰安婦問題で韓国大統領“法的責任と謝罪を”』という記事があった。(原文通り)
韓国の文在寅大統領は米紙・ワシントンポスト電子版に20日掲載されたインタビューで、従軍慰安婦問題の解決に関する2015年の日韓合意について「問題解決の核心は、日本が法的責任を取り、公式に謝罪することだ」と述べ、合意内容は不十分だとの認識を示した。文氏は大統領就任後、合意を「国民は受け入れられない」としてきたが、より踏み込んだ。
合意では安倍晋三首相が元慰安婦への「おわびと反省の気持ち」を表明し、政府は支援金として10億円を拠出した。しかし韓国では「被害者の意見が反映されていない」との批判が高まり、文氏は大統領選の公約で、合意の無効化と再交渉を掲げていた。
しかし、すでに2016年11月、元慰安婦23人に1人当たり1億ウォン(約900万円)が支給されている。また、残りの8億円余はどうなっているのか。これらの事実を自国民や、日本に対してもきちんと説明すべきであろう。
当事者たちが渋々でも受け取ったのなら、いまさら難癖付けて事を大きくして、一体、何の得あるのか。大統領選の公約で述べたことだからといって、それが韓国に利することかどうか、考えたら分かるだろう。合意の無効化をいうなら10億円の支援金を返還してから言ってもらいたいもんだ!
この問題を韓国の人たちはどう考えているのだろうか。小学館から発行されている月刊「国際情報誌・SAPIO(サピオ)」には、いろいろな意見が掲載されている。これを見ると、文大統領の反日主義を支持する意見もあれば、冷静に対応すべきという意見も少なくない。
日本のように、国民感情を無視してでも決めることは決めるという、強引な政治手法は容認できないが、韓国のように法よりも国民感情を優先する国家ではこれまた困る。この慰安婦問題では国民感情に左右され、過去から抜け出せないでいるようだが、どこかで区切りをつけて未来的な日韓関係を築いていくべきだろう。
私はこの問題で日本は絶対に引いてはならない、強気に出るべきだと思う。形式的であっても、日本は一応「おわびと反省の気持ち」を表明し、支援金10億円も拠出した。強気に出れば反抗する、下手に出ればつけあがる。これは北朝鮮も同じだが、元は一つの国であれば文化、国民性が相似していても不思議ではない。
余談だが、韓国の文化、国民性は韓流ドラマをみれば一目瞭然である。多少誇張して作られてはいるようだが、バカげたありえない奇抜な設定、ストーリーは娯楽性抜群で、日本のドラマではぜったいに見られない。
野望や復讐がテーマのドラマでは、本性丸出しで繰り返す醜い闘い、誘拐、恐喝、暴力は当たり前。また金で動く政財界や検察、警察官僚の狡猾さ、財閥ファミリーの横暴っぷりは反吐が出そうなくらいリアルで、ハラハラ、イライラさせる。だからこそおもしろいのである。私も最初は馬鹿にしていたが、今では韓流ドラマにハマるおばさん連中の気持ちがよく分かる。
とても儒教を重んじる国とは思えないようなドラマが多いが、その方面からよくクレームがつかないものである。が、これが本当の韓国の姿かもしれない…、そう思って見るとまた面白さが増してくる。
時々日本の侍が出るシーンがある。
着ている衣装やカツラは紙細工、鉄砲は空気銃・・・・。でもひとつだけ本物に見えるのがある。それは日本刀。
これは何を意味しているのでしょうか。
たまたまそんなドラマに出会ったのかもしれないけど。
奥様も韓流ドラマファンですか。ほんとおもしろいですよ。ただ、観たあとの不快感もありますけど…。
時代物は日本に統治されていた時代の物語だろうと思います、顔は日本人と同じなのでそれほど違和感はありませんが、まあお粗末な作りなのは否めません。ほんとに娯楽作品ですから本気で観ていたらアホらしくなります。