西武から米メジャーリーグのマリナーズへの移籍が決まった菊池雄星投手が3日入団会見を行った。
40分に及ぶ入団会見全編を見たが、彼の英語力がすごい! 過去に、メジャー挑戦した日本人選手の中で、こんなすばらしい入団会見をやったのは雄星以外、私は知らない。
冒頭のでのあいさつの中で、これまで応援してくれた家族、友人、西武球団など、その他たくさんの人たちを挙げて感謝の気持ちを述べた。部分的に英単語が分かっただけだが、謙虚な姿勢にも感心した。
その後も英語の質問に対して、通訳が日本語に訳すとそのまま迷うことなく、次から次へと英語で返答して見せた。が、「日本語通訳を介して受けていたが、何を聞かれているかは大体分かっているようだった」という現地記者もいたとか。日本人記者からの質問は通訳が英訳し、雄星の返答をまた英訳するという配慮もよかった。
メジャーへの思いを抱いた高校時代から英語の勉強も積み重ねてきたと言い、「聞き苦しい下手くそな英語で申し訳なかったとまずは言いたい。こうやって世界最高峰の舞台でプレーする中で、たくさん文化の違いや環境の違い、考え方の違いがあって、超一流の選手とプレーするので、せっかくなら自分の英語で、いつか世界一の舞台に立っている選手と話してみたいという思いを高校時代からずっと持っていたので、少しずつ勉強してきたつもりです」と述べたが、ずいぶん努力してきたんだろうなあ。たいしたもんだ!
雄星は西武にいた時から外国人選手と積極的に会話し、実践経験を積むことで少しずつ語学を習得していったらしい。ある球団関係者は「勤勉な性格で近年は英会話教室にも通っていた。夢を切り開くために、自分なりに考えて準備を進めていたのだろう」と語っている。
彼の読書好きは以前から耳にしていた。西武入団後、50~60冊の愛読書を寮に持ち込んだという話は有名である。またイチローに心酔しており、彼に関する本はすべて読んだ、と今回の会見で語っていた。
昨年、NHK特番で雄星の日常生活が放送されたが、暇さえあれば書店に通う姿があった。また、ここまでやるかと思われるくらい厳しいトレーニングを日課とし、常に自己のスキルを伸ばす事に集中し鍛錬を怠らない姿に感動すら覚えた。
高校時代から彼の隠れファンを自認しているババ。新年早々のこのニュースはわが事のようにうれしい。これからも一層の活躍を期待しているよ。BS放送で試合中継があれば一生懸命応援するからネ。
先日会見模様の「記事」をちらりと見て
きっとブログで晴れやか発表あると!
お待ちしていました。
黙って男は勝負する」近頃では見かけることが少なくなった日本男子の良い意味での
モデル!勤勉で自己に厳しく潔い
本場「米国」で大いに活躍して貰いましょう。
試合中継鑑賞までは無理?ですが、応援団のお仲間に。
ええ、うれしくて! まるで自分の孫のことのように喜んでいます。
あの英語での会見には驚きました。外国語で自分の気持ちを表現するというのは大変なことですが、臆せず見事にやってのけました。やっとYouTubeの動画になったので貼り付けました。
やはり本をたくさん読んでいるからでしょうか、話す内容がしっかりしています。ますます気に入りました。どうか今の謙虚な気持ちを忘れずメジャーで大成してくれることを祈っています。
今年の楽しみが一つ増えました。