支持率が下がりっぱなしの菅首相、覚悟のほどは立派だが、どこまで踏ん張れるか。
18日、 民主党の衆議院議員16人が「政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない」と菅政権を厳しく批判、会派の離脱届を党に提出した。それほど菅政権に我慢ならないなら離党するのが筋というものだが、党に居座って、さらに予算成立時に造反もありうるとか。もし会派離脱を宣言した16人の造反で、3月末までに予算が成立しなかったら、「国民生活が第一」の民主党員として国民にどう言い訳をするつもりだろうか。朝日新聞が19、20日に行った世論調査では、60%以上の人が彼らの行動を理解できないと回答したという。
彼らは当選1回、2回のペーペーばかり、おそらく次の選挙で生き残れる可能性は少ない。そこで、小沢氏への党の処分に反発する姿勢を見せることで、小沢氏の覚えをめでたくし生き残ろうとしたのだろう。それにしても、「今は党内で争っているときではない。まず国民のために…」と、常々、挙党一致を叫んでいた親小沢派の面々が、この騒動について沈黙しているのも不可解でならない。民主党はどういう集団なのか、今更ながら理解に苦しむ。同世論調査では「党が分裂してもいい」と答えた人が40%を超えたそうで、党内で権力闘争を続ける民主党がどうなろうが、もうどうでもいいと思っているのは私だけではないようである。
先日、菅首相は記者団に「首を替えたら賛成するとかしないとか、そういう古い政治に戻る気はさらさらない」と述べた。菅首相を擁護するつもりはないが、誰が首相になっても同じことで、この発言には納得できる。世論調査の結果をみれば、国民が今何を考え、何を求めているのか分かるだろうに、まだ“菅おろし”でゴタゴタするのか。
菅首相は19日、4月をメドに社会保障の改革案をまとめ、6月には税制の改革案をまとめるとしており、税率引き上げの前に衆院選を実施する考えを表明した。もし総選挙ということになったら、まず16人の造反組は除名処分にすべきである。そして、「政治とカネ」問題の最たる人である小沢氏、首相を辞めてからも問題発言を繰り返す鳩山氏、知名度があるというだけで当選したタレント議員たち、総理経験者というだけでいつまでも居座っている長老たちにはもう世代交代してもらうべく、各選挙区の有権者は古くからのしがらみにとらわれず賢い1票を投じよう。「こんな女にだれがした」という歌の文句じゃあないが、「こんな日本にだれがした」と問われれば、1票を投じた我々国民の責任は大きいといわざるを得ない。
菅首相が「解散・総選挙」に言及したことで、民主党内ではさまざまな動きがあるようだ。小沢氏に近い原口前総務相は近く発売の月刊誌に「菅政権は打倒せねばならない」とする論文を発表。「政権交代の原点を見失い、既得権益にしがみつくのであれば、我々の同志ではない」などと菅首相を厳しく批判しているという。しかし19日、彼は記者団に対し、自らの予算案と予算関連法案への対応について「協力する」と明言した。また、民主党内で首相の退陣論が上がり始めたことに関しては、「とんでもない話だ。菅さんは気の毒だ」と述べたというが、風の吹きようでくるくる回る「風見鶏」にだけはなってほしくない。
ところで、毎月行われる各社の世論調査の結果を見て不思議に思うことがある。11、12日に行われた日本テレビ世論調査をみても、マニフェストの見直しや消費税税率引き上げにも国民は理解を示しており、社会保障と税の一体化についても与野党での積極的な協議を求めている。また、小沢氏への処分にも異論はない、衆議院解散をすぐには求めていないなど、理解を示している部分が多々あるのに、なぜか菅内閣は支持しないという、この矛盾をどう解釈したらいいのかよく分からないのだが…。
18日、 民主党の衆議院議員16人が「政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない」と菅政権を厳しく批判、会派の離脱届を党に提出した。それほど菅政権に我慢ならないなら離党するのが筋というものだが、党に居座って、さらに予算成立時に造反もありうるとか。もし会派離脱を宣言した16人の造反で、3月末までに予算が成立しなかったら、「国民生活が第一」の民主党員として国民にどう言い訳をするつもりだろうか。朝日新聞が19、20日に行った世論調査では、60%以上の人が彼らの行動を理解できないと回答したという。
