とうとう第５波来襲？・・・

　日の出時刻が１分ずつ遅くなっている。今日も暑くなるらしいわ。

　今年もササユリ見つけた。今のところ８本くらいだが、たくさん咲いてね。

　東京では27日に過去最多の新規感染者2848人を記録し、28日には3177人と、２日連続で過去最多記録を塗り替えた。
　菅首相は27日の記者会見で「30代以下が約７割を占めている。まずは４連休含め現状分析をし、各自治体と連携しながら強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と述べた。さらにオリンピックについて「中止の選択肢はない」との認識を示したうえで、テレビなどでの観戦を呼びかけた。また、東京を中心に感染が拡大していることを踏まえ、「重症化リスクを７割減らす新たな治療薬を政府として確保した」と強調した。いつもながら菅首相の楽観的というか、状況認識の甘さ、危機感の乏しさに失望感が増す。
　東京都の感染拡大が、隣接する３県にも影響を及ぼしているとの指摘に、政府は早ければ30日にも埼玉、千葉、神奈川の3県に、緊急事態宣言の発令を決定するという。が、緊急事態宣言を発令しても、ちょっと状況が改善されてきたら解除。そしてまた発令。出したり、引っ込めたりと、昨年４月から同じことを繰り返してばかりいる。これでは緊急事態宣言の重みは薄れて、効果はほとんどないだろうと思う。
　また政府は若い世代の感染拡大に危機感を募らせているが、若者たちは「緊急事態宣言は４回目。慣れてしまって、感染する恐怖感もなくなってきている」と。これでは何も言っても「馬の耳に念仏」だ。
　一方、感染症対策分科会の尾身会長は東京都の感染拡大に関し「医療の逼迫が既に起き始めているというのがわれわれの認識だ」と語り、「人々にしっかりと危機感を共有してもらえるメッセージの出し方と、感染状況にふさわしい効果的な対策を打つべきだ」と指摘した。ご説ごもっとも！　これができないのは菅首相のブレーンの能力不足と言われても仕方ないね。
　小池都知事は「若い方にワクチンを打ってもらうことが重要だ」というが、危機感のない若者たちを説得するのは並大抵ではなかろう。素人考えだが、コロナ感染増はオリンピックが終わらなければどうにもならないような気がする。
　
　今のところオリンピックは順調に進んでいるらしい。競技会場では日本勢のメダルラッシュが続いている。どこの局も朝から晩までオリンピック中継ばかり。メダルを取れば新聞は号外を出し、テレビ中継に世間は大騒ぎ。こうした状況にあればコロナ禍を忘れ、気が緩んでしまうのも仕方ないのかも…。
　少々腹のたつことがある。NHKはオリンピック開催中、６時10分のローカルニュースは50分から10分間に変更。７時の全国ニュースでも決勝戦の中継を優先、ニュースが中断され、勝負がつくまでじっと待たされる。Ｅテレビに切り替えれば決勝戦は見られるし、あとで録画を放映すればいいではないか。ニュースはきちんと時間通りに放送すべきだろう、とイラつくババ。オリンピックはニュースで結果を知れば十分である。