彼らは当選1回、2回のペーペーばかり、おそらく次の選挙で生き残れる可能性は少ない。そこで、小沢氏への党の処分に反発する姿勢を見せることで、小沢氏の覚えをめでたくし生き残ろうとしたのだろう。それにしても、「今は党内で争っているときではない。まず国民のために…」と、常々、挙党一致を叫んでいた親小沢派の面々が、この騒動について沈黙しているのも不可解でならない。民主党はどういう集団なのか、今更ながら理解に苦しむ。同世論調査では「党が分裂してもいい」と答えた人が40%を超えたそうで、党内で権力闘争を続ける民主党がどうなろうが、もうどうでもいいと思っているのは私だけではないようである。
先日、菅首相は記者団に「首を替えたら賛成するとかしないとか、そういう古い政治に戻る気はさらさらない」と述べた。菅首相を擁護するつもりはないが、誰が首相になっても同じことで、この発言には納得できる。世論調査の結果をみれば、国民が今何を考え、何を求めているのか分かるだろうに、まだ“菅おろし”でゴタゴタするのか。
菅首相は19日、4月をメドに社会保障の改革案をまとめ、6月には税制の改革案をまとめるとしており、税率引き上げの前に衆院選を実施する考えを表明した。もし総選挙ということになったら、まず16人の造反組は除名処分にすべきである。そして、「政治とカネ」問題の最たる人である小沢氏、首相を辞めてからも問題発言を繰り返す鳩山氏、知名度があるというだけで当選したタレント議員たち、総理経験者というだけでいつまでも居座っている長老たちにはもう世代交代してもらうべく、各選挙区の有権者は古くからのしがらみにとらわれず賢い1票を投じよう。「こんな女にだれがした」という歌の文句じゃあないが、「こんな日本にだれがした」と問われれば、1票を投じた我々国民の責任は大きいといわざるを得ない。
菅首相が「解散・総選挙」に言及したことで、民主党内ではさまざまな動きがあるようだ。小沢氏に近い原口前総務相は近く発売の月刊誌に「菅政権は打倒せねばならない」とする論文を発表。「政権交代の原点を見失い、既得権益にしがみつくのであれば、我々の同志ではない」などと菅首相を厳しく批判しているという。しかし19日、彼は記者団に対し、自らの予算案と予算関連法案への対応について「協力する」と明言した。また、民主党内で首相の退陣論が上がり始めたことに関しては、「とんでもない話だ。菅さんは気の毒だ」と述べたというが、風の吹きようでくるくる回る「風見鶏」にだけはなってほしくない。
ところで、毎月行われる各社の世論調査の結果を見て不思議に思うことがある。11、12日に行われた日本テレビ世論調査をみても、マニフェストの見直しや消費税税率引き上げにも国民は理解を示しており、社会保障と税の一体化についても与野党での積極的な協議を求めている。また、小沢氏への処分にも異論はない、衆議院解散をすぐには求めていないなど、理解を示している部分が多々あるのに、なぜか菅内閣は支持しないという、この矛盾をどう解釈したらいいのかよく分からないのだが…。
職業柄だと思いますが、菅政権支持です。
薬剤師会は自民党に何人も議員を持ってますが、既得権益へのしがみつきに嫌気がさしてます。
理解に苦しむのは、我が佐賀1区の原口さん・・・(^^;)
地方選で会うと思うので、しっかり言ってきます!
原口さんの行動を、もし選挙にでもなれば今の民主党では勝てないかもしれないので、新会派をつくり、アピールするのが目的だという人もいるようです。
要職をはずされたとたんに菅政権を批判するようになった原口氏には少々がっかりしています。
議員はみんな、選挙に勝つことしか頭にないようで、もう選挙に行っても白紙投票したい気分です。
衆議院の選挙方法を小選挙区比例代表併用制(並立制ではない)に改め、選挙をやり直したらどうかと思うのですが、いかがでしょう。久しぶりの投稿なので、もしかしたら書き込んでいたかもしれません。
これ幸いと政権奪還の手立てしか考えない自民党。
全く置き去りでツケばかりまわされる国民はどうしたらいいのでしょうね。
平和だからそれでいいと泣き寝入りはしたくないけれど、一人一人は1票という支持の力しかありません。
以前にも小選挙区比例代表併用制のことを教えていただきました。
私も今の選挙方法には疑問を感じます。投票したい候補者がいないのに、支持政党だからというだけで投票することには抵抗があります。
でも、範囲が全国となると候補者選びが大変ということもありますね。
♠おくだっちさま
またまた小沢氏側近の政務官が辞職届け。この松木氏の辞任を「果敢な行動だ」と評価し、「これからは日替わりメニューだ。次は誰にしようか」と際どい冗談も出たという記事もあります。こういう発言をする人が国民の代表だとは腹立たしくてなりません。
もう民主党はガタガタですね。寄り合い政党だとしてもこうも薄っぺらだとは、もう絶対投票しません